20219年にお笑い芸人の「さらば青春の光」の「森田」さんが日本代表として世界大会に出場してから徐々に認知度が増してきたスポーツ「モルック」。
そんな、注目度抜群のマイナースポーツ「モルック」のルールや魅力を紹介していきます。
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『モルック』って何?
『モルック』は1996年にフィンランドのカレリア地方で誕生し、ビールを飲みながら誰でも気軽に楽しめるスポーツです。
地面に並べられた複数の木のピンを「モルック」という木の棒で投げ当て獲得した得点を競うスポーツになります。
ボウリングとダーツを融合したようなイメージになります。
※イメージ図 引用元:マイナースポーツ部
『モルック』に必要な道具
モルックに必要な道具は以下の3つになります。
・モルック(投げる木の棒)
・スキットル(立て並べてある木のピン)
・モルッカ―リ(投げる位置を示す)
引用元:日本モルック協会
中でも「モルック」と「スキットル」はなくてはいけません。モルッカリー他のもので代用できるので、なくても大丈夫です。
『モルック』の基本ルール5選
ここからは『モルック』の基本ルールを5つ紹介していきます。
得点を50点ちょうどにすれば勝利
モルック(木の棒)で立て並べてあるスキットル(木のピン)めがけて投げ、獲得した点数がピッタリ50点にしたチームの勝利なります。
ちなみに50点を超えてしまった場合は、25点からの再スタートとなります。
投げるときは必ず下から投げる
モルック(木の棒)を投げる時は、必ず下から投げるというのがルールです。
投げ方には、いくつかフォームがあり、狙いたい得点や状況に応じて、投げ方を使い分けることもあります。
得点の仕方が2パターンある
スキットル(木のピン)を倒すと獲得できる得点の仕方は2パターンあります。
それぞれ紹介していきます。
スキットルが1本のみ倒れた場合
倒れたスキットルに書いてある数字がそのまま得点となります。
(例):「7」という数字が書かれているスキットルを倒した場合は「7」点獲得することができます。
スキットルが2本以上倒れた場合
倒れたスキットルの本数分が得点となります。
(例):スキットルが9本倒れた場合は「8」点獲得することができます。
加えて、スキットルが地面に完全に倒れていないと得点にはなりません。
下記の写真のようなケースの得点にはなりません。
引用元:日本モルック協会
また、3回連続でスキットルを倒すことができずに、失投してしまった場合は0点と記録され失格となります。
倒れたスキットルはその場で立てられる
自分のターンで倒すことができたスキットルは、その位置で再び立て並べられ、相手ターンになります。このルールがあるからこそ、モルックは戦略が必要になります。
倒されたスキットルは元々あった位置からどんどん離れ、試合終盤には、スキットルがあらゆるところにバラバラの位置に立っているという状況もあります。
そのため、相手との駆け引きや戦術が必須となります。
投げる距離は3.5m
モルックを投げる距離は3~4mとされていますが、日本の公式試合では3.5mと規定されています。つまり、道具と3.5mの幅があればモルックをプレーすることができます。
『モルック』の魅力
ルールが分かったところで、次は『モルック』の魅力を紹介していきます。
運動能力以上に戦略性や器用さが求められる
紹介したように、『モルック』は身体能力以上に戦略とモルックを投げる正確無比なコントロール、そして相手チームとの駆け引きが求められます。
自分が狙った位置に投げられるか、どのようすればより早く50点に到達できるかなど体力よりも思考力を試されるので、運動神経が良くなくても楽しむことができます。
狭い場所でも行える
広いところは必要ありません。必要最低限の場所と道具さえあれば、家の中でもプレーすることができます。ルールを簡単ですぐに理解できるので、友達を集めて近くの公園でプレーするというのもおすすめです。
性別・年齢関係なく楽しむことができる
ルールさえ、理解できれば、性別・年齢関係なく対等に勝負することができます。
キャンプやBBQでお酒を飲みながらやったり、近くの公園で子供一緒にやったりと、誰でも気軽に遊ぶことができます。
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