海外のホテルでのチェックイン・チェックアウトの方法には日本とどのような違いガあるのでしょうか。
旅先でのトラブルはつきものですが、予め対処法を知っている人とそうでない人では対応に差が出てきてしまいます。
以下に海外ホテルのチェックイン・チェックアウトの方法やトラブルに巻き込まれてしまった際の対処法をまとめました。
更に、現地のホテルで役に立つ英語フレーズについてもご紹介しているので、是非海外旅行に行く前の参考にしてみて下さい!
目次[ 表示 ]
- 海外ホテルのチェックイン方法とは?
- ①レセプション(フロント)に行く
- ②宿泊者カードに記入する
- ③部屋のカギを受け取る
- ④荷物を預ける
- 海外のホテルチェックイン時の注意するポイント3選
- 予定時刻より早くホテルに到着した場合
- 予定時刻にホテルにつけない場合
- デポジット制度
- 海外ホテルのチェックアウト方法とは?
- ①忘れ物がないか確認
- ②部屋のカギをレセプション(フロント)に返す
- ③宿泊料金の支払い
- 海外ホテルでの3大トラブルと対処法とは?
- ①No Reservation/ノーリザベーション
- ②Overbook/オーバーブック
- ③Double Charges/ダブルチャージ
- 海外ホテルでのトラブルを冷静に対処しよう!
海外ホテルのチェックイン方法とは?
海外のホテルと日本のホテルのチェックイン方法では大きな違いはありません。
しかし、流れを掴んでおくだけで、安心してホテルにチェックイン出来ます。
以下に、海外ホテルのチェックインの流れとポイントをまとめました。
チェックインする際に覚えておくと便利な英語フレーズもご紹介しているので、是非参考にしてみて下さい!
①レセプション(フロント)に行く
まず、ホテルに着いたら「Reception(受付)」または、「Front desk(フロントデスク)」と書いてある場所行きましょう!
レセプションにいる人に「I’d like to check in, please.(チェックインお願いします)」と一言伝えます。
すると、受付の担当者が氏名かパスポートの提示を求めてくるので、その際は氏名かパスポートを指示通りに提出しましょう。
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「May I have your name?(お名前をお願いします)」
「May I see your passport?(パスポートを見せて下さい)」
「Could you show me your passport?(パスポートを見せて下さい)」
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「Sure, here you go.(もちろんです、はいどうぞ)」
言い回しは人によって様々ですが、「passport」か「name」という単語を聞き取れれば問題はありません!
*この際に、自分のバウチャー(予約票)を一緒に提示するとスムーズにチェックインを行う事ができます!
②宿泊者カードに記入する
次に、宿泊カードへの記入を求められます。
宿泊カードへの記入内容は主に「氏名」、「住所」、「パスポート番号」、「電話番号」、「メールアドレス」などの必要事項です。
英語での住所の書き方が分からない人は予め英語で書いた住所をメモしておくことをおすすめします!
はっきりと見やすい文字で氏名や住所は記入するようにしましょう。
日本人の名前は海外の人達からしたら、読みずらいな名前なので綺麗に記入することで予約の有無の確認をスムーズに行うことが出来ます!
記入が完了したら、「Here you are.(はい、どうぞ)」や「Here, it is.(はい、どうぞ)」と一言添えて渡す記入し終わった用紙を渡すようにしましょう!
印象が良くなります!
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宿泊カードを記入した後に、クレジットカードの提示を求められる場合があります。
「身分証明書」としての役割のために提示を求められます。
更に、「デポジット」を払ってくださいと言われる場合もあるので、その際はクレジットカードか現金でお金を払いましょう!
③部屋のカギを受け取る
予約と本人確認が済んだら、カギを受け取ります。
カギを受け取ったら、自分の部屋の番号とフロアを確認し、移動します。
移動する前にホテルの施設についてわからないことがあればここで聞いてしまいましょう!
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部屋の鍵はなくさないようにしましょう。
ルームキーを紛失すると、賠償金がかかる場合がほとんどです。
しっかりと保管場所を決めて管理するように受け取った際に保管場所を決めてしまうと良いでしょう!
④荷物を預ける
チェックインが終わったら、荷物が大きい場合や多い場合は「ベルボーイ」にスーツケースなどを預かってもらいましょう。
格式が高いホテルや少し高級なホテルではこの「ベルボーイ」がいることが多いです。
荷物を預けたい際は
「Could you bring my luggage to the room? My room number is 〇〇.」
(荷物を私の部屋まで運んでもらって良いですか?部屋番号は〇〇です。)
と聞いてみましょう。
預かってもらえたら、「Thank you」と言った後にチップを渡すことを忘れないようにしましょう!
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チップは海外ではとても重要です!
日本人には馴染みがない文化ですが、チップを渡すか渡さないかで対応に大きな違いがでる可能性が高いです。
チップを渡すことで対応が丁寧になったりするので、チップはケチらず渡すようにしましょう!
海外のホテルチェックイン時の注意するポイント3選
チェックインまでの大まかな流れをご紹介しましたが、次に海外ホテルにチェックインする際の注意事項をご紹介します。
海外旅行先で多くの人が戸惑うポイントをピックアップしたので、是非参考にしてみて下さい!
予定時刻より早くホテルに到着した場合
移動時間が想定していた時間よりも短く、ホテルに早くついてしまったなんてことはありませんか?
海外で予定時刻よりもホテルに早くついてしまった場合はどのようにすれば良いのでしょうか。
海外のホテルでは、チェックインの時間まで荷物を預かってくれることが多いです。
そのため、「ベルボーイ」や「受付の人」に事情を話して時間まで荷物を預けてしまいましょう!
荷物を預ける際に便利な英語フレーズ
「Excuse me? Could you keep my luggage until check-in time? I’ll be come back here in 〇hours.」
(すみません、私の荷物をチェックインの時間まで預かっていでただけませんか?〇時間以内に戻ります。)
荷物と引き換え用のタグを渡されるので、荷物を受け取りたい場合は渡されたタグを見せれば、なにも言わなくても持ってきてくれます!
予定時刻にホテルにつけない場合
飛行機などの運行状況によってはチェックインの時刻までにホテルに到着できない場合もあります。
そのような際はどう対処すればよいのでしょうか。
予定時刻よりも遅れる場合は事前にホテルにメールするか、電話するのがよいでしょう。
事前に連絡をしないとキャンセル扱いになってしまう場合があります。
【英文での送信メール例】
Hello, my name is 〇〇.
I’ve (have) booked a room at your hotel from 期間.
I want to let you know that it is impossible to check-in before 8:00pm, due to the delayed flight.
(到着時間が分かっている場合)
I suppose that I will be at your hotel around 10:00pm.
Please do not cancel my reservation.
I am sorry about your inconvenience.
Sincerely,
名前
【日本文/和訳文】
こんにちは、期間までホテルの部屋を予約している〇〇と申します。
飛行機が遅れているため、午後8:00前にチェックインが出来ないことをお知らせしたく、ご連絡いたしました。
午後10:00付近にはホテルに着く予定です。
予約はキャンセルしないようお願い致します。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
よろしくお願い致します。
名前
上記のようにメールで事前にメールで送るようにしておくと、キャンセルされてしまうリスクを防げます!
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電話で遅れる連絡をする場合は名前や到着予定時刻を端的に伝えるようにしましょう!
しかし、電話だと聞き間違いや言い間違いによる伝達ミスをする可能性もあるため、メールで連絡することをおすすめします!
デポジット制度
海外のホテルには日本にはない「デポジット」と言われる制度があります。
デポジットとは簡単にいうと、「保証金」や「預かり金」の事です。
宿泊金以外で有料サービスを利用した際やホテルの備品が破損された際に一定の料金を前払いした際などにそこから引かれる制度になります。
チェックインの際にクレジットカードの提示を求められ、コピーを取られるか、一定の金額を事前に支払うというのが基本です。
基本は「デポジット」として払ったお金は全額返金されるので安心してください!
海外ホテルのチェックアウト方法とは?
海外のホテルをチェックアウトする際はどのようにすれば良いのでしょうか。
以下にホテルをチェックアウトする際の流れをまとめました。
①忘れ物がないか確認
忘れ物がないか部屋を出る際は入念に確認しましょう。
バスルームや金庫に物を置いたまま忘れて出てしまったということが多くあります。
またベッドの下に物が隠れてしまって気づかず出てしまったというケースも多いのでしっかりと隅まで部屋を確認してからチェックアウトするようにしましょう!
また、携帯をギリギリまで充電していて、充電器を忘れるといったことも多いので、コンセント周りなども入念に確認してから部屋を出ましょう!
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慌てて部屋を出ることが内容に、前日からパッキングをすることをおすすめします。
忘れ物の確認もこの時に行うと忘れ物をリスクが減ります。
②部屋のカギをレセプション(フロント)に返す
忘れ物の確認をしたら、レセプションカウンター(フロント)に行き、部屋のカギを渡します。
渡す際に「I’d like to check out, Please.(チェックアウトしたいです)」と伝えるとチェックアウトの手続きをしてくれます。
事前に清算を済ませている場合は、部屋のカギをキーボックスなどに入れて終了の場合もあります。
③宿泊料金の支払い
料金を事前に支払っていない場合はここで支払うことになります。
担当者から「Here is a bill.(これが請求書です)」と請求書が提示されるので、内容や内訳を確認したうえで、提示されている金額を支払うようにしましょう。
デポジットを現金で払った場合はこの際に全額現金で返金されます。
こちらも返金したという証明書にサインが求められる場合がほとんどなので、内容をしっかりと確認してからサインをするようにしましょう。
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クレジットカードで「デポジット」を払った場合は2~3日後に自動で返金されることが多いので安心してください!
もし、心配な場合は、「When and How will my deposit be refunded?(いつ、どのようにしてデポジットは返金されますか?)」と聞いてみましょう!
返金方法と期間を教えてくれます!
海外ホテルでの3大トラブルと対処法とは?
海外で起こりやすいトラブル事前に知っておくことで、トラブルに巻き込まれた際のスマートに対応することが出来ます。
以下に海外ホテルで起こる3大トラブルをまとめました。
①No Reservation/ノーリザベーション
No Reservation(ノーリザベーション)とは、してるいるはずの部屋の予約がされていないことを指します。
しているはずの予約をしていないと言われるとかなり焦ると思いますが、しっかりと冷静に対処していきましょう。
以下でNo Reservation(ノーリザベーション)と言われた際の対処法をご紹介します。
対処法
まずは自分のパスポートやホテルの部屋を予約しているという証明書(バウチャー)をしっかりと受付の担当者に見せましょう。
良くあるケースとして、自分の名前を伝えた際に間違った名前やスペルで予約の確認を取られている場合があります。
そのため、名前がはっきりと記載されているものをみせ、再度確認をとって貰うようにしましょう!
再度パスポートやバウチャーをみせ、確認をとって貰ってもなお予約がとれていないと言われた場合は現地の手配会社に受付の担当者に連絡をとってもらい、確認してもらうと良いでしょう。
現地の手配会社のほうで予約の確認がとれれば大方問題はありません。
②Overbook/オーバーブック
Overbook(オーバーブック)とは、予約してあるにも関わらず、部屋がないと言われてしまうことを指します。
このケースはホテルの客室数と宿泊中の客室数、チェックアウト予定の客室数との間で誤差が生じて起こってしまいます。
このトラブルに関しては、ホテル側に不備があります。
部屋がないと言われると焦ってしまうことが多いですが、しっかりと対処していきましょう。
以下でOverbook(オーバーブック)と言われた際の対処法をご紹介します。
対処法
まずは、チェックインの予定時刻よりも早めに受付を済ませてしまうことをおすすめします。
予定よりも早めにチェックインを済ませることで、何らかの理由で部屋が埋まってしまいそうな場合でも、予定通りの部屋をとれる可能性が高くなります。
更に、自分の予約している部屋が埋まってしまっていた場合でも、他の部屋を取ることが出来る可能性が高まったりします。
ぎりぎりにあわててチェックインするよりも余裕を持ってチェックインすることが最大の他対処法でしょう。
ホテルの部屋の空きがどうしてもないと言われた場合は、ホテル側の不備なのですぐに諦めずにホテルと粘り強く交渉するようにしましょう。
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ホテルの部屋の空きを再度確認する際は「Is there any other room available? (1部屋も空きがないのですか?)」と聞くようにしましょう!
③Double Charges/ダブルチャージ
Double Charges(ダブルチャージ)とは、ホテルの宿泊料金などを二重に請求されてしまうことを指します。
予め前払いしてあるにも関わらず、チェックアウト時に再度宿泊料金を請求されることがあります。
このトラブルはかなり稀ですが、巻き込まれてしまった際は何らかの手違いで起こってしまうことがほとんどなので、冷静に対処すればすぐに解決出来るはずです。
以下で、Double Charges(ダブルチャージ)と言われてしまった際の対処法をご紹介します。
対処法
Double Charges(ダブルチャージ)の場合はまず、自分が既に料金を支払っているということを証明するものをホテル側に提示することで解決することが出来ます。
支払いが明記されているバウチャーや領収書をしっかりと提示することが重要です。
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海外に行く際は予め自分が支払いを済ませていると証明できるものをコピーしておくことをおすすめします。
メールなどをさかのぼらなくても、事前に準備しておくことでこのようなトラブルに巻き込まれた際にスムーズに対応することが可能です!
更に、万が一に備え、明細書などは一定期間保存しておくようにしましょう。
海外ホテルでのトラブルを冷静に対処しよう!
海外でのホテル関連のトラブルは金銭が関わってくるものが多いため、慎重に行うことが重要です。
トラブルに巻き込まれても、冷静に対処することがスムーズにトラブルを解決する大きなポイントになります。
事前にトラブルが起きた時の対処法を把握しておくことで、焦らず対応することができます。
海外旅行にはトラブルがつきものと考えた上での事前準備を怠らずにするようにしましょう!