夏休みの課題の中で「読書感想文」を後回しにしてしまう方!
ノンフィクション小説は、現実に起こっていることなので、物語に入り込みやすく、おすすめです。今回は5冊に厳選しておすすめの小説を紹介します。参考にしてください!
目次[ 表示 ]
①なんにもないけどやってみた―プラ子のアフリカボランティア日記
引用元:岩波書店公式サイト
- 作者
- 栗山さやか
- 文庫レーベル
- 岩波新書
- ページ数
- 208ページ
- テーマ
- 社会問題
- 読みやすさ(内容面)
- ◎
- 読みやすさ(時間面)
- 〇
- こんな人におすすめ
- 自分について考えたい人
渋谷109のカリスマ店員だった著者は、親友の死を契機に「人生を考え直すための旅」に出ます。そこで彼女が目にしたのは、エチオピアの劣悪な医療環境でした。
そして専門知識がないにも関わらず、患者たちの世話を始めます。彼女はどう変わっていくのでしょうか?
-
「渋谷で生活していた人がエチオピアで生きていけるの!?」と衝撃を受けました。
彼女を変えた大きな何かを私も見つけたいと思います。
②ぼくは13歳 職業、兵士。―あなたが戦争のある村で生まれたら
引用元:合同出版
- 作者
- 鬼丸昌也・小川真吾
- 文庫レーベル
- 合同出版
- ページ数
- 144ページ
- テーマ
- 社会問題
- 読みやすさ(内容面)
- 〇
- 読みやすさ(時間面)
- ◎
- こんな人におすすめ
- 国際理解を深めたい人
「子ども兵士」の実態と社会復帰支援活動、毎分1人の命を奪う小型武器の規制への取り組みについて書かれた一冊です。
親と子、家族と地域の間にある複雑な問題が見えてきます。
-
子ども兵士のほとんどが、経済的に家庭を支えるために、自ら志願すると聞いたことがあります。生と死について考えさせられる一冊だと思います。
③甲子園だけが高校野球ではない
引用元:廣済堂出版公式サイト
- 作者
- 岩崎夏海
- 文庫レーベル
- 廣済堂出版
- ページ数
- 青春
- テーマ
- 197ページ
- 読みやすさ(内容面)
- ◎
- 読みやすさ(時間面)
- ◎
- こんな人におすすめ
- なにかに熱中したことがある人
たとえ甲子園に行けなくても、高校3年間を野球に捧げる球児たちの実話です。
また彼らの日常だけでなく、彼らを支えるマネージャーや友人、恋人、そして家族の葛藤や奮闘も描かれています。青春とは一体?
-
私も部活三昧の学校生活を送っていたので、とても共感しました!
引退してから支えられていたことを実感します。
④ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
引用元:新潮社公式サイト
- 作者
- ブレイディみかこ
- 文庫レーベル
- 新潮社
- ページ数
- 256ページ
- テーマ
- 多様性・国際性
- 読みやすさ(内容面)
- 〇
- 読みやすさ(時間面)
- 〇
- こんな人におすすめ
- 差別問題に興味がある人
子ども達のなかにある「階級社会」について描かれた一冊です。
著者と思春期である息子が、人種差別やジェンダー差別、貧富の差などに悩みながら、あらゆる問題と向き合い、共に乗り越えていきます。
-
個人的には、グローバル化が進む今、最も読むべき本だと思います。
本書の舞台はイギリスですが、日本の学校や社会にも当てはまるはずです。
⑤選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子
引用元:文藝春秋公式サイト
- 作者
- 河合 香織
- 文庫レーベル
- 文藝春秋
- ページ数
- 267ページ
- テーマ
- 障害・家族
- 読みやすさ(内容面)
- ◎
- 読みやすさ(時間面)
- 〇
- こんな人におすすめ
- じっくりと考えたい人
出生前診断で「異常なし」と判断されて産んだ子どもが、実はダウン症児だと告げられます。そして悲しいことに、三か月後に乳児は亡くなってしまいます。
母親は自己決定権の剥奪として医師を訴ることを決意しますが、そこには様々な問題が。
-
少子化の影響なのか、出生前診断に関する話題をよく耳にするようになりました。
日本の現状と向き合うきっかけになると思います。
ノンフィクション小説で読書感想文を書こう!
いかがでしたか?気になるノンフィクション小説は見つかりましたか?
読書感想文を終わらせるために、一秒でも早く読み始めてくださいね!