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紅茶の種類|定番から人気まで!シーンに合わせたフレーバーをご紹介

定番紅茶種類人気

2022/07/20

朝やティータイムなどさまざまなシーンで飲まれている紅茶。たくさんの種類があって、どれを飲むか迷う人も多いのではないでしょうか。

今回は、定番から人気の紅茶まで、シーン別に詳しくご紹介します!

目次[ 表示 ]

代表的な紅茶の種類

ここでは、代表的な紅茶の種類を7つご紹介します。

世界三大紅茶

まず、紅茶には『世界三大紅茶』があります。

ダージリン

引用元:伊藤園 お茶百科

インドが原産地のダージリン。マスカットのようなフルーティーな香りと味わいで、爽やかさと上品な渋みがあります。茶葉の収穫時期によってファーストフラッシュ(一番摘み)セカンドフラッシュ(二番摘み)オータムナル(秋摘み)があります。収穫時期によって異なる味わいが楽しめるのが特徴です。ストレートで飲む場合は、セカンドフラッシュが最高級とされています。

原産地
インド
水色
薄い黄金色からオレンジ
香り
マスカットの香り
爽やか、やさしい口当たり
おすすめの飲み方
ストレート

ウバ

引用元:伊藤園 お茶百科

原産地はスリランカ南東部の標高約1800mに位置します。バラをイメージさせるような甘い香りがあり、キレのいい渋みとのバランスがよいのが特徴です。このフレーバーの最高級の茶葉が出回るのは7月〜9月頃です。

原産地
スリランカ
水色
明るい橙色
香り
メントールの香り
コクがあり、爽やかな渋みがある
おすすめの飲み方
ストレート・ミルクティー

キーマン

引用元:伊藤園 お茶百科

中国が原産地の希少な紅茶です。果実のような強い甘みと蘭のような甘い香り、お香のようなスモーキーな香りが特徴です。特におすすめの飲み方はストレートで、この独特の香りを楽しむことができます。品質が最もよいとされるのは8月です。

原産地
中国
水色
深い赤銅色
香り
花のような甘い香り、スモーキー
渋みは少ない、甘みがある
おすすめの飲み方
ストレート

三大紅茶に続いて、有名な紅茶4つを紹介します。

アッサム

引用元:伊藤園 お茶百科

北東インドのプラマプトラ河の両側に広がるアッサム平原が原産地です。甘味が強く、コクのある味わいと芳醇な香りが特徴です。6月〜7月のセカンドフレッシュが最良品とされています。濃い味わいであるため、ミルクティーに最適です。

原産地
インド
水色
濃い赤褐色
香り
芳醇
コクがある強い味わい
おすすめの飲み方
ミルクティー

ニルギリ

引用元:横砂園 公式通販サイト

原産地は南インド西ガーツ山脈南部に位置しています。やさしく爽やかな香りと程よい渋みがあり、セイロンティーと似たやさしい味わいが特徴です。特に、レモンティーやミルクティーとして飲まれることが多いです。

原産地
インド
水色
明るい濃い橙色
香り
柑橘系のような香りと渋み
フルーティーでスパイシーな味わい
おすすめの飲み方
ミルクティー・レモンティー

ケニア

引用元:有限会社アフリカンスクエアー 公式サイト

その名の通りケニアが原産地の紅茶です。おだやかなコクがあり、マイルドな渋みがある紅茶です。ほんのりとした甘みのある香りもあるため、くせが少なく飲みやすいです。

原産地
ケニア
水色
濃い赤橙色
香り
綿菓子をイメージするような香味
マイルド
おすすめの飲み方
ミルクティー

ジャワ

引用元:世界の紅茶

インドネシアが原産地の紅茶です。苦味や渋みが少なく、くせのない風味が特徴です。ノンシュガーやストレートでも楽しむことができます。

原産地
インドネシア
水色
赤橙色
香り
フレッシュな若草とライムのような香りと
ナツメグ、シナモンを連想させるような刺激的な香り
渋みが少ない
おすすめの飲み方
ストレート

代表的な紅茶の産地

ここからは、代表的な紅茶の産地を4つ紹介します。

引用元:伊藤園 お茶百科

インド

紅茶の生産量、消費量がともに世界第一位となっています。国内消費量が多いため、輸出はあまりされていません。代表的な紅茶として、『ダージリン』、『アッサム』、『ニルギリ』があります。

『ダージリン』は西ベンガル州北部、ブータン、ネパールに挟まれた東ヒマラヤ、カンチェンジュンガ山の麓500〜2000mの山岳地帯で生産されています。5月末〜6月の日照時間は長く、昼夜の寒暖の差は大きくなります。これが茶葉にとってストレスとなり、香りがよくなります。

『アッサム』はヒマラヤ、チベットを源とするプラマプトラ川に沿うアッサム地方は標高50〜500mに位置し、肥沃な土地と十分な降雨があり、紅茶の栽培に適しています。

『ニルギリ』南インド西ガーツ山脈南部の標高1000〜2000mの高原で生産されています。1〜3月は乾季となり、香味が強くなって品質は向上します。

スリランカ

生産量はインド、ケニアに続いて世界第三位となっています。かつての国名である『セイロン』は、現在は紅茶の代名詞となっています。

主な産地は気候の影響、11月〜2月の貿易風、5月〜9月の偏西風により、中央山岳地帯を挟んで南東側のウバ地区、西側のディンブラヌワラエリア地区に分けられます。

『セイロン』は水色、味、香りのバランスがよいのが特徴です。

中国

中国は茶発祥の地で、紅茶も18世紀後半に中国で誕生しました。代表的な紅茶に『キーマン』があります。『キーマン』は中国の安徽(あんき)省南部の標高数100m程の丘陵で生産されています。

ケニア

東アフリカの代表的な紅茶産地で、世界第一位の茶輸出国です。世界生産量はインドに続き第二位となっています。ケニアはインド洋に面する赤道直下の高原国であり、茶園の標高は平均して2000mもあります。熱帯性の気候で年間雨量が1500m以上あるため、お茶の栽培に最適な地域となっています。

紅茶の飲み方

ストレート

お湯で抽出した紅茶をそのまま飲む飲み方です。茶葉本来の味や香り、コクを楽しめます

ミルクティー

お湯で抽出した紅茶にミルクを入れる飲み方です。マイルドで優しい味わいが楽しめます。茶葉を選ぶ際は、強いコクや香りをもつ紅茶がおすすめです。

レモンティー

お湯で抽出した紅茶にレモンスライスまたはレモン果汁を入れる飲み方です。すっきりとした爽やかな味わいを楽しめます。レモンティーには渋みの少ない茶葉が適しています。

フルーツティー

紅茶にアップルやオレンジ、ピーチなどのフルーツを入れる飲み方です。紅茶とフルーツの甘みを楽しむことができ、フルーツのビタミンを摂取することもできます。渋みが少なく、優しい味わいの紅茶が向いています。アイス、ホットのどちらでも美味しくいただけるので、季節や体調に合わせて飲むことができます。

シーン別のおすすめ紅茶

ここからは、朝・昼・おやつタイム・夜に合わせたおすすめの紅茶を紹介していきます。

朝におすすめの紅茶

イングリッシュブレックファスト

古くからイギリスで親しまれている伝統的な紅茶です。上質な紅茶の芳醇な味わいが楽しめます。

バランスのとれたまろやかな味わいが特徴の紅茶で、ミルクティーで飲むのがおすすめです。

トワイニング|イングリッシュ ブレックファスト

アッサム

濃厚な風味と芳醇な香りが感じられ、カフェインも多く含まれているため、眠気を飛ばしたい朝に最適な紅茶です。

濃厚な水色と味わいが短時間で抽出できるCTC製法のアッサムです。紅茶の中でも味が濃いため、ミルクティーにも最適です。

有機紅茶 アッサム 100g

昼におすすめの紅茶

アールグレイ

アールグレイは、茶葉に人工的に香りをつけたフレーバーティーのひとつです。茶葉にベルガモット(柑橘系)のフレーバーがつけられています。アイスティーとして飲むのが人気で、カフェや喫茶店で「アイスティー」を注文するとアールグレイが出てくることも多いです。香りが特徴ですが、ミルクティーとしても美味しくいただけます。

スリランカの標高1200〜1400mの高地で栽培された茶葉です。ティーバッグタイプであるため、手軽に楽しむことができます。

JANAT|アールグレイ

ダージリン

特有のフルーティーな香りがあり、爽快感のある引き締まった渋みと深いコクのある味わいが特徴です。ランチタイムに一息つきたいときにぴったりです。

香り豊かで果実味があふれる味が特徴です。農薬や化学肥料を使わないマカイバリ茶園で生産されており、海外から日本に輸入される紅茶として第一号の有機JAS認定を取得した商品です。

マカイバリジャパン|フェアトレード オーガニック・ダージリン紅茶

おやつタイムにおすすめの紅茶

ケニアティー

マイルドな渋みのあるケニア紅茶のミルクティーは、シフォンケーキによく合います。おやつタイムに最適な紅茶です。

標高2000mを超える高冷地栽培のため寒暖差があり、高品質の茶葉が生産できます。ミルクティーにするとさらに美味しくいただけます。

ケリチョゴールド ピュアケニアティ

フレーバーティー

フレーバーティーにはアールグレイの他にも、はちみつやバニラ、チョコレートの香りのものなど種類が豊富です。一緒に食べるお菓子やケーキとの組み合わせを考えながら選ぶこともできます。

インドのマカイバリ茶園では、自然の生態系を生かしたバイオダイナミック農法が行われており、ここで育てられた希少な有機栽培の茶葉が使われています。良質なダージリンの春摘リーフティーをベースにし、天然由来の香料を使用しています。みずみずしい柑橘の香りと上品な味わいが特徴です。

有機フレーバーティー・ティーバッグ

夜におすすめの紅茶

ハーブティー

カモミールやラベンダー、リンデンなどのハーブには高いリラックス効果があります。就寝前にハーブの香りに包まれることで、心も身体もほぐれて安眠が期待できます。

カモミールを中心にスペアミント、レモングラスなどがブレンドされています。少し癖はありますが、落ち着く味わいです。

セレッシャル「20BGスリーピータイム」

カフェインレス紅茶

就寝前に紅茶を飲みたいがカフェインが気になるという方におすすめです。

アールグレイ・セイロン・ピーチ・ストロベリー・アップル・キャラメルの6種類の紅茶セットです。不思議の国のアリスをモチーフにしたブック型のパッケージで、プレゼントにもおすすめです。気軽に飲めるティーバッグタイプであるため、就寝前でも簡単に用意して楽しむことができます。

ポット・マジョラム ノンカフェイン紅茶 バラエティーセット

紅茶を飲んでリラックスしよう

以上、紅茶の種類や産地などをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

産地だけでなく収穫時期によって同じ茶葉でも味に変化が出る紅茶は奥深いですね。

ぜひ、お気に入りの紅茶を見つけて、素敵なひとときをお過ごしください!

この記事を書いた人

とも

埼玉県出身の「とも」です。 主に、グルメ・旅行・暮らしのジャンルを書いています。 食べることと洋楽が大好きです。 毎日が楽しくなるような記事をお届けします!

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