「なんかつまらないな、、、」と思っているそこのあなた!それはきっと毎日のドキドキやハラハラが足りないからです!
今回はそんな方のために名作ファンタジー小説を35作品ご紹介します。日本と海外に分けてまとめているのでぜひ参考にしてください。
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- 【大人向け】おすすめ名作ファンタジー小説ランキング20選!日本編
- 1. 少年と老婆|岡田伸一
- 2. 図書館の魔女第一巻|高田 大介
- 3. 絶対猫から動かない|新井 素子
- 4. ブレイブ・ストーリー|宮部 みゆき
- 5. RDG レッドデータガール|荻原 規子
- 6. 旅のラゴス|筒井 康隆
- 7. 誰も知らない小さな国|佐藤さとる
- 8. 夜の都|山吹 静吽
- 9. 獣の奏者1闘蛇編|上橋 菜穂子
- 10. キップをなくして|池澤 夏樹
- 11. 新世界より(上)|貴志 祐介
- 12. 折れた竜骨(上)|米澤 穂信
- 13. アルスラーン戦記1王都炎上|田中 芳樹
- 14. 西の魔女が死んだ|梨木 香歩
- 15. タイム・ラッシュ―天命探偵 真田省吾―|神永 学
- 16. 空色勾玉|荻原 規子
- 17. 神様のコドモ|山田 悠介
- 18. 太陽の塔|森見 登美彦
- 19. 黄泉がえり|梶尾 真治
- 20. 彼らは世界にはなればなれに立っている|太田 愛
- 【大人向け】おすすめ名作ファンタジー小説ランキング15選!海外編
- 1. ハリー・ポッターと賢者の石| J. K. ローリング
- 2. ドラゴンランスレイストリン戦記1 魂の剣(上)|マーガレット・ワイス
- 3. フランケンシュタイン|メアリー シェリー
- 4. 墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活|ニール・ゲイマン
- 5. 星の王子さま|サン=テグジュペリ
- 6. 竜のグリオールに絵を描いた男|ルーシャス・シェパード
- 7. エラゴン遺志を継ぐ者|クリストファー・パオリーニ
- 8. ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり|C.S.ルイス
- 9. 影との戦い―ゲド戦記|ア−シュラ・K.ル・グウィン
- 10. ネシャン・サーガ ヨナタンと伝説の杖|ラルフ・イーザウ
- 11. 九年目の魔法|ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
- 12. 床下の小人たち―小人の冒険|メアリー・ノートン
- 13. オオカミ族の少年1|ミシェル・ペイヴァー
- 14. 龍のすむ家|クリス・ダレーシー
- 15. 魔法があるなら|アレックス・シアラー
- ファンタジー小説を読んで異世界を味わおう!
【大人向け】おすすめ名作ファンタジー小説ランキング20選!日本編
ここでは日本のファンタジー小説を20作品ご紹介します。読み応えのあるものばかりなので、どれを選んでも作品の世界に入り込めると思います!
1. 少年と老婆|岡田伸一
引用元:Amazon(少年と老婆)
「この世でもっとも美しい女性」が、消えた夫を探して5つの国を旅する中で6人の王に出会い、残酷な運命を辿ることになったという不思議な話を聞かされたある少年。
人生をかけて愛を求めた彼女の大冒険の行方とは?
-
恋愛要素が多い作品なので恋愛小説が好きな方にピッタリだと思います!
様々な人と出会うことで想定外の方へ運命が動いていくところがおすすめです。
作品概要
- 著者
- 岡田伸一
- 出版社
- 幻冬舎
- 出版年
- 2015年
- ページ数
- 438ページ
2. 図書館の魔女第一巻|高田 大介
引用元:Amazon(図書館の魔女)
史上最古の図書館に暮らし、多数の言語を操ることから「魔女」と恐れられている「マツリカ」。そんな彼女の元に少年の「キリヒト」が兵士としてやってきます。
彼女の言葉に隠された秘密とは一体?
-
言葉の重みについて考えさせられる一冊だと思います。
内容が深いのでワクワク感以上のものを求めている方におすすめです!
作品概要
- 著者
- 高田 大介
- 出版社
- 講談社
- 出版年
- 2016年
- ページ数
- 294ページ
3. 絶対猫から動かない|新井 素子
両親の介護のために仕事を辞めた「大原夢路」は、ある日突然奇妙な夢を見るようになります。緊急停止した電車に、人の生気を奪う謎の生物。
夢の中に隠された彼女の本当の想いとは?
-
作者の新井さんは文体が特徴的と言われているので、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
ですがこの作品は比較的読みやすくキャラ設定が特殊で面白いのでおすすめです!
作品概要
- 著者
- 新井 素子
- 出版社
- KADOKAWA
- 出版年
- 2020年
- ページ数
- 648ページ
4. ブレイブ・ストーリー|宮部 みゆき
ゲームが好きなごく普通の小学生「亘」。そんな少年の家で急に話題に上がったのは、想定外の離婚話でした。
バラバラになっていく家族をひとつにするために、少年がとった行動とは?
-
ドロドロとした人間関係が描かれていて、序盤はファンタジー要素が少し少なめという印象があります。
その分内容に入り込みやすいので、普段はファンタジー小説をあまり読まないという方にもおすすめです!
作品概要
- 著者
- 宮部 みゆき
- 出版社
- KADOKAWA
- 出版年
- 2021年
- ページ数
- 1356ページ(上中下合体版)
5. RDG レッドデータガール|荻原 規子
一見すると普通の女の子のような「泉水子」。彼女自身も自分のことを特別だとは思っていませんが、実はとても大きな力をもつ一族のひとりでした。
彼女の意志とは関係なく、周囲の大人たちがその力を使ったある計画を企てて、、、
-
内気な女の子が運命に立ち向かっていく姿からきっと勇気がもらえると思います。
全6冊という長編作品で中盤から一気に面白さが増すので、小説好きの方に特におすすめです!
作品概要
- 著者
- 荻原 規子
- 出版社
- KADOKAWA
- 出版年
- 2014年
- ページ数
- 1530ページ(全6冊合本版)
6. 旅のラゴス|筒井 康隆
引用元:Amazon(旅のラゴス)
人々が超能力を獲得した世界で旅を続ける男性「ラゴス」。何度も困難にぶつかったり失敗したりしながらも、決して諦めることなく旅を再開する彼の本当の目的とは?
-
人生について考えさせられるような一冊で、きっとこんな風に日々を過ごしてみたいなと思うと思います。
最近なぜかモヤモヤするなという方はぜひ読んでみてください!
作品概要
- 著者
- 筒井 康隆
- 出版社
- 新潮社
- 出版年
- 1944年
- ページ数
- 205ページ
7. 誰も知らない小さな国|佐藤さとる
「こぼじさま」の言い伝えがあり、「ぼく」の大切な場所でもある小山。ある日そこで少年は、小人が手を振っているのを見かけます。
子ども向けの作品とも言われていますが、大人になって読むと新しい発見がある一冊です!
-
ほのぼのとした心温まる作品で、素直に何かに夢中になっていた小さなころの自分を思い出すはずです!
童心に返りたい方に特におすすめです!
作品概要
- 著者
- 佐藤さとる
- 出版社
- 講談社
- 出版年
- 2010年
- ページ数
- 253ページ
8. 夜の都|山吹 静吽
引用元:Amazon(夜の都)
異国から来た少女が始めた「魔女修行」。亡者たちを追い払って世界を守るという任務を、偶然追うことになった少女の運命はいかに?
-
世界観に合った人はとことんハマる一冊だと思います。
「最後まで誰かを疑い続けることになる作品」に魅力を感じる方におすすめです!
作品概要
- 著者
- 山吹 静吽
- 出版社
- KADOKAWA
- 出版年
- 2022年
- ページ数
- 400ページ
9. 獣の奏者1闘蛇編|上橋 菜穂子
引用元:Amazon(獣の奏者)
母親とふたり暮しをする幼き少女「エリン」。母親が村で問題を起こして処刑されてしまい人生が一変した彼女は、後に王獣を飼うという仕事に就きます。
戦争や政治問題に巻き込まれながら必死に生きた彼女の結末とは?
-
登場人物が多く語り手の視点が変わりやすいので、小説を読む習慣がない方には少し難しいかもしれません。
ですがその分内容が繋がった時の感動も大きいので、読み応えのある作品をお探しの方におすすめです!
作品概要
- 著者
- 上橋 菜穂子
- 出版社
- 講談社
- 出版年
- 2009年
- ページ数
- 360ページ
10. キップをなくして|池澤 夏樹
引用元:Amazon(キップをなくして)
「キップがない!」キップを無くした少年は東京駅で過ごすことになってしまいました。最初は少し楽しい生活でしたが、徐々に生死と向き合わなければならなくなっていきます。
駅中での大冒険の結末は?
-
正義感や使命感の中に子どもたちならではの素直さや無邪気さがあって、生死という重いテーマの作品とは思えないほど読みやすい一冊です。
じっくりと読めるファンタジー小説をお探しの方に特におすすめです!
作品概要
- 著者
- 池澤 夏樹
- 出版社
- KADOKAWA
- 出版年
- 2009年
- ページ数
- 288ページ
11. 新世界より(上)|貴志 祐介
引用元:Amazon(新世界より)
舞台は人類が念動力を手にした1,000年後の日本。「渡辺早季」という少女と彼女の同級生は偶然にも文明が崩壊した理由を知ってしまいます。
知ってはならない秘密を知った彼女たちに待ち受けていた未来とは?
-
完成された独特の世界観が魅力のファンタジー作品好きなら絶対に読むべき一冊です!
ネタバレになってしまうので深くは書けませんが、予想をはるかに超える展開がまっているので、ハラハラしたい方に特におすすめです。
作品概要
- 著者
- 貴志 祐介
- 出版社
- 講談社
- 出版年
- 2011年
- ページ数
- 488ページ
12. 折れた竜骨(上)|米澤 穂信
引用元:Amazon(折れた竜骨)
豊かな港町で発見された「エドウィー」の遺体。彼を殺害したであろう暗殺騎士は、魔術を使って自分の正体を上手く隠します。
魔術の中から真犯人のヒントを見つけ出すことができるのか!
-
「ミステリーなファンタジー」は成り立たないという個人的なイメージが覆った一冊!
同意見の推理小説好きの方にはぜひ読んでいただきたいです。
作品概要
- 著者
- 米澤 穂信
- 出版社
- 東京創元社
- 出版年
- 2013年
- ページ数
- 257ページ
13. アルスラーン戦記1王都炎上|田中 芳樹
引用元:Amazon(アルスラーン戦記)
不敗の騎兵隊を持つ最強国「パルス王国」。ですが味方の裏切りや侵略によって国力が奪われてしまい、、、
再び大陸に名を轟かせるべく、男達の熱い戦いが始まります!
-
主人たちの心に残る数々の名言!
「頑張ろう」と思えるような言葉ばかりなので、元気のない日に読むのがおすすめです。
作品概要
- 著者
- 田中 芳樹
- 出版社
- らいとすたっふ
- 出版年
- 2014年
- ページ数
- 197ページ
14. 西の魔女が死んだ|梨木 香歩
引用元:Amazon(西の魔女が死んだ)
中学校に進学したものの、学校が苦痛になってしまった少女「まい」。彼女はしばらくの間、不思議な能力を持つ祖母と暮らすことになりました。
魔女になるための訓練をする中で彼女に起こった変化とは?
-
心が穏やかになるようなファンタジー小説だと思います。
冒険もののようなワクワク感ではなく少し落ち着いた雰囲気のある作品なので、ゆっくり読みたい方におすすめです!
作品概要
- 著者
- 梨木 香歩
- 出版社
- 新潮社
- 出版年
- 2001年
- ページ数
- 226ページ
15. タイム・ラッシュ―天命探偵 真田省吾―|神永 学
養護施設で育ち、凄腕の元刑事に拾われた探偵「真田省吾」。彼はある日「夢の中で殺される人を助けてほしい」という依頼を受けます。
天才探偵の彼は、予知夢という難題を解決することはできるのか?
-
最後まで黒幕が分からないので、ハラハラした展開が好きな方におすすめの一冊です。
個人的には神永さんの作品に出てくる個性的なキャラクターたちが魅力的すぎるので、ぜひ読んでいただきたいです!
作品概要
- 著者
- 神永 学
- 出版社
- 新潮社
- 出版年
- 2010年
- ページ数
- 370ページ
16. 空色勾玉|荻原 規子
引用元:Amazon(空色勾玉)
幼いころに故郷と両親を失い「輝の一族」に拾われた少女「狭也」はある日、本当は「闇の一族」であることを知らされます。
様々な葛藤を抱きながらも自分の運命と向き合った先に、幸せは待っているのでしょうか?
-
光と闇の一族が交わることで運命が変わっていくのはありがちな展開のように思う方もいるかもしれませんが、結末を知ると心が温かくなると思います!
また恋愛漫画のような胸キュン要素があるので、王道の恋愛系が好きな方におすすめです。
作品概要
- 著者
- 荻原 規子
- 出版社
- 徳間書店
- 出版年
- 2010年
- ページ数
- 456ページ
17. 神様のコドモ|山田 悠介
引用元:Amazon(神様のコドモ)
雲の上から日本を眺めている「神様のコドモ」。退屈な日々の楽しみとして、日本で暮らすそれぞれの人に合わせて「復讐のチャンス」や「苦痛」を与えることに、、、
幸福や不幸を目の当たりにした「神様のコドモ」による衝撃の展開とは?
-
短編集なので、サクッとテンポよく読むことができます。
通勤通学などの合間時間にもってこいの一冊です!
作品概要
- 著者
- 山田 悠介
- 出版社
- 幻冬舎
- 出版年
- 2019年
- ページ数
- 254ページ
18. 太陽の塔|森見 登美彦
引用元:Amazon(太陽の塔)
大学5年生「私」の日課は、自分のことを振った元カノを「研究・観察」と称してストーカーすることです。そんな中訪れたクリスマスの日、街で騒動が起き、、、、
元カノに隠された秘密が少しづつ明らかになっていきます。
-
とりあえず最近失恋してしまった方と、昔の恋人を引きずっている方は今すぐ読んでください。
もしかすると立ち直れるかもしれません!
作品概要
- 著者
- 森見 登美彦
- 出版社
- 新潮社
- 出版年
- 2006年
- ページ数
- 194ページ
19. 黄泉がえり|梶尾 真治
引用元:Amazon(黄泉がえり)
もう会いたくないと思っていた死者が蘇って目の前にやってくる。これほど怖いことってあるのでしょうか?
死者はなぜ蘇ったのか。そして彼らは生者に何を伝えたいのか。「泣けるホラー」というキャッチコピーがピッタリの一冊です。
-
登場人物の気持ちや考えを深読みしてしまう内容の濃い一冊だと思います。
映画化もされていますが、両者には異なる印象を持つと思うので比較してみるのも楽しいはずです!
作品概要
- 著者
- 梶尾 真治
- 出版社
- 新潮社
- 出版年
- 2002年
- ページ数
- 476ページ
20. 彼らは世界にはなればなれに立っている|太田 愛
「羽虫」と呼ばれる故郷を持たない人々。彼らのひとりである「トゥーレ」という少年は、差別に苦しめられていました。そしてついには彼の母親が姿を消し、、、
人種差別という社会問題がファンタジー性をもって描かれています。
-
ファンタジーなのに現代社会に通ずる部分が多い小説なので、読みやすさは今回ご紹介している作品の中でダントツの1位だと思います!
ただワクワク感は少し弱いので、読みやすさ重視の方でないと物足りないかもしれません。
作品概要
- 著者
- 太田 愛
- 出版社
- KADOKAWA
- 出版年
- 2020年
- ページ数
- 368ページ
【大人向け】おすすめ名作ファンタジー小説ランキング15選!海外編
ここでは海外のファンタジー小説を15作品ご紹介します。意外にも日本で大人気の作品がたくさんあります!
1. ハリー・ポッターと賢者の石| J. K. ローリング
ポッター家のひとり息子で、唯一の生き残りである「ハリー・ポッター」。魔法使いだと知らずにごく普通に生活していた彼の元に、ホグワーツ魔法学校から入学許可証が届きます。
異質な学園生活の始まりは暗黒時代の再来でもあり、、、
-
映画を見て内容を知っている方も多いと思いますが、小説ならではのテンポ感があるのでぜひ読んでいただきたいです。
海外作品に対して抵抗感がある方でも読みやすいのでおすすめです!
作品概要
- 著者
- J. K. ローリング
- 出版社
- Pottermore Publishing
- 出版年
- 2015年
- ページ数
- 464ページ
2. ドラゴンランスレイストリン戦記1 魂の剣(上)|マーガレット・ワイス
陽気で人望のある双子の兄「キャラモン」と頭脳明晰で気弱な弟「レイストリン」。弟は様々な葛藤を抱えながらも、魔法研究という道で自分の存在意義を見い出していきます。
彼は最強の魔術師になることができるのか?そしてそれを見守る兄の想いとは?
-
戦記ものの主人公たちは現実離れしすぎている場合も多いですが、この作品に関しては人間味があるのでとても読みやすいです。
なので戦記ものを読んだことがない方の一冊目に特におすすめです!
作品概要
- 著者
- マーガレット・ワイス
- 出版社
- KADOKAWA
- 出版年
- 2021年
- ページ数
- 384ページ
3. フランケンシュタイン|メアリー シェリー
人造人間を作り出した天才科学者の「フランケンシュタイン」。ですが彼はその怪物が醜すぎるあまり、野放しにしてしまいます。
人に拒絶され続けた怪物は、言語や感情を学ぶ中で彼へ復讐することを決意し、、、
-
思わず「分かる」とつぶやいてしまうような一冊だと思います。
共感できる部分が多くてどんどん読み進められるので、長編に挑戦してみたい方におすすめです!
作品概要
- 著者
- メアリー シェリー
- 出版社
- 光文社
- 出版年
- 2010年
- ページ数
- 423ページ
4. 墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活|ニール・ゲイマン
一家殺害事件の生き残りはひとりの「赤ん坊」。墓地に迷い込んでしまったその子は、幽霊達に育てられることになりました。
幽霊からの愛情を受けて大きくなった少年の冒険物語がスタートします!
-
世界観が特殊すぎるので最初から最後まで飽きることなく楽しめると思います。
特に途中で読むのを辞めてしまいがちな方におすすめです!
作品概要
- 著者
- ニール・ゲイマン
- 出版社
- KADOKAWA
- 出版年
- 2019年
- ページ数
- 352ページ
5. 星の王子さま|サン=テグジュペリ
引用元:Amazon(星の王子さま)
砂漠に不時着した宇宙飛行士と小さな王子様。偶然出会ったふたりは互いを「かけがえのない存在」として、信頼しはじめます。
ですがある日、王子様があることを決意してしまい、、、
-
絵本が有名なのでタイトルは聞いたことがあるという方も多いと思いますが、せっかくなので原作の小説を読んでみてください。
エッセイのような小説でとにかく読みやすいので、あまり小説を読まないという方でも読み切れるはずです!
作品概要
- 著者
- サン=テグジュペリ
- 出版社
- 新潮社
- 出版年
- 2006年
- ページ数
- 160ページ
6. 竜のグリオールに絵を描いた男|ルーシャス・シェパード
魔女に敗れて動けなくなった巨大な竜「グリオール」と、街のエネルギーを吸い取って成長する竜を倒そうとする人々。ある時「メリック」という青年がひとつの提案をします。
街の人々が様々な問題を引き起こす中で、彼は作戦を成功させることができるのか?
-
短編集なのでスキマ時間に読める本をお探しの方にピッタリだと思います。
クセになる後味の悪さがあっておすすめです!
作品概要
- 著者
- ルーシャス・シェパード
- 出版社
- 竹書房
- 出版年
- 2018年
- ページ数
- 431ページ
7. エラゴン遺志を継ぐ者|クリストファー・パオリーニ
竜と心通わせる超人的な能力を持つ種族「ドラゴンライダー」。彼らは13人の裏切り者のせいで滅びてしまったと言い伝えられています。
そんなある日、少年「エラゴン」が不思議な石を見つけて彼らと繋がり、、、
-
個性派だらけの濃いキャラのおかげで、世界観にどっぷりハマることができます。
現実を忘れてとにかく異世界を味わいたい方におすすめです!
作品概要
- 著者
- クリストファー・パオリーニ
- 出版社
- 静山社
- 出版年
- 2011年
- ページ数
- 96ページ
8. ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり|C.S.ルイス
第二次世界大戦中にカーク教授の家に預けられた4兄妹。みんなでかくれんぼをしている内に、末っ子が「ナルニア国」に迷い込んでしまいます。
不思議な生き物たちがいる異国で待ち受けていた衝撃の展開とは?
-
兄妹愛を感じる一冊!心温まる作品が好きな方におすすめです。
映画を見たことがある方もいると思いますが、小説ではより繊細に背景が描かれているので、ぜひ読んでみていただきたいです。
作品概要
- 著者
- C.S.ルイス
- 出版社
- 岩波書店
- 出版年
- 2000年
- ページ数
- 275ページ
9. 影との戦い―ゲド戦記|ア−シュラ・K.ル・グウィン
魔法使いに才能を認められた少年「ゲド」は魔法学院に入ることを決意します。そして魔法に磨きをかけた彼は禁断の呪文を唱えてしまい、、、
それをきっかけに始まった戦いの行方は?
-
色々なことを考えさせられる一冊なので、じっくり小説を読みたい方におすすめです!
結末が印象的で「自分ならどうするか」を考えずにはいられないと思うので、時間のある時に読んでみてくださいね。
作品概要
- 著者
- ア−シュラ・K.ル・グウィン
- 出版社
- 岩波書店
- 出版年
- 2009年
- ページ数
- 318ページ
10. ネシャン・サーガ ヨナタンと伝説の杖|ラルフ・イーザウ
引用元:Amazon(ネシャン・サーガ)
舞台はすべての神「イェーヴォー」の末子である「メレヒ=アレス」が創造した世界。そこで「ヨタン」という青年はある任務を任されます。
同じころ「ジョナサン」という少年は記憶が抜け落ちるという問題に直面していて、、、
-
二重世界は好き嫌いが大きく分かれると思いますが、これに関しては皆さんにおすすめできます!
現実味のある言動によってどちらの世界にも入り込みやすくなっているので、苦手意識がなくなるかもしれません。
作品概要
- 著者
- ラルフ・イーザウ
- 出版社
- あすなろ書房
- 出版年
- 2000年
- ページ数
- 493ページ
11. 九年目の魔法|ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
引用元:Amazon(九年目の魔法)
19歳の女子大生「ポーリィ・ホイッテカー」はある日突然、15歳以降の記憶が二重になっていることに気が付きます。この記憶の正体とは何か?
それを辿っていった先にはひっとつの愛情があったのです。
-
日本と海外の差が顕著に現れている作品なので、本格的な海外作品に挑戦したい方に特におすすめです。
また本の中に実在する本が出てくるのも面白いと思います!
作品概要
- 著者
- ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
- 出版社
- 東京創元社
- 出版年
- 1994年
- ページ数
- 489ページ
12. 床下の小人たち―小人の冒険|メアリー・ノートン
「借りぐらしのアリエッティ」の原作である「小人の冒険」シリーズの第一作!小人たちは人間と交流しながら冒険的な日々を送っています。
ラストが意味深な一文で締めくくられているので、それを楽しみに読み進めてくださいね。
-
「借りぐらしのアリエッティ」が好きな方に特におすすめ!
リンクしている部分を見つけるたびにワクワクできます。
作品概要
- 著者
- メアリー・ノートン
- 出版社
- 岩波書店
- 出版年
- 2000年
- ページ数
- 273ページ
13. オオカミ族の少年1|ミシェル・ペイヴァー
森で父親と暮らしていたオオカミ族の少年「トラク」。ある日父親が悪霊に取りつかれた熊に殺されてしまいます。そして彼は父と交わした最後の約束を守るために旅を始めました。
果たして旅を無事に終えることができるのか?
-
伏線まみれの小説なので考えながら読みたい方にピッタリです!
6千年前のヨーロッパ北西部という異世界を体験できるのも面白いと思います。
作品概要
- 著者
- ミシェル・ペイヴァー
- 出版社
- 評論社
- 出版年
- 2005年
- ページ数
- 430ページ
14. 龍のすむ家|クリス・ダレーシー
引用元:Amazon(龍のすむ家)
「子どもとネコと龍が好きな人」だけを下宿人として募集しているという謎の張り紙を見つけた「デービット」。彼がその家に行ってみると本当に龍がいて、、、
龍や下宿先に一家に隠された秘密とは一体?
-
切なさあり幸せさありのほんわかした作品をお探しの方にとくにおすすめです!
龍がいるという世界観とはギャップのある温かいストーリーが魅力だと思います。
作品概要
- 著者
- クリス・ダレーシー
- 出版社
- 竹書房
- 出版年
- 2013年
- ページ数
- 293ページ
15. 魔法があるなら|アレックス・シアラー
引用元:Amazon( 魔法があるなら)
貧しい親子3人が世界一リッチなある場所に住み始めるところから物語がスタートします。予想外の場所なので読む前にぜひ予想してみてください!
子どもの頃にきっと一度は憧れた「夢の詰まった暮らし」がそこにはあります。
-
読む時に置かれている環境で本への印象が大きく変わる一冊です。
普段から同じ本を何度か読み返す習慣のある方は読んでみると面白いと思います!
作品概要
- 著者
- アレックス・シアラー
- 出版社
- PHP研究所
- 出版年
- 2003年
- ページ数
- 327ページ
ファンタジー小説を読んで異世界を味わおう!
いかがでしたか?気になる作品は見つかりましたか?読書が苦手な方はぜひページ数の少ない本から挑戦してみてください。
ちなみに個人的には「宮部みゆき」さんの作品が読みやすくておすすめです!また「空色勾玉」という作品も一気読みできました。
映画化されている作品も沢山あるので、比べてみても面白いかもしれませんね!