「カバディ」というスポーツを知っていますか?
「聞いたことはあるけど、詳しく知らない」という人が多いと思います。
テレビ東京では、「灼熱カバディ」というカバディを題材にしたアニメまで放送されるなどマイナースポーツ界ではNo,1の認知度を誇ります。
そんな「カバディ」のルールや魅力を紹介していきます。
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『カバディ』って何?
「カバディ」とは、インド発祥であり、インドの国技でもある主に南アジアで行われるスポーツです。日本では、あまり馴染みはありませんが、かなりの人気を集めています。
カバディは「究極のおにごっこ」と言われており、ドッジボールくらいのコートがあればできることに加えて、激しさや駆け引きが楽しいスポーツです。
攻撃中は「カバディ、カバディ」と言い続けなければいけないという独特のルールが特徴的です。
『カバディ』のルール4選
ここからは、カバディのルールを4つ紹介していきます。
試合は7対7で行う
基本的には、7対7で試合を行います。1チーム10人~12人の構成が一般的ですが、人数が少ない場合は最低でも5人いれば試合を行うことができます。
また、ドッジボールの要素もあり。アウトになった選手はコートの外に出なければいけません。そのため、極端な話、7対1の時もあれば、1対1の時もあります。
コート
カバディを行うにあたって一番重要なのが「コート」です。
男子は縦12.5m×横10m、女子は11.5m×横8mとなっており、「テコンドーマット」を使用しているため、クッション性が高く怪我防止にもなっています。
攻撃側のルール
攻撃チームは「レイター」と呼ばれる攻撃者を1人選び、そのレイタ―が守備側のコートに入ります。守備側は7人入り、その守備側の人たちを「アンティ」と呼びます。レイダーは「カバディ、カバディ」と言い続けながら、アンティにタッチします。そして、タッチした後に、自分チームのコートに戻ってくることができれば、タッチした人数分だけ得点が入ります。
「カバディ、カバディ」と声を出すことを「キャント」といい、レイダーは一息分でキャントしている間しか攻撃することができません。
守備側のルール
守備側のチームは、点数を阻止するため、キャッチングと呼ばれるレイダーを捕まえたりする行為を行います。レイダーが自分コートに戻ることを防ぐことができれば守備側に1点入ります。守備側のタッチされた選手、攻撃側のキャッチングされた選手はアウトとなり、味方が得点を入れるまでコートの外でいなければいけないというドッジボール的要素も含まれています。
カバディの魅力3選
次にカバディの魅力を紹介していきます。
「カバディ」と言い続ける独特のルール
何といっても攻撃中に「カバディ、カバディ」と言い続けなければいけないというルールが魅力的です。「カバディ」という言葉に意味はないらしいのですが、他のスポーツにはない独特のルールがカバディの魅力の1つです。
意外と激しいスポーツ
カバディを「格闘技」という人もいます。カバディは髪の毛一本でも、服でもとにかく相手に触れることができればOKでありながら、蹴りも手刀もOKというルールなので、攻撃側が守備側の対して瞬時に触れに行く様子が格闘技と似ていると言われており、想像以上に激しいスポーツなのです。
何一つ道具がいらない
これが、カバディをおすすめする理由の一つです。野球などのスポーツは道具が多く、始めるための準備が必要になりますが、カバディは、体一つあればできる競技なので、簡単に始めることができます。「究極の鬼ごっこ」というように子供でも遊ぶことができるスポーツなので、大変魅力的です。
マイナースポーツNo.1『カバディ』を楽しもう!
漫画、アニメ化もしている「カバディ」のルールと魅力を紹介してきました。
実際に見てみると、結構激しく、駆け引きが見ていて面白いです。
名前だけ聞いたことがある人はこれを機に、「カバディ」というマイナースポーツに注目してみてください!