グルメ

愛知の日本酒おすすめ10選&酒蔵紹介 人気銘柄『金虎』『鬼ころし』など

愛知鬼ころし金虎日本酒酒蔵人気おすすめ

2022/05/30

愛知県といえば味噌文化!
味噌煮込みうどんや味噌カツなどの、美味しい食べ物を思い浮かべる人も多いと思います。
ですが実は愛知の地酒は歴史が長く、古事記の時代から酒造りが行なわれていました。
今回はそんな愛知県の日本酒の特徴や人気の銘柄、酒蔵を紹介します!

目次[ 表示 ]

愛知の日本酒の特徴

愛知には42軒の酒蔵が存在

愛知県には42軒酒蔵が存在しています。また明治期に製造技術の改良が盛んに行われたこともあり、国内でも珍しい醸造試験所が豊醸組内に設けられています。

出典:国税庁「清酒製造業の概況(平成30年度調査分)」

日本酒製造環境は?

愛知県の濃尾平野には木曽三川と呼ばれる「木曽川」「長良川」「揖斐川」が流れています。地中で自然のろ過が行われる木曽三川の伏流水は、ミネラルをバランスよく含み、仕込み水に向いています。
そのため良質な酒造適合米を育てやすいという特徴があります。
さらに愛知県は、醤油や味噌などを作るための発酵や醸造の文化が発達した地域です。その技術は日本酒作りに活かされています。

味わいの傾向は?

中部地方のお酒は淡麗辛口が主流で、キレの良い味わいが特徴です。
しかし愛知県ではフルーティーな味わいの濃醸甘口も有名で、どちらも名物である味噌を使う料理や、魚料理と相性が良いです。

愛知のおすすめ日本酒10選

1.金虎(きんとら)|金虎酒造

※引用元:金虎酒造株式会社公式サイト

『金虎』は越後流を基本とした酒造りによって、淡麗で吞み口が良いという特徴があります。特に本醸造は、甘さと辛さのバランスが抜群です。
またナゴヤクラウドラベル デザインコンテストにおいて、優秀賞を獲得しています。

『金虎』の購入はこちら

『金虎』の商品情報

銘柄名
金虎(きんとら)
酒蔵名
金虎酒蔵
味わい
フルーティな味わい
後味すっきり

2.東龍(あずまりゅう)|東春酒蔵

※引用元:東春酒蔵株式会社公式サイト

江戸末期創業で、昭和初期までの銘柄は『管公』でした。その後創業者の名前をとって『東龍』と名づけられました。
自家製米である酒造好適米の旨みと、伝統的な山廃仕込の風味が特徴です。

『東龍』の購入はこちら

『東龍』の商品情報

銘柄名
東龍(あずまりゅう)
酒蔵名
東春酒蔵
味わい
コク・キレ・旨み

3.木曽三川(きそさんせん)|内藤醸造

※引用元:内藤醸造株式会社公式サイト

ミネラル成分を含んだ軟水の伏流水が使用されています。
米洗いからもろみ管理、搾り、瓶詰までのすべての工程を、技術を受け継いだ自社の社員のみで行っているのが特徴です。1本の仕込みには1000時間以上の時間がかけられています。

『木曽三川』の商品情報

銘柄名
木曽三川(きそさんせん)
酒蔵名
内藤醸造
味わい
まろやか/深み

4.蓬莱泉(ほうらいせん)|関谷醸造

※引用元:関谷醸造株式会社公式サイト

元治元年(1864)年創業で、伝統の技に革新的技術を加えた独自の酒造りが特徴です。
作業工程の多くで高性能な機械を用いているものの、繊細で重要な発酵の過程は職人の経験と技術でコントロールされています。まさに匠の技です。

『蓬莱泉』の購入はこちら

『蓬莱泉』の商品紹介

銘柄名
蓬莱線(ほうらいせん)
酒蔵名
関谷醸造
味わい
甘みのある女性的な味わい
酸味と甘みの調和

5.鬼ころし(おにころし)|清洲桜醸造

※引用元:清洲桜醸造株式会社公式サイト

蔵人こだわりの蒸米仕込が特徴で、国産米が使用されています。36年間食卓で愛され続け、全国燗酒コンテスト2020お値打ち燗酒部門で金賞を獲得しました。

『鬼ころし』の購入はこちら

『鬼ころし』の商品紹介

銘柄名
鬼ころし(おにころし)
酒蔵名
清州桜醸造
味わい
日本酒本来の旨味
辛口
芳醇な香りとコク

6.我山(がざん)|鶴見酒蔵

※引用元:鶴見酒造株式会社公式サイト

創業140年の歴史を持つ尾張津島の銘酒であり、これまで木曽川の伏流水を使い続けています。山田錦を 35%まで高精白した米を100%使用しているのが特徴です。
第103回令和3年酒蔵年度南部 氏自醸酒鑑評会 純米酒の部優等賞受賞を受賞しました。

『我山』の購入はこちら

『我山』の商品紹介

銘柄名
我山(がざん)
酒蔵名
鶴見酒造
味わい
果実を思わせる吟醸香
お米の旨味

7.神杉(かみすぎ)|神杉酒蔵

※引用元:Amazon

水へのこだわりが強いことで有名で、10℃ぴったりの奥三河産「夢山水」か安城市産「若水」を使用しています。また酒造専用の精米機により、100%自社精米しています。
事前予約で蔵見学も可能です。

『神杉』の商品紹介

銘柄名
神杉(かみすぎ)
酒蔵名
神杉酒蔵
味わい
淡麗で甘口

8.菊石(きくいし)|浦野酒蔵

※引用元:浦野合資会社公式サイト

三河の霊峰である猿投山の天然記念物「菊石」が由来の、歴史のある銘酒です。
手作りにこだわった酒造りで、「全国新酒鑑評会・金賞」「愛知県酒造組合きき酒研究会・2部門入賞」「名古屋国税局酒類鑑評会・優等賞受賞」などこれまで多くの賞を獲得してきました。

『菊石』の商品紹介

銘柄名
菊石(きくいじ)
酒蔵名
浦野酒蔵
味わい
後味が良い
米のやさしく柔らかい旨み
飲み飽きしない

9.金鯱(きんしゃち)|盛田金しゃち酒造

※引用元:盛田金しゃち酒造株式会社公式サイト

軟水である知多半島の伏流水を使用しています。
品質に最も影響する酒造工程を手作業で行い、低温発酵にこだわることで、雑味のない綺麗な酒質に仕上がっています。

『金鯱』の購入はこちら

『金鯱』の商品紹介

銘柄名
金鯱(きんしゃち)
酒蔵名
盛田金しゃち酒造
味わい
口当たりが柔らかく飲みやすい

10.勲碧(くんぺき)|勲碧酒蔵

※引用元:勲碧酒蔵株式会社公式サイト

ミネラルを多く含んだ軟水の木曽川伏流水を加工せずに使用することで、飲みやすいお酒に仕上がっています。
また酒米には、愛知県産酒造米「夢吟香(ゆめぎんが)」や岡山県産米「山田錦(やまだにしき)」、「雄町(おすまち)」が使われています。少量ずつ仕込むこだわりが、素材の味を引き出します。

『勲碧』の購入はこちら

『勲碧』の商品紹介

銘柄名
勲碧(くんぺき)
酒蔵名
勲碧酒蔵
味わい
口当たりが良い
ふくよかで奥ゆかしい

愛知にある人気の酒蔵

澤田酒蔵(さわだしゅぞう)

※引用元:澤田酒造株式会社公式サイト

大吟醸から普通酒までを、すべて昔ながらの製法で造ることにこだわり、仕込水は江戸時代から、知多半島丘陵部の伏流水を使用しつづけています。平成15年より県産酒造好適米「若水」の減農薬栽培を開始し、よりよい酒米づくりを目指している酒蔵です!

酒蔵『澤田酒造』について

酒蔵名
澤田酒蔵(さわだしゅぞう
銘柄名
白老(はくろう)
創業 
1848年
所在地
愛知県常滑市古場町4丁目10番地

酒蔵見学情報

・中止中

丸石醸造(まるいしじょうぞう)

※引用元:丸石酒蔵株式会社公式サイト

 

日本酒「徳川家康」「二兎」など有名な銘柄が多いことが特徴です。また「三河武士」をベースに、愛知県産の果物を使用したお酒も人気があります。
様々なお酒を楽しみたい人におすすめです。

酒蔵『丸石酒蔵』について

酒蔵名
丸石酒蔵(まるいしじょうぞう)
銘柄名
二兎(にと)
徳川家康(とくがわいえやす)
三河武士(みかわぶし)
長誉(ちょうよ)
創業
1690年
所在地
愛知県岡崎市中町6丁目3-3

酒蔵見学情報

・可(事前予約)

 

中埜酒造(なかのしゅぞう)

※引用元:中埜酒造株式会社公式サイト

知多半島は、年間平均気温15.5度という醪の発酵に適した気候風土という特徴があります。また、良質な酒米や清冽な湧き水に恵まれたことで、徳川御三家や尾張藩から奨励されたという歴史を持ちます。自然の恵みと伝統によって発展した酒蔵です。

酒蔵『中埜酒造』について

酒蔵名
中埜酒造(なかのしゅぞう)
銘柄名
國盛(くにざかり)
半田郷(はんだごう)
我逢人(がほうじん)
創業
1844年
所在地
愛知県半田市東本町2丁目24

酒蔵見学情報

・酒蔵を利用した資料館飲み見学可(木曜を除く10時から16時)

 

愛知の美味しい日本酒を楽しもう

愛知県の職人たちは酒造りに適した気候風土と、発酵や醸造の文化を活かしながら、よりよい日本酒を求めて技術改良を続けてきました。その結果、愛知県のグルメと相性の良い、フルーティーでさっぱりとした味わいのお酒が誕生しました。
「伝統を感じながらお酒を楽しみたい人」や「愛知のグルメをもっと楽しみたい人」に特におすすめです!

この記事を書いた人

kei

愛知県出身の「kei」です。 主に、旅行、エンタメの記事を書いています。 チーズケーキと散歩が大好きです。 ためになる情報をたくさんお届けします!

SHARE

この記事をシェアする