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AWSのメリット・デメリットとは?おすすめサービスも紹介

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2021/10/23

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AWSとはどのようなサービスか

AWSは、Amazonが提供する、クラウドコンピューティングサービスです。膨大な数のサーバーやデータベース、ストレージといったサービスを提供しています。

他にもクラウドコンピューティングサービスはありますが、その中でもAWSは高いシェアを獲得しており、知名度も高いと言えるでしょう。世界中にデータセンターを保有しており、日本にも東京リージョンが配置されています。

クラウドコンピューティングの強み

クラウドコンピューティングには、従来のように高額な初期費用をかけて自社内にサーバーやデータベースなどを保有する必要がないという強みがあります。

また、基本的に使用した分の料金だけを支払う従量課金制となっているため、コストも無駄になりません。

クラウドコンピューティングを利用することで、企業はこれまでのように時間をかけてシステムを構築しなくても、スピーディにビジネスを開始できるようになったと言えます。

AWSを導入する6つのメリット

AWSをはじめとしたクラウドコンピューティングの登場により、企業は自社のITにかけるコストを大幅に削減できるようになったと言えます。

ここでは、AWSを導入する6つのメリットを紹介します。どのようなメリットがあるのか、ぜひ参考にしてください。

1:設定に時間がかからない

これまでは、オンプレミスでシステムを構築したり設定したりするために、多くの労力が必要とされてきました。

特に新しいインフラ環境を構築する場合は、非常に多くの時間がかかっていましたが、AWSであればシステムの設定にも時間がかからないと言えます。

AWSでは、あらかじめあらゆるサービスに対応したインフラが構築されているため、導入すれば簡単な設定を行うだけですぐに利用を開始できるでしょう。

2:管理に手間がかからない

AWSはクラウドサービスであるため、メンテナンスなどの管理の手間が不要です。オンプレミスの場合は、自社のパソコンなどにデータを保存する際、定期的にメンテナンスを行うなどの管理を行う必要があります。

しかし、AWSの場合はすべてベンダー側で管理やメンテナンスを行っているため、利用者が管理を行う必要がないことは大きなメリットと言えるでしょう。

3:従量制の金額設定なので無駄なコストを抑えられる

AWSは従量課金制の金額設定となっており、サービスを使用した分だけ支払う仕組みになっています。そのため、定額制のように使用していない間も固定の料金を支払うといった無駄なコストが発生しません。

また、従来のような長期にわたるライセンス契約なども必要ありません。必要なサービスのみを利用して、使用した分だけを支払うというシンプルな料金形態になっています。

4:サーバーを設置する場所をとらない

AWSはクラウド上で利用できるため、物理的にサーバーを設置する場所は不要です。一方、従来のようにオンプレミスでサーバールームを設置する場合は、多くの初期費用が必要になるだけでなく、場所も確保する必要がありました。

しかし、AWSであれば、ユーザー自身でサーバーを設置する必要がなく、データの物理的な場所を意識せずにサービスを利用することができるでしょう。

5:セキュリティが常に更新され安全である

AWSは安全性の高いデータセンターを世界各地に分散しているため、セキュリティが高く安全なサービスと言えます。

クラウドコンピューティングを選定する際、セキュリティの高さは非常に重要なポイントになりますが、AWSは世界中のセキュリティ規制に対応しています。また、常にセキュリティが更新されているため、AWSでは最高レベルのセキュリティを利用することができるでしょう。

6:データ容量やメモリの拡張性が高い

AWSはデータ容量やメモリ、ストレージなどを必要な分だけ拡張することができるでしょう。AWSでは、各種サービスの規模を最小構成からエンタープライズまで幅広く対応していると言えます。

また、データ容量やメモリの拡張性は、拡張するだけでなく縮小させることもできます。そのため、最初はスモールスタートで、事業の拡大に合わせてCPUやストレージなどを拡張していくといった運用が可能と言えます。

AWSを導入する3つのデメリット

AWSにはさまざまなメリットがありますが、一方でデメリットも存在しています。そのため、AWSを利用する場合は、どのようなデメリットがあるのかも把握した上で利用を検討しましょう。

ここでは、AWSを導入する3つのデメリットを紹介します。

1:サーバー障害が起きると業務が滞る

AWSのサーバーに障害が発生した場合は、業務が滞るというデメリットが挙げられます。

クラウドサービスであるAWSは、ユーザー自身で管理する必要がないというメリットはありますが、サーバー自体にトラブルが発生すれば、復旧されるまでサービスが停止してしまうというリスクも伴うでしょう。

2:多くの容量を使う場合は割高になる

AWSは従量課金制のサービスとなっているため、使用する容量が大きくなるほど割高になります。

例えば、ストレージの場合はストレージ容量1GB単位で課金されるシステムになっているため、あらかじめどのくらいの金額になるのか見積もっておくようにしましょう。

また、リージョンごとに価格も異なっているため、一見安く見えても「東京リージョン」を選択するとデータ転送量が割高になるケースもあるでしょう。

3:サービスが多いので導入するものを選ぶのが難しい

AWSはサーバーやストレージ、コンテンツ配信など膨大な種類のサービスを提供していますが、サービスが多すぎて選ぶのが難しいというデメリットも挙げられるでしょう。

豊富なサービスを自由に組み合わせて利用できるという点はメリットでもありますが、専門的な知識がない人にとっては、利用のハードルを上げる原因になっているとも言えます。

AWSでおすすめのサービス6選

AWSではさまざまな種類のサービスを提供していますが、種類が多すぎてどれを選べば良いのかわからないというケースも多いでしょう。そのような場合は、AWSの代表的なサービスである「Amazon S3」や「Amazon EC2」を利用するのがおすすめと言えます。

ここでは、AWSでおすすめのサービス6つを紹介していきます。

1:Amazon S3

Amazon S3(Amazon Simple Storage Service)はAmazonが提供しているストレージサービスです。スケーラビリティやデータ可用性、セキュリティ、パフォーマンスを提供するオブジェクトストレージサービスです。

データ消失のリスクがほぼないと言う、非常に高い可用性も期待できるでしょう。また、コストパフォーマンスにも優れており、保存できる容量やファイル数にも上限がありません。

2:Amazon EC2

Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)はAmazonが提供している仮想サーバー構築サービスです。安全でサイズ変更も可能な、さまざまなOSのコンピューティング性能を提供しています。

Amazon EC2を利用することで複数の仮想サーバーを立てることができるでしょう。従量課金制で利用でき、「オンデマンドインスタンス」と「リザーブドインスタンス」という2種類の料金体系があります。

3:Amazon RDS

Amazon RDS(Amazon Relational Database Service)はAmazonが提供しているフルマネージドなリレーショナルデータベースサービです。

Amazon RDSを利用することで、MySQLやPostgreSQL、SQL Server、Oracleなどの主要なデータベースを管理画面から簡単にセットアップし、オペレーション、スケールすることができるでしょう。

4:AWS Lambda

AWS LambdaはAmazonが提供しているサーバーレスコンピューティングサービスです。AWS Lambdaではコードを自動的に実行できるため、サーバーやクラスターなどについて意識することなく、コードを実行できるでしょう。

また、データの変更やユーザーによるアクションなどをトリガーとしてコードを実行できるため、リアルタイムのサーバーレスデータ処理システムの構築も可能と言えます。

5:Amazon CloudWatch

Amazon CloudWatchはAmazonが提供しているフルマネージド運用監視サービスです。

Amazon CloudWatchではアプリケーションを監視し、パフォーマンスの変化に応じてリソース使用率の最適化などを行います。また、異常が発生した場合にはアラートで知らせるのはもちろん、自動修復を行うことも可能です。

6:Amazon CloudFront

Amazon CloudFrontAmazonが提供しているコンテンツ配信ネットワークです。データや動画、アプリケーション、APIなどを、安全性が高い高速転送によって世界中に配信できるでしょう。

また、最先端のセキュリティを提供しており、DDoS攻撃を含んださまざまなタイプの攻撃からデータを守ることが期待できます。

AWSを活用して業務の円滑化を図ろう

AWSは世界中で利用されているクラウドコンピューティングサービスです。AWSを利用することで、従来のようにオンプレミスでサーバーやインフラを構築する費用を削減することができるでしょう。

本記事で紹介したAWSを導入するメリットやデメリット、AWSでおすすめのサービスなどを参考に、AWSのサービスを自社の業務に活用してみてください。

この記事を書いた人

Bee

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