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【京都】心霊・肝試しスポット15選!心霊写真・ホテル・清滝トンネル・伏見稲荷など

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2024/08/12

日本有数の観光地として国内外から絶大な人気を誇る京都。

しかし、そんな京都は、実は日本の中でもトップクラスに心霊スポットが多い県でもあるんです。

事件事故の跡地や、歴史都市ならではの長い歴史の中で語り継がれてきた怨霊…。

今回は京都の心霊スポットをレベル別にご紹介します!

目次[ 表示 ]

【肝試しにおすすめ】京都の心霊スポット7選|ホテル・マンション・伏見稲荷・神社など

まずは、肝試しにおすすめの比較的危険度の低い心霊スポットをご紹介します。

非常に有名な観光スポットも、実は心霊スポットだったり…。

是非観光がてら噂の真相を確かめてみてくださいね!

貴船神社・奥宮

※引用元:貴船神社公式サイト

万物の命の源である水の神を祀る水神の総本山、貴船神社。
約1200年前には記録に登場する日本でも指折りの歴史を持つ神社の境内には、実は「心霊スポット」として恐れられている場所が。
それが、貴船神社の創建の地である「奥宮」。
森に囲まれた神聖な場所ですが、実はこの場所、「丑の刻参り」伝説の発祥の地でもあるんです。

「丑の刻参り」とは、丑の刻(午前1~3時ごろ)に神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を釘で打ち付けるという儀式で、主に女性が、白衣で頭に蠟燭を突き立てた鉄の輪を被った出で立ちで7日間、誰にも見られないように完遂すると相手に呪いがかかると言われています。

貴船神社には、これをはじめに行った貴族の娘が7日間神社に立てこもり、鬼神となって恋敵の女性を想いを寄せていた男性もろとも殺してしまったという伝説が残っています。
その後現在まで貴船神社は丑の刻参りの舞台となっており、奥宮を進んだところにある木には、今でもその形跡が残っているそうです。

江戸時代から現在まで、多くの嫉妬心を抱えた女性たちの恨み、怨念、呪いが渦巻く危険な地・奥宮。
ちなみに、丑の刻参りは儀式の途中誰かに目撃されると、自分にその呪いが帰ってきてしまうため、目撃者を殺さなければなりません。
今でも儀式が行われているという噂があるため、決して丑の刻には神社に近寄らぬよう…。

清水寺

※引用元:清水寺公式サイト

修学旅行の定番スポットとしておなじみの清水寺
実は、清水寺にも心霊スポットとしての側面があるんです。

その噂の出どころとなっているのが、有名な「清水の舞台から飛び降りる」という伝説で、清水寺の舞台から飛び降りて生還したら願いが叶うとされ、生還できなくとも成仏できると言われています。
そのため、決死の覚悟で舞台から飛び降りる人が実際にかなりいたそうで、江戸時代にはかなりの死者が出たとか。

また、かつての清水寺は遺体の収容所も兼ねており、当時火葬の習慣がなかったため、運び込まれた遺体は野ざらし。
野鳥や野犬に食べられるままとなっていた死体の姿から、あたり一帯は「鳥辺野」と呼ばれていました。

今でも写真に「何か」が映りこんでしまうということはよくあるようで、霊感の強い方は要注意です。

比叡山回転展望閣跡地

※引用元:Googlemap

非常に霊力が強くて有名な比叡山。
しかし、それゆえにまた、「霊を引き寄せる」として心霊スポットとしても名を馳せる場所となってしまいました。

それがこの場所、比叡山回転展望閣
「展望台から人魂のような光がいくつも漂っている」「女性の霊が見える」「子供の泣き声が聞こえる」といった様々な体験談が相次ぐ心霊スポットです。
かつてここにあった比叡山遊園地の目玉でしたが、現在ではガーデンミュージアム比叡の施設となっています。
心霊スポットとなった原因についても様々な憶測が飛び交っており、ここがかつて賑わっていたため人恋しい幽霊が集まっているとか、比叡山の霊力によって周囲の浮遊霊が集まっているとか…。

昭和30年代に営業していた比叡山遊園地のお化け屋敷があまりにも怖いことで有名だったため、それと混同されているのでは?という仮説も存在します。

保津峡 落合橋

※引用元:Googlemap

ドラマの撮影などでも使われ、人気映えスポットとなっている保津峡の落合橋
しかし、実はここは事故や自殺の多発する場所であり、有名な心霊スポットでもあるんです。

橋の上から下の河川までかなりの高さがあることから、自殺の名所となってしまった落合橋。
心霊は主に、橋の上、周辺河川、赤橋トンネルの中で目撃されています。

「橋から繰り返し飛び降りる霊がいる。」
「トンネルの中に過去に風葬された死者たちが横たわっている。」
「河原には死者の霊がおり、橋の上の正者を川に引き込もうとしている。」

水辺や自殺スポットにありがちな噂が飛び交っていますが、普通に観光スポットでもあるため、立ち入り等は可能です。
勇気のある方は是非夜に訪れてみてくださいね。

化野念仏寺

※引用元:あだし野念仏寺公式サイト

境内に数多くの石仏・石塔が立ち並び、独特な雰囲気を放っている化野念仏寺(あだしの念仏寺)。
長年風葬されてきた無縁仏たちを埋葬したお寺で、土葬が一般的になって以降は遺族たちが永遠の別離を悲しんで石仏を奉りました。

つまり墓地であるわけですが、特にこの場所は極楽浄土で阿弥陀仏の説法を聴く人々になぞらえ、「賽の河原」のように石仏を配列しているため、一般的なお墓ともまた異なる、荘厳な雰囲気を持っています。

「撮る写真が悉く心霊写真になるから撮影禁止」「共鳴しやすい人は気分が悪くなる」といった、いわくつきの場所ですが、お寺のため拝観は可能です。
夜に行われる年中行事もあるため、是非見学に訪れてみてください。

「メタボ広沢」

※引用元:東急リバブル公式サイト

京都市右京区嵐山に位置するマンション「メタボ広沢」は、別名「自殺マンション」とも言われるほど、いわくつきのマンションとなっています。

実はこのマンションが心霊スポットとなったのにはふたつの事件事故が絡んでおり、マンションの管理人の娘が吹き抜け部分から自殺したこと、マンションの前で女性が車に轢かれ死亡したことが由来となっているようです。

ふたつの事件事故以降、マンションの前に幽霊が現れるとか、深夜に大きな物音や女性のうめき声、口ずさむような声が聞こえるという噂がたつようになり、いつしかこのマンションは「自殺マンション」「おばけマンション」と言われるようになりました。

YuTubeなどでも肝試し動画が投稿されていますが、普通に町中にあるマンションなので、肝試しの際は近隣住民などの迷惑とならないようご注意ください。

伏見稲荷大社

※引用元:伏見稲荷大社公式サイト

京都観光・修学旅行の定番スポット「伏見稲荷大社」。
整備され、瀟洒な雰囲気に包まれたこの神社も、夜になると一変、「心霊スポット」としての側面を見せ始めます。

観光名所となっている「千本鳥居」。昼間は人でにぎわっているものの、夜に訪れると人の姿はなく、赤く照らされた鳥居が暗い山の奥まで延々と続きます。
想像するだけで非常に雰囲気のある光景ですが、ここで写真を撮影すると心霊写真になるのだとか…。

「白い靄のようなものが写真に写りこむ」「映った人の顔が狐のように歪む」…。
くれぐれも、人気のない千本鳥居で写真撮影をしないようにご注意ください。

【行ってはいけない】京都の心霊スポット8選|池・ホテル・トンネルなど

続いては、「行ってはいけない」とされている心霊スポットをご紹介します。

心身に危険が及ぶ可能性もありますので、あまり面白半分で訪れることの無いよう…。

天ヶ瀬ダム

※引用元:京都宇治観光マップ公式サイト

滋賀県琵琶湖を水源とし、南郷洗堰から瀬田川の名で宇治市へと流れ込む「天ヶ瀬ダム」。
様々な噂が飛び交う、京都でも有数の心霊スポットとなっています。

向かう途中ではエンジンがかかっているにもかかわらず車が謎の停車をし、白い靄のようなものに包まれるとか、着物姿の男の子がいきなり道路を横断してくるとか…。
事故になりそうな心霊現象が多く、非常に危険な場所と言えるでしょう。

また、夜間にダムへ行くと誰かが泳いでいるような水音が聞こえ、近づいてみると水底に引っ張りこまれそうになったという体験談も報告されており、支流から流れ着いた水死体が夜に生者を探し求めて泳いでいるのではないか、と推測されています。
ただでさえ見通しが悪く、死亡事故の噂もあるダムのため、近づかない方が賢明です。

笠置観光ホテル

※引用元:Googlemap

1962年に開業し、1990年に廃業してしまった廃ホテル「笠置観光ホテル」。
壁や床もボロボロで、現在は立ち入り禁止となっています。

この廃ホテル、ただの廃墟というだけでなく、かなりいわくつきの場所らしく、いくつか事件事故の記録が残っているとか。
廃業間近、経営不振で困窮したオーナーがホテルの正面玄関で焼身自殺をしたと言われており、その後2000年代に入っても何度か不審火が相次ぎ、その度に焼身自殺したといわれているオーナーの姿が目撃されているそうです。
火事がおさまった跡も、焼けただれた男性の霊が目撃されていたり、肝試しに訪れた人の体が原因不明の火傷を負ったり…。

その他にも、廃墟にありがちな噂として「フロントから声が聞こえる」「女性(子ども、老婆)の霊が現れる」といった噂が後を絶ちません。
2004年にはオカルト番組でも取り上げられたそうですが、カメラには妙なものが映りこんでいたという話も。

危険な霊現象はもちろん、崩れかけた建物自体も非常に危険ですし、なにより立ち入り禁止です。
決して面白半分で近寄らぬようご注意ください。

首塚大明神

※引用元:Googlemap

「女性ひとりで立ち入るべからず」「いい加減な気持ち、面白半分で足を踏み入れるべからず」と言われるほど危険な地「首塚大明神」。
京都の西部に位置する「老ノ坂」から脇道を進むと見えてくるこの場所は、「妖怪が集まる」とされている怨霊の地であり、日本三大妖怪のひとり「酒吞童子」の首が祀られています。

酒吞童子とは、平安時代に丹波国の大江山に住み、数多の鬼を率いて悪行の数々を行ってきたとされている大妖怪で、源頼光とその四天王によって退治された後、この地に埋葬されました。
退治された際、頼光が切った酒吞童子の首が刀に噛みついて暫く離れなかったことから、埋葬されたこの首塚大明神は首から上の病気や怪我に関するご利益があるとされています。

しかし、「鳥居をくぐると呪われる」「悪さをすると祟りにあう」といった噂があり、純粋な参拝目的以外での訪問はかなり危険な行為かもしれません…。

嵯峨天皇陵 血の池

※引用元:Googlemap

「見たら呪われる池」と言われている、「嵯峨天皇陵 血の池」。
なぜここが「血の池」などという物々しい名前で呼ばれているかというと、池が赤く見えるから。
赤く見える原因については様々な憶測が飛び交っており、「嵯峨天皇がお隠れになった際、使えていた人が後を追った」「当時の習わしとして、天皇の埋葬の際に使用人が一緒に殺された」「戦で切り落とした頭をここできれいに洗った」「この場所で殺人事件が起きた」などなど…。

「見たら呪われる」とされる噂の出所は不明ですが、上記のように血腥い噂が絶えず、犠牲者の魂に呪われるといった方向に話が進んでいったとされています。

ちなみに実際の池は赤茶色いくらいで、水深も全く深くありません。
しかし、「呪われる」という噂が立つからにはなんらかの影響も無きにしも非ずのため、近寄らないにこしたことはなさそうですね。

花山洞(東山トンネル)

※引用元:Googlemap

京都民は五条坂から国道1号線を上がっていった峠の自動車専用トンネル「東山トンネル」。
その傍にある、歩行者や自転車用通路「花山洞」は、知る人ぞ知る京都の心霊スポットです。

よく目撃されるのが、「落ち武者の霊」。
江戸時代の処刑場「粟田口刑場」がすぐ傍にあり、明智光秀が合戦に破れ落ち伸びた先に討たれたのもここのすぐ南だそうです。

また、「首無しライダー」の目撃例も相次いでいるようで、「事故をおこした首なしのライダーが自分のバイクを見つめている」とか、「(事故多発地区である)東山トンネルで事故死した人が漂っている」とか噂されています。

周囲一帯が墓地のため、ここを通り抜けるまでずっと足音が付いてきたり、赤い服の女に後をつけられたり。
トンネルを通ると呪われる」といったお決まりの都市伝説もあり、事故多発地域のため、出来る限り近寄らないようにしましょう。

深泥池

※引用元:京都市情報館

京都市にある、「深泥池」。
氷河期から動植物群が生き続けていると言われているこの池は、オカルトマニアにとっては非常に有名な土地となっています。
実はこの池、日本中で非常に有名となった都市伝説の現場

池の近くをタクシーが通っていると、白いワンピースを着た髪の長い女がそのタクシーに乗り込んだ。運転手が行き先を尋ねると、女は火葬場の住所を告げる。
オヤと思った運転手がそれでもタクシーを走らせていると、途中目に入ったバックミラーに女の姿がなく…。
慌ててタクシーを止めた運転手が振り返ると、誰もいない後部座席のシートがぐっしょりと濡れていた。
「客を落としてしまった」と狼狽した運転手が交番に駆け込むが、女を目撃した人はおらず、事故の痕跡すら見つけられなかった。
その後、似たような奇妙な現象が相次ぎ…。

この都市伝説、タクシーの運転手を事情聴取した警察官の証言もあって、非常に信ぴょう性が高い都市伝説だそうです。

池自体も底なし沼であり、非常に危険なため、「行ってはいけない」場所とされています。

清滝トンネル

※引用元:Googlemap

数ある京都の心霊スポットの中でも、特に”最恐”と恐れられているのが、この「清滝トンネル」です。
「車のボンネットに人が落ちてきた」「窓に手形が張り付いていた」「何かが追いかけてくる」など、トンネルの怪談としてあるあるな体験談は全て網羅しているといっても過言ではないでしょう。

ちなみにこの心霊スポット、入る前から危険かどうかわかるらしく、トンネル前にある信号が「赤」だった場合は危険が少ないらしいですが、「青」だった場合、霊に招かれている状態らしく、非常に危険だとか。

また、「意味なしカーブミラー」と呼ばれているカーブミラーが存在しているのですが、これが真下を向いているという奇妙なミラーで、そこに自分の姿が映らなければ、その人は近日中に死んでしまうそうです。

知名度は県内トップクラスですが、人通りがないわけではなく、観光客も利用する道だそうです。
ただ、夜は不良のたまり場となっているので、現実的な危険性は高いかもしれません…。

ロシア病院(第三火薬廠)

※引用元:Googlemap

京都府舞鶴市の山奥に眠る兵器工場跡地、「第三火薬廠」(通称「ロシア病院」)。
「病院」と呼ばれていますが、ここに病院があったことはなく、ロシアとの関係も無いそうで、なぜ「ロシア病院」というあだ名がついたのかは不明です。
軍事遺産として非常に意義のある建物ですが、その廃墟となって荒廃した出で立ちから、心霊スポットとして有名となりました。

ロシアとも病院とも関係ないにもかかわらず、立った噂は「ロシア兵の幽霊が出る」「看護婦の幽霊が巡回している」「包帯だらけで片足の男性を見た」といったもの。
なぜか非常に有名になっているけれど、元がわからない心霊スポットの代表格です。

ただし、現在立ち入り禁止となっており、廃墟のなかも崩れかけていて非常に危ないため、「行ってはいけない」場所ではあります。
「取り壊されていないのは怨霊がとりついているから…」なんていう噂もありますので、ご注意を。

京都には日本有数の心霊スポットがいっぱい

47都道府県の中でも、特に心霊スポットが多い京都府。

なかには1000年以上時を超えて語り継がれている怨霊もいるため、決して面白半分で訪れてはいけません。

観光スポットが実は心霊スポットでもあったという場所も多いため、肝試しには人の多い場所・時間を選んだ方がよさそうです。

立ち入り禁止区域や、近隣住民への迷惑行為には十分に注意してくださいね。

この記事を書いた人

Yu

千葉県出身の「Yu」です。 5歳のときにはやみねかおるさんに出会って以降、毎年300冊以上の本を読み続けてきました。 好きなジャンルはミステリー・SF・古典など。幅広く読んでおります。 アニメやゲームも好きで、情報は逐一チェックしております。 経験を活かし、皆様のお役に立てるような記事をお届けします!

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