今回は恋愛で使える心理学を16選でご紹介していきたいと思います。
今まで好きな人との距離の縮め方が分からずに苦戦していた多くの人にぜひ参考にしていただきたいものばかりを選んで紹介しているので、ぜひ実践してみてくださいね!
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面白い!好きな人を惚れさせる恋愛心理学16選!男性・女性向け!
吊橋効果
吊り橋効果とは、心理学の実験で吊り橋の上のような不安や恐怖を強く感じる場所で出会った人に対して恋愛感情を抱きやすくなる現象のことです。
映画などでも危機を乗り越えていった2人が恋に落ちてハッピーエンドという結末をよく見る気がしませんか?
それがこの吊り橋効果です!
ドキドキする感情が恋愛なのか、恐怖やパニックに対してのものなのか区別がついていないこともあり、その場合は持続性は望めません。
ですから、吊り橋効果で相手を恋に落としても、そのあとの関係はあなた次第ということになります!
ゲインロス効果
ゲインロス効果は英語で表記すると「ゲイン(Gain)=利益」、「ロス(Loss)=損失」です。
自分に対する利益と損失の印象の差で恋に落とすのがこの効果です。
どういうことでしょうか。
それは最初はマイナスの印象から入ると、後からプラスの印象があったときにプラスの印象を大きく感じるということです。
最初からプラスの印象だと、次のプラスに対しては「予想通り」としか思われません。
しかし最初がマイナスの印象だったときは、同じプラスの印象でも「あれ?」と思わせられるギャップが生まれるため、よりプラスの印象が大きく感じられるのです。
「ギャップ」は恋愛においてとても大切な要素です。
「話しかけづらそうな雰囲気なのに、すごい笑顔で話してくれた!」や「いつもはメイク薄いのに今日は華やかだ!」というのがゲインロス効果の一例です。
意外と簡単なので実践してみましょう!
スリーセット理論
スリーセット理論とは人は相手と会ってから3回目までに相手の印象を決定し、その印象は固定されて変化しないというものです。
映画「花束みたいな恋をした」で菅田将暉さんが「3回ご飯食べて告白しなかったらただの友達になってしまうよ」ということを心の中で唱えるシーンがあるのですが、まさにこれこそスリーセット理論です。
ウインザー効果
ウィンザー効果とは、あることに対して、本人が自ら発信した情報よりも、友人やその周りから言われたことの方が信頼性を獲得しやすいという効果です。
自分から気持ちを伝えるのではなく、「〇〇さんがあなたのこと好きって言ってたよ」と友人から言ってもらうことで相手に意識させるという手法です。
共通の友人にお願いして噂を流してもらい、じわじわと相手の心に自分という存在を植え付けていきましょう。
好意の返報性
好意の返報性とは、相手からの「好き」「愛してる」という気持ちを与えられると同じように「好き」「愛してる」を返したくなるという法則です。
人から何かをしてもらったら自然とお返ししたい!という気持ちになりますよね!
それを好意に変換して、応用しているのです。
ただしここで気をつけてほしいのが、「告白をする=好意を示す」ではないということです。
好意を持っていることを表情や行動、雰囲気で相手に伝えるのです。
初頭効果
初頭効果とは、簡単にいうと「第一印象」です。
最初に与えられた情報がそのあとの情報にも影響を及ぼすという現象で、下の例があげられます。
・努力家で、優しくて、器量がよくて、ネガティブで、プライドが高いAさん。
・プライドが高くて、ネガティブで、器量がよくて、優しくて、努力家なBさん。
おそらくAさんとBさんとでは、Aさんの方が印象がいいのではないでしょうか。
それは「初頭効果」が働いているからなのです。
フットインザドア
フットインザドアとは、自分のお願いを承諾してもらえるように相手を導くテクニックです。
1度目は簡単なお願いを、2回目に本当のお願いをOKしてもらうという方法で、下の例があげられます。
(本が好きな彼に対して)
本の話をする→本を貸してもらえないかお願いをする→一緒に本屋に行こうと誘う
このように本を借りるというお願いから本屋デートへ持ち込むこともできるのです。
フットインザドアの名前は、営業マンが訪問販売の際に「お話だけでも!」とドアの内側へと足を入れる動作が由来になっています。
ダブルバインド
ダブルバインド効果とは、同じ結果になる2つの選択肢を与えて、相手がどちらを選んだとしても自分の望む答えに誘導するという効果です。
「AかB」という選択肢を与えるという時点でもう既に「Yes or Yes」なのがお分かりいただけますか?
例えば「遊びに行きたいんだけど、いい?」という聞き方よりも「江の島とお台場だったらどっちに行きたい?」という聞き方をしたほうが、相手がNoと言う確率がグッと下がるのです。
ダブルバインドとは「二重拘束」という意味があります。
「Yes」しか言わせないやり方がここにあったのです!
ミラーリング
ミラーリングの「ミラー」とは「鏡」のことで、つまり相手の真似をするということです。
大きなアクションではなく、身振りや仕草など些細な行動を、相手に気付かれずに行うことが鍵になります。
ランチョンテクニック
ランチョンテクニックとは、心地良い空間で美味しいご飯を食べると相手は自分に対して好印象を抱きやすくなるという現象です。
確かに素敵な空間と美味しいご飯を提供してくれるお店を知っている人には滅多に悪いイメージはつきませんよね。
初デートでは、素敵な空間で美味しい食事をしながら次のデートの交渉をするといいでしょう。
ロミオとジュリエット効果
ロミオとジュリエット効果とは、カップルが共通の障害やストレスを抱えたとき、お互いの恋愛感情は大いに高まる傾向にあるという効果です。
親からの反対を受けるという大きな障害を前にしたがゆえに2人の恋愛感情もどんどんと大きくなっていきました。
この心理効果は周りから反対されたり、禁止されたりすることによって、逆にやりたくなってしまう「心理的リアクタンス」の効果が働いたからと考えられています。
その「心理的リアクタンス」とは人に何かを強制されると、自由を制限されたと感じ、解放されるために反対された行動をしようとしてしまうことです。
ですから、良くないと分かっていながら浮気をしてしまうことや、社内恋愛禁止の環境での恋愛をしてしまうのはこのような心理的効果が働いているからなのです。
単純接触効果
単純接触効果とは、元々興味がなかったものや人に対して、何回も接触を繰り返すことで、興味を持つようになる心理的現象のことです。
例えば、会う頻度や目が合う機会を増やしてみましょう。直接接触をしなくても、視界に入るだけで意識させることができます。
シンクロニシティ
シンクロニシティ効果とは、相手との偶然の一致によってその数が増えれば増えるほど「運命かも」と感じるという心理現象です。
まるで偶然かのような出来事は意図的に作れるので、気になる相手にぜひ試してみてください!
パーソナルスペース
パーソナルスペースとは、他人が入ってくると不快に感じる距離感のことです。
しかし相手との関係によってスペースの大きさが変わってくることは日常生活を送っている中で分かっていただいていると思います!
これを利用して、少しずつ相手との物理的距離を詰めてみましょう。
少しずつ詰めることによって違和感なく受け入れてもらえるようになるでしょう。
大事なのは「あの人距離近くない?」と思わせないようにすることです。
器用にだんだんとこのパーソナルスペースに入っていくことで「この人は大丈夫だ」と安心してもらえるようにしましょう!
ジョハリの窓
人間には4つの面があると言われており、それがジョハリの窓です。
【ジョハリの窓】
- 開放の窓:自分も他人も分かっている面
- 未知の窓:自分も他人も分かっていない面
- 盲点の窓:自分は分かっていないけれど、他人は分かっている面
- 秘密の窓:自分は分かっているけれど、他人は分かっていない面
この4つのうちで褒められて最も嬉しいのは、3の「盲点の窓」です。
相手をよく観察して、相手がまだ気付いていない良い部分を探して褒めれば、相手を喜ばせることができ「あなたがこう言ってくれたのが嬉しい」という感情を相手に抱いてもらえ、相手の特別な存在になることができます。
ただ、この盲点の窓だけにこだわる必要はありません。
「褒められる」というのは誰でも嬉しいものです。
相手をじっくり観察していけば、1つや2つは自分でも気付いていない部分があるはずです!
ピーク・エンドの法則
ピーク・エンドの法則とは、あることに対して記憶や印象に残っているのは感情が最も高ぶったピークの出来事と、最後の出来事だけで、その2つが全体の印象を決定するという法則のことです。
デートで多少ミスをしてしまっても、最後にプレゼントを素敵な状況で渡せればまた会いたいと思ってもらえるはずです。
恋愛心理学を網羅してあなたもモテモテに!
いかがでしたか?
恋愛心理学というものですから、きっと難しいものを想像していたと思いますが、意外と実践しやすくて簡単ですよね!
好きな人、気になる人がいる方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!