エンタメ

おすすめピアノ曲18選~人気有名曲を一覧にしてご紹介~

有名クラシックピアノ名曲人気おすすめ

この曲どこかで聴いたことがあるけれどなんていう曲だろう…?という経験ありますよね!

今回は、クラシックピアノ曲に限定して、人気有名曲を18曲ご紹介します。

目次[ 表示 ]

人気ピアノ有名曲7選

1. ベートーヴェン【ピアノソナタ第8番】

辻井伸行ピアノ・ソナタ第8番(悲愴)第2楽章

曲の正式名
ピアノソナタ第8番 ハ短調 作品13『悲愴大ソナタ』
難易度
★★★★☆
有名度
★★★★★

ピアノソナタ最高傑作

3楽章構成のピアノソナタで、特に第2楽章が大変有名です。

生涯で全32曲のピアノソナタを作曲したベートーヴェンですが、『悲愴』の副題がつけられたこのソナタは最も有名なピアノソナタと言っても過言ではありません。

ピアニストとして高い評価を得ていたベートーヴェンが28~29歳のときに作曲した曲ですが、作曲家としての名声を高めた傑作として知られています。

美しく繊細な旋律が特徴的で、『悲愴』という副題ですが、温かさや優しさも感じられる曲です。

2. ショパン【別れの曲】

フジ子・ヘミング ~ ショパン 「別れの曲」

曲の正式名
練習曲作品10-3ホ長調
難易度
★★★★★
有名度
★★★★★

超有名なショパンエチュード

ショパンが20代前半に作曲した練習曲。

日本では「別れの曲」の名称で知られています。

甘い旋律が有名ですが、中間部の劇的な要素はショパンらしさが表れています。

評論家からは「ピアノのための詩」と絶賛されており、

ショパン自身も「一生のうち二度とこんなに美しい旋律を見つけることはできないだろう」と語ったと伝えられている名曲中の名曲です。

3. ショパン【ノクターン第2番】

フジ子・ヘミング~ノクターン第2番/ショパン

曲の正式名
夜想曲第2番 変ホ長調 作品9-2
難易度
★★★☆☆
有名度
★★★★★

甘美な主旋律

全21曲あるショパン夜想曲のなかで最も有名な曲です。

ショパンの夜想曲はアイルランドの作曲家であるジョンフィールドの影響を受けています。

甘美で繊細な主旋律と、情熱的な中間部のコントラストにその影響が表れており、全21曲の随所に見られます。

第2番ではそのコントラストは特別際立っていませんが、優しく慈愛に満ちた主旋律が多くの人の胸を打つ至高の作品です。

4. ドビュッシー【月の光】

辻井伸行 / ドビュッシー:月の光

曲の正式名
ベルガマスク組曲第3曲『月の光』
難易度
★★★☆☆
有名度
★★★★★

美麗で心が落ち着く作品

『月の光』は全4曲からなるベルガマスク組曲を構成する1曲です。

今にも消えそうな音量で始まるメロディーは、透明感のあるきらきらとした曲調であり、水面に映る月光がゆらゆらと揺れている情景が目に浮かびます。

始めのたった数小節で心を掴まれ、一気に夜のしっとりとした世界に引き込まれます。

落ち込んだときに聴くと、そっと誰かが寄り添ってくれるような気持ちが生まれる優しい曲です。

5. リスト【愛の夢】

リスト:愛の夢第3番 / 反田恭平

曲の正式名
愛の夢 3つの夜想曲
難易度
★★★★☆
有名度
★★★★★

結婚式で使われることも多い愛の詩

リストが作曲した3曲で構成されるピアノ曲であり、特に第3番が有名です。

超絶技巧が多いイメージのリストですが、愛の夢は言葉では言い表せないほどの美しいメロディーが出てくる大変魅力的な曲です。

もともと声楽用に作られた歌の曲をピアノ用に編曲して生まれたと言われており、音の多さや声楽的なメロディーが特徴的と言えます。

6. モーツァルト【きらきら星変奏曲】

きらきら星変奏曲/モーツァルト/Variations on "Ah, vous dirai-je, Maman" K.265/Mozart/Piano/ピアノ/CANACANA

曲の正式名
きらきら星変奏曲ハ長調K.265
難易度
★★★★★
有名度
★★★★★

天才による変奏曲

モーツァルトが作曲した1778年当時、フランスで流行していたシャンソン曲「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」が原曲となっています。

お母さんに恋の悩みを聞いてほしいという歌であり、モーツァルトの死後にイギリスの詩人が歌詞を付けた替え歌が童謡として広まりました。

童謡で知られていながら、モーツァルトによるこの変奏曲は完成度、難易度ともに高いです。

主題の提示と12の変奏から成り、全ての変奏技術が駆使されていたり新しい旋律が生まれたりと緻密な構成となっています。

自在に変化する曲調が美しく、一度通して聴いていただきたい曲です。

7. ラヴェル【亡き王女のためのパヴァーヌ】

フジ子・ヘミング~亡き王女のためのパヴァーヌ

曲の正式名
亡き王女のためのパヴァーヌ
難易度
★★★☆☆
有名度
★★★★☆

ラヴェルの代表曲

パヴァーヌとは、16~17世紀にかけてヨーロッパの宮廷で普及していた舞踏を指します。

「亡き王女」という言葉から「亡くなった王女の葬送の哀歌」が連想されますが、「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」という明るいイメージがラヴェルの解釈です。

優雅で繊細さを持つ曲調にはラヴェルらしさが表れており、彼自身によるオーケストラ版以外にも、多くの編曲者によって弦楽合奏など様々に編曲されています。

コンサートやリサイタルでも取り上げられることが多い人気の曲目です。

また、晩年ラヴェルが重度の記憶障害に陥った際、この曲を聴いて「美しい曲だ。誰の曲だい?」と尋ねた逸話が有名です。

カッコいいピアノ曲6選

8. ショパン【革命のエチュード】

辻井伸行さん ショパン 革命

曲の正式名
練習曲ハ短調作品10-12
難易度
★★★★★
有名度
★★★☆☆

爆発した感情が体現された名曲

ショパンが作曲した最初の練習曲集のうちの1曲です。

『革命のエチュード』の通称で親しまれています。

この曲の作曲時期はロシアによるワルシャワ侵攻と重なっています。

ショパンは肉体的もろさのため、母国ポーランドのために暴動に参加できなかったその怒りの感情を当時の作曲にぶつけました。

この革命のエチュードはまさにその怒りが体現された曲であり、終始激しさのある曲調が特徴的です。

9. ショパン【英雄ポロネーズ】

辻井伸行 ショパン 英雄ポロネーズ Nobuyuki Tsujii Chopin Heroic Polonaise Op. 53

曲の正式名
ポロネーズ第6番変イ長調 作品53
難易度
★★★★★
有名度
★★★☆☆

愛国心が溢れた力強い傑作

ポロネーズとは、フランス語で「ポーランド風の」という意味を持ち、ポーランドの民族舞踊のことを指します。

力強いリズムと親しみやすいメロディーを持つこの曲は、ポーランドの栄光を称えているとされており、ショパンの愛国心が表れた作品といえます。

比較的しっとりとした曲調の多いショパンですが、この英雄ポロネーズは明るく壮麗な主題が印象的です。

ショパンは生涯で18曲のポロネーズを作曲しており、この英雄のポロネーズ以外では、「軍隊ポロネーズ」(第3番)「幻想ポロネーズ」(第7番)も人気が高い作品です。

10. ショパン【幻想即興曲】

幻想即興曲−ショパン【Fantasie Impromptu-Chopin】ピアノ/CANACANA

曲の正式名
即興曲第4番 嬰ハ短調 遺作 作品66
難易度
★★★☆☆
有名度
★★★★★

抜群の知名度を誇る楽曲

ショパンが作曲した4曲の即興曲のうち最初に作曲された曲です。

ショパンの死後、友人の手によって『幻想即興曲』と題して公表されました。

フィギュアスケートではクラシック曲が使用されることも多くありますが、その中でも特に高頻度で使用されている曲です。

荒川静香さん浅田真央さんなど名だたるスケーターが使用していたこともあり、ショパンの作品のなかでも知名度が高い曲目です。

11. ショパン【小犬のワルツ】

子犬のワルツ (Chopin Op.64-1)

曲の正式名
ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1
難易度
★★☆☆☆
有名度
★★★★★

ピアノの定番曲

ショパンの恋人の飼い犬が自分の尻尾を振ってぐるぐる回る様子を見て、即興的に作曲されたと言われています。

3拍子のリズムによって子犬が転がるように走り回る情景が表現され、明るく優雅な主題が印象的です。

12. リスト【ラ・カンパネラ】

辻井伸行 ラ・カンパネラ

曲の正式名
『パガニーニによる大練習曲』第3番 嬰ト短調
難易度
★★★★★
有名度
★★★★☆

ピアノの魔術師の真骨頂

パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章の主題を編曲して書かれた作品。

リストがラ・カンパネラを扱った作品は全部で4曲ありますが、最も有名で現在ラ・カンパネラとして演奏されるほぼ全てがこの曲です。

「鐘」を意味するラ・カンパネラの言葉通り、高音や最大で15度の跳躍などを駆使して鐘の音色を全面に押し出しています。

演奏者の指が休止する間がないほど移動が多く、究極の超絶技巧曲として有名な作品です。

13. メンデルスゾーン【春の歌】

春の歌(メンデルスゾーン)Mendelssohn - Lieder ohne Worte Op. 62 - No. 6 in A major - Spring Song

曲の正式名
無言歌集第5巻作品62-6 イ長調
難易度
★★★☆☆
有名度
★★★★☆

メンデルスゾーンの優美なピアノ有名曲

無言歌集とは、メンデルスゾーンが作曲した全48曲からなるピアノ作品集です。

どの曲も温かく優美な曲調が特徴的で、また難易度も高くないことから発表の当時から多くの人々に愛されていたと言われています。

『春の歌』はその無言歌集のなかで最も有名な曲として知られています。

冒頭のフレーズから春の描写が美しく、春の訪れへの喜びが表現された優しい曲として様々な場面で使用される人気の楽曲です。

人気のピアノ協奏曲5選

14. ベートーヴェン【ピアノ協奏曲第5番】

Beethoven - Piano Concerto No 5 "Emperor" - Zimerman, Wiener Philharmoniker, Bernstein (1989)

曲の正式名
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73
難易度
★★★☆☆
有名度
★★★★☆

古典派時代を代表する不朽のピアノ協奏曲

『皇帝』の副題で知られ、ベートーヴェンが作曲した全5曲のピアノ協奏曲のなかでも最も人気の高い曲です。

ピアノ独奏から始まる革新的な構成を取っており、そのピアノ独奏は誰もが一度は聴いたことがあると思われる有名なフレーズです。

ベートーヴェンのコンチェルトはオーケストラを活かすようソロパートは簡潔に書かれる傾向にあります。

そのため他の作曲家のコンチェルトと比較すると、難易度はそこまで高くありません。

15. ショパン【ピアノ協奏曲第1番】

KYOHEI SORITA – final round (18th Chopin Competition, Warsaw)

曲の正式名
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
難易度
★★★★★
有名度
★★★★★

ピアノの詩人の集大成

数々のピアノ独奏曲を残したショパンの集大成ともいえる管弦楽曲。

ショパンの協奏曲に対しては、しばしば管弦楽法の未熟さが指摘されます。

しかし、若きショパンが抱いた片想いに悩む苦しさ若々しいロマンチックな詩情が感じられる華やかなパッセージが曲全体に散りばめられており、その華麗さが多くの聴く人の胸を打っていることは間違いありません。

また、5年に一度ワルシャワで開かれるショパン国際ピアノコンクールの本選での課題曲となっていることからも、この曲の重要性が現れており認知度も高い楽曲と言えます。

16. ラフマニノフ【ピアノ協奏曲第2番】

Rachmaninoff: Piano Concerto no.2 op.18 Nobuyuki Tsujii blind pianist BBC proms

曲の正式名
ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18
難易度
★★★★★
有名度
★★★★★

最高難易度のピアノ協奏曲

ラフマニノフが作曲した曲のなかで最も人気のある曲といっても過言ではない楽曲。

フィギュアスケートの浅田真央さん2014年のソチオリンピックフリースケーティングで使用した楽曲として認知している方も多いのではないでしょうか。

先に発表したピアノ協奏曲第1番の初演が大失敗に終わり、聴衆からさんざんに酷評されてしまったラフマニノフは完全に自信をなくしうつ病に悩まされるようになります。

そこから約5年間に亘って苦しむことになったうつ病から立ち直る糸口となったのが、この第2番の完成でした。

楽章ごとの対照的な曲調が胸を打つほど美しく、またラフマニノフらしい歯切れのよい構成も魅力的です。

17. ラヴェル【ピアノ協奏曲】

Jean-Yves Thibaudet - Ravel - Piano Concerto in G major

曲の正式名
ピアノ協奏曲ト長調
難易度
★★★☆☆
有名度
★★★☆☆

晩年にして原点回帰

ラヴェルのピアノ協奏曲は、ラヴェルが亡くなる6年前に完成された、自身最後から2番目の曲です。

なんといっても冒頭から引き込まれる楽しいリズミカルな曲調が特徴的です。

ユーモアに溢れ、ジャズ的要素を取り込んだようなこの名曲は、間違いなく他に類を見ない魅力を持っています。

クラシックでありながら、どこかおしゃれなラヴェルらしいメロディーが存分に楽しめる人気曲です!

18. チャイコフスキー【ピアノ協奏曲第1番】

Tchaikovsky Piano Concerto No 1 FULL / Martha Argerich, piano - Charles Dutoit, conductor

曲の正式名
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
難易度
★★★★☆
有名度
★★★★★

野心溢れる大曲

チャイコフスキーは歴史に残る大曲を数々残していますが、その最初の傑作と言えるのがこの協奏曲です。

第1楽章冒頭のフレーズが最も有名で、きっと誰もがどこかで聴いたことがあるでしょう。

ロシアの雄大な土地を連想させるような派手さや豪華さばかりが注目されがちですが、第2楽章や第3楽章も聴きどころが満載です。

第2楽章ではシャンソンのメロディによる情緒豊かな主題が美しく、第3楽章では第1楽章を上回る力強い曲調が特徴的で熱狂的なフィナーレは圧巻です。

有名なピアノ曲を楽しもう

以上、ピアノ人気有名曲でした。

ピアノの音色は琴線に触れるものがあり、辛いときや苦しいときにそっと支えてくれる優しさがあります。

今回ご紹介した曲のなかで気になる曲があれば、是非一度通して聴いてみてください!

ごんたろう

この記事を書いた人

ごんたろう

神奈川県出身の「ごんたろう」です。 主に、ビジネス、エンタメ、スポーツ・レジャーのジャンルを書いています。 クラシック音楽とサッカーと漫才を愛して生きています。 皆さんに役立つ面白い記事をお届けします!

SHARE

この記事をシェアする