目次[ 表示 ]
- 子どものおもちゃ収納の悩み
- おもちゃの収納グッズを選ぶ時の3つのポイント
- 1:四角いタイプのものを選ぶ
- 2:子どもにとって安全なものを選ぶ
- 3:手持ち部分があるものを選ぶ
- 収納グッズを使ったおもちゃの収納アイデア14選
- 1:カラーボックス+つっぱり棒を使った収納アイデア
- 2:カラーボックス+各種ボックスを使った収納アイデア
- 3:セクションファイルを使った収納アイデア
- 4:壁面シェルフを使った収納アイデア
- 5:ラックを使った収納アイデア
- 6:ワイヤーネットを使った収納アイデア
- 7:ペグボードを使った収納アイデア
- 8:ディスプレイボックスを使った収納アイデア
- 9:すのこを使った収納アイデア
- 10:ビニールプールを使った収納アイデア
- 11:洗濯ネットを使った収納アイデア
- 12:ポリプロピレンケースを使った収納アイデア
- 13:仕切り収納ボックスを使った収納アイデア
- 14:マルチバスケットを使った収納アイデア
- 子どものおもちゃを収納しやすくするポイント6つ
- 1:おもちゃの量を見直す
- 2:遊ぶ頻度や種類によって仕分ける
- 3:収納する箱は3つに絞る
- 4:おもちゃの片付けをゲーム感覚にする
- 5:イラスト・写真などを箱に貼る
- 6:子どもが取りやすい位置に収納する
- 子どもがおもちゃを収納しやすいよう工夫しよう!
子どものおもちゃ収納の悩み
「子どもがおもちゃを散らかしたまま片付けない」といった悩みがある方も多いのではないでしょうか。幼稚園や保育園などでは、片付けができているのに家ではしないことが、悩みを大きくさせてしまう方もいます。
家で片付けないのはなぜかと考えた時に、子ども目線を取り入れているかどうかといった違いがあります。幼稚園などでは「カバンはロッカー、おもちゃは棚」と決まっていて、子どもに分かりやすいイラストなどを貼って工夫しています。
また、遊ばせる時も他の子どもの邪魔にならないように、スペースを区切っています。このように、子ども目線で遊ぶスペースや、片付け場所の分かりやすさを考えてあげるのが大切といえるでしょう。
おもちゃの収納グッズを選ぶ時の3つのポイント
子ども自身におもちゃを収納させるためには、子どもの目線を取り入れることが大事になります。しかし、そうすると、おもちゃの収納グッズをどのように選ぶと良いのか、難しく考えてしまうこともあるでしょう。
そこで、おもちゃの収納グッズを選ぶ時の3つのポイントを説明していきます。
1:四角いタイプのものを選ぶ
収納グッズではカゴがよく使われますが、形が四角いタイプもあれば丸いタイプもあります。どちらも変わらないと考える方もいますが、同じ大きさだった場合、丸いタイプの方が無駄な空間ができてしまいます。
そのため四角いタイプの収納グッズを選びましょう。四角いタイプのものであれば、部屋の隅に置いたとしても隙間なく置けるためおすすめです。
2:子どもにとって安全なものを選ぶ
子どもにとって安全な収納グッズを選びます。収納グッズには様々なものがあり、材質や形に気をつけましょう。鋭い角がなく丸くしてあるか、木箱などはトゲがないかといった視点で、怪我なく収納できるかを確認していきます。
3:手持ち部分があるものを選ぶ
収納グッズは、手持ち部分があるものを選びます。
手持ち部分がないと、収納グッズを抱えて運ぶことになり、転ぶ原因になります。また、抱えること自体が子どもにとって大変であるため、片付けをするのが嫌になってしまうこともあります。
収納グッズを使ったおもちゃの収納アイデア14選
収納グッズのポイントが分かったからといって、どのような収納方法が子どもに合っているかすぐに判断できるものではありません。収納グッズを使ったおもちゃの収納アイデアを14選紹介していきます。子どもや家のスペースに合っているか参考にしてみてください。
1:カラーボックス+つっぱり棒を使った収納アイデア
1つ目は、カラーボックスの中に、つっぱり棒を使う方法があります。カラーボックスは安くシンプルな形ですが、高さが余るとスペースが無駄になってしまうため、つっぱり棒が役立ちます。
カラーボックスの幅に合わせたサイズのつっぱり棒を2〜3本用意し、平行にボックス内に突っ張らせます。つっぱり棒でできた棚は、軽いものであれば乗せられるため、軽いおもちゃの収納が可能です。つっぱり棒1本だけでも子ども用の小さなクローゼットにもなります。
2:カラーボックス+各種ボックスを使った収納アイデア
カラーボックスに各種あるインナーボックスをセットして、収納しやすくすることもできます。特にコツはなく、カラーボックスにインナーボックスを入れるだけです。様々な大きさのインナーボックスがあると、おもちゃの大きさに合わせた仕分けができます。
カラーボックスにインナーボックスをセットしておけば出し入れしやすく、子どもがそのまま持って行って、遊ぶスペースで簡単に片付けられるでしょう。
3:セクションファイルを使った収納アイデア
セクションファイルを使った収納も可能です。セクションファイルは蛇腹型になっているため、書類などを入れることができます。
しかし、それだけでなくおもちゃの収納においては、女の子が遊ぶお人形のお洋服を収納することもできます。セクションファイルは大きく開くため、中が見やすく取り出しやすいでしょう。
また、お人形のお洋服を広げたまま収納することができるため、シワにならず綺麗な状態で保管することも可能となっています。
4:壁面シェルフを使った収納アイデア
壁面シェルフを壁に取り付けておもちゃを収納するアイデアもあります。壁面シェルフを壁に設置して、小さいおもちゃやフィギュアを並べていくだけの作業です。収納というより飾ることに近く、オシャレなインテリアになります。
遊ぶだけでなく飾りにもなれば、子どもも大人もおもちゃの世界観を見て楽しめるでしょう。
5:ラックを使った収納アイデア
ちょっとしたスペースにラックを使うと、収納できるものが増えます。ラックは大きいものから小さいものまであるため、用途に合わせてサイズを選ぶことが可能です。
棚に子どもの本を収納すると、本の上にスペースができることもあります。そこに組み立てたラックを本の上にくるようにすると棚の中にちょっとした棚ができて、下段に本、上段におもちゃといった収納が可能です。
6:ワイヤーネットを使った収納アイデア
ワイヤーネットを使った簡単な収納方法もあります。ワイヤーネットを壁に取り付けてフックを掛けることで、リュック型のおもちゃや縄跳び、お面などを引っ掛けられます。
おもちゃが見やすく、取ったり片付けたりが簡単なため、子ども自身に片付けさせるのに向いています。また、ワイヤーネット同士を結束バンドで繋ぎ合わせて、大きなボックスを作ることも可能です。
大きめのボックスを作れば、ぬいぐるみや剣・鉄砲などの大きなおもちゃの収納も可能になります。ワイヤーネットや結束バンドなどは安価で手に入るため、コストも安く抑えられるでしょう。
7:ペグボードを使った収納アイデア
ペグボードを使った、便利な収納アイデアがあります。ペグボードはカラーバリエーションが数色あり、インテリアに合わせた選択が可能です。自分で穴を空ける必要もなく、フックがあればちょっとした壁として、好きな所に引っ掛けられます。
ペグボードにフックでおもちゃを引っ掛ける場所を作ったり、シェルフや小さいボックスを固定しておもちゃを収納したりしても面白いでしょう。
8:ディスプレイボックスを使った収納アイデア
ディスプレイボックスは小物の収納に役に立ちます。ディスプレイボックスで楽しく収納できるものとして、トミカがあります。トミカは子どもに人気のおもちゃであるため、買ってあげていると次第に増えてしまうでしょう。
トミカをカゴなどにまとめて入れておくと、遊ぶ時に欲しいトミカを見つけにくいですが、ディスプレイボックスに収納しておくと、1台ずつ仕切ってトミカを分けることが可能です。
また、鑑賞して楽しめるため、トミカのような小さなおもちゃを収納するのにディスプレイボックスは便利と言えます。
9:すのこを使った収納アイデア
すのこをリメイクして、収納棚に変えることもできます。すのこをそのまま使うのは難しいですが、2つのすのこを互いに向かい合うように裏返して、下駄部分に棚板を乗せて固定すると棚として使うことが可能です。
棚板の大きさや長さも自由に設定できるため、プラレールなど少し長めのおもちゃの収納にも役立ちます。また、すのこを裏返して斜めに壁へ立てかけると、下駄の部分に絵本を飾ることができ、お気に入りの本を読みたい時にすぐに取り出せます。
10:ビニールプールを使った収納アイデア
ビニールプールを使っておもちゃを収納することもできます。ビニールプールの中に、ぬいぐるみをまとめて収納しておくと便利です。取り出すだけでなく中に入って遊ぶこともできます。
中で遊ぶことを前提にするならば、おもちゃを踏んで怪我をしないように、ぬいぐるみや柔らかいおもちゃだけを収納するなど注意が必要です。
11:洗濯ネットを使った収納アイデア
洗濯ネットを使った収納も便利です。特にミニカーやプラレールのおもちゃなどは、洗濯ネットに収納するとよいでしょう。洗濯ネットは柔軟でおもちゃに合わせられ、持ち手部分が付いているものもあるため、子どもでも簡単に持ち運べます。
洗濯ネットにはキャラクターの柄や、キャラクターの形をしているものもあるため、決まったおもちゃをネットに入れておくなど仕分けしやすくなります。
12:ポリプロピレンケースを使った収納アイデア
ポリプロピレンケースに収納するアイデアもあります。ポリプロピレンケースの引き出しタイプは、おもちゃの出し入れがしやすいです。中にプラレールのおもちゃを並べておくこともでき、引き出しを引けば中のおもちゃをすぐに見分けられます。
13:仕切り収納ボックスを使った収納アイデア
仕切り収納ボックスの収納も便利です。おもちゃの中でも、ブロックはパーツが多くあるため、全て一緒に収納しておくと欲しいパーツを探すのに苦労するでしょう。
しかし仕切り収納ボックスは、仕切りがあることで色別や種類別にブロックを収納でき、パーツを探しやすくなります。
14:マルチバスケットを使った収納アイデア
マルチバスケットを使った収納アイデアもあります。手持ち部分のある大きめのバスケットであるため、ぬいぐるみや剣のおもちゃなどを収納しておくのに便利です。大きいおもちゃは細かく仕分ける必要もなく、バスケットに入れるだけで簡単に収納できます。
素材は色々ありますが、コットンなどぶつかっても痛くない柔らかいものが良いでしょう。
子どものおもちゃを収納しやすくするポイント6つ
子どものおもちゃの収納には、様々なアイデアがあります。子どものおもちゃに関して、さらに大人が手助けできることがあるとしたら、それは子どものおもちゃを収納しやすくなるように工夫することです。
そこで、子どものおもちゃを収納しやすくするポイントを6つ説明していきます。
1:おもちゃの量を見直す
子どもと一緒におもちゃの量を見直します。大人が片付けてみて大変だと思う量は、子どもであればさらに大変でしょう。おもちゃの量としては、カゴ1つに入る量なのか、何分くらいで片付けが済む量なのかといった点を中心に考えていきます。
大事なおもちゃを子ども自身が把握できる量に絞り込むことで、片付けやすい量になるでしょう。
2:遊ぶ頻度や種類によって仕分ける
遊ぶ頻度や種類によって仕分けます。おもちゃの量を減らしたら、次は遊ぶ頻度や種類に仕分けると、おもちゃが散らからずに済むでしょう。現在使っているおもちゃと、あまり使われていないおもちゃに仕分けておけば、子どもも簡単に片付けられます。
3:収納する箱は3つに絞る
おもちゃを収納する箱は、3つに絞ります。おもちゃを収納する箱を大人が用意しても、子どもが片付けてくれない場合もあります。「子どもに合わせた箱でないため、ストレスになっている」ことが理由として考えられるでしょう。
同じ色や細かい引き出しは子どもにとって覚えにくいものですが、3つに分類されている箱であればストレスなく覚えられます。箱を3つに分けるとしても、色や素材などを子どもと一緒に考えて決めることが大切です。
4:おもちゃの片付けをゲーム感覚にする
おもちゃの片付けをゲーム感覚にすることが大切です。収納方法を工夫しても、子どもが片付けを嫌っていたら片付けてくれることはありません。子どもにとって片付けは楽しいものであると思わせることが大事です。
片付けの際に「おもちゃをお家に戻してあげよう」といった声かけや、おもちゃの量を見直したら特別におやつをあげるなどゲーム感覚にすることで、子どもは進んで片付けてくれるようになるでしょう。
5:イラスト・写真などを箱に貼る
イラストや写真などを箱に貼るのも有効です。おもちゃを仕分けた箱にイラストなどを貼ったり、何が入っているか分かりやすくしたりしておくと、子どもは片付けやすくなり探す手間も省けます。
小さい子どもにも通用するため、文字よりもイラストや写真の方が分かりやすいでしょう。
6:子どもが取りやすい位置に収納する
子どもが取りやすい位置におもちゃを収納します。特に小さい子どもの場合は、おもちゃを収納する場所に気をつける必要があります。高い場所では、おもちゃを取ろうとして転んだり、おもちゃを取り落として怪我をしたりすることもあります。
よく使うおもちゃは取りやすい位置に、そうでないおもちゃは少し奥の方に収納するなど、子どもの体格や身長に合わせた収納場所を決めておきましょう。
子どもがおもちゃを収納しやすいよう工夫しよう!
様々なものを使って収納そのものを工夫したり、おもちゃを収納しやすくするためにおもちゃを工夫したりと、色々な方法を紹介しました。
おもちゃは子どもにとって大事なものです。そのおもちゃを子どもが自ら片付けるようになるためには、大人が子どもの目線で考えることが近道になるでしょう。子どもと一緒におもちゃの収納について考え、子どもがおもちゃを収納しやすいよう工夫していくことが大切です。