初めてでも飼いやすいモルモットの種類5選！

動物園のふれあいコーナー等で見かけるモルモットは、人間に懐いてきて可愛いですよね。そんなモルモットを自分でも飼ってみたいという方に、おすすめのモルモットの種類を5選紹介します！
モルモットは品種によって、見た目や性格、懐きやすさに違いがあるので是非参考にしてみて下さい！

モルモットは、齧歯（げっし）目テンジクネズミ属の動物です。日本では、温和で可愛い見た目からペットとして上位の人気を誇ります！
各国で新しい品種が生み出され、現在は10種類以上のモルモットが日本で流通しています。

そんなモルモットの見た目や性格、寿命、価格について以下で紹介します。

オスの方がメスよりもサイズが大きく、成長時の体長は30㎝ほどです。体重はオスは1000g前後、メスは800g前後です。

飼い主の両手に収まるようなサイズ感だとイメージしましょう。

モルモットは品種によって毛の長さが長いものから短いものまでいるのが特徴です。毛の短い子（短毛種）はまるっとしたシルエットが人気で、毛の長い子（中～長毛種）はもふもふとした触り心地が人気です。

短毛種のモルモットは毛が抜けずらいですが、中毛種、長毛種と呼ばれるようなモルモットは、頻繁にブラッシングを行うことが必須です。ブラッシングを行わないと、皮膚病などの病気にかかる原因となります。そのため、見た目だけで選ぶのではなく、そのようなお世話が必要なことを理解した上で品種を選ぶようにしましょう。

モルモットは人間に懐くこともある反面、とても臆病な性格であると言われています。品種によっては社交的な子もいますが、飼っていくうちに徐々に人間に馴らす必要があります。

後ほどおすすめ5種類で紹介するモルモットの中には、社交的で甘えん坊な品種もあるので参考にしてください。
馴れてくると、ピーピーという鳴き声で甘えたり、寂しがったり、ご飯をおねだりしてくることもあるようです。

また夜行性なので、夕方ごろから餌を食べ始めたり、活発になったりします。

モルモットの平均寿命は、品種にもよりますが4～8年です。体の大きい子や、正しく適切な環境で育てられた子は長生きする傾向にあります。

モルモットは、暑さに弱く、環境の変化によるストレスを感じやすいので、長生きさせるためにはモルモットの飼育環境に気をつけましょう。具体的には、風通しを良くしたり、静かな場所にケージをおいたり、こまめにトイレの掃除やブラッシングを行うなどです。

モルモットのペットショップ価格相場は、5,000円前後です。ですが、日本での流通量が少ない品種などは数万円かかる場合もあります。

モルモットの中でも、見た目の可愛さや人間への懐きやすさから人気を誇る品種を5種類紹介します！

それぞれの品種の寿命、目安価格、お世話のしやすさについても知りたい方はチェックしてみて下さい。

モルモットの品種の中で、日本で最も飼われている種類です。毛が短く、ずんぐりとした体型が可愛らしいです。毛の色は、ブラウンやブラックなど様々です。

他の品種に比較すると社交的な性格で、人間に馴れやすいという特徴があります。そのため、見るだけでなく触ったり甘えられたりしたい！という方にはおすすめの品種です。

短毛種なので、ブラッシングの頻度は高くなく、ペットの毛が苦手な方にもおすすめです。

１のイングリッシュに比較して毛が長く、中毛種のモルモットです。全身につむじがあり、毛並みが色々な方向に向いていて寝ぐせのようであるのが特徴的です。

臆病ですが、比較的人間に馴れやすい品種です。

毛は直毛で硬いため、毛が多く抜ける換毛期には、ブラッシングをマメに行う必要があります。普段は3日に1回ほどブラッシングをしましょう。

テディは、毛が柔らかくふわっとしたアメリカン系と、毛が少し長く硬くごわっとしたアビニシアン系の2種類がいます。

性格は、平均的なモルモットのように臆病です。徐々に人間に馴れるように、優しく穏やかに接しましょう。

毛の長さは短毛～中毛の間で、縮れ毛なのでマメにブラッシングをしましょう。

１のイングリッシュに似た短毛種で、頭につむじがあります。毛色は、頭部のみが白いアメリカ系（上写真）と、頭部以外の体にも白い部分がありカラーが様々なヨーロッパ系の2種類があります。

性格は平均的な臆病さですが、馴れると人間にとても懐きます。

毛は短いので、ブラッシングに毎日は時間をとれないという方にはおすすめです。

ロングヘアが特徴で、さらさらで触り心地のよいモルモットです。顔の毛は短いですが、後頭部や脇下の毛がとても長いので、頻繁なブラッシングが必要です。
毛色はブラウン、ブラック、ホワイト、グレーがあります。

性格は他のモルモット同様臆病ですが、ゆっくりと馴らしていきましょう。

おすすめのモルモットを5種類紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

モルモットは見た目や色、触りが心地が様々な子がいます。また臆病な性格ですが、優しく接し馴れさせることで、飼い主に甘えたり懐いたりするようになります！

寿命は犬や猫に比べると短いですが、適切な環境で、マメなお世話をすることで長生きさせることができます。

紹介した品種の見た目・性格や寿命は一例なので、個体によっても差があります。そのため、ペットショップで1匹ずつと向き合ってどの子を飼うか決めてくださいね！