愛媛県と言えばみかんや鯛を思い浮かべる人も多いと思います。
ですが、愛媛県は瀬戸内海と宇和海の二つの海と、穏やかな気候に恵まれた酒造りに適した環境下にあります。
様々な大会で優秀な成績を収めた日本酒も多いです。
今回はそんな愛媛県の日本酒の特徴や人気の銘柄、酒蔵を紹介します!
目次[ 表示 ]
- 愛媛の日本酒の特徴
- 愛媛県には41軒の酒蔵が存在
- 日本酒の製造環境は?
- 味わいの傾向は?
- 愛媛の日本酒おすすめ10選
- 1. 伊予賀儀屋(いよかぎや)|成龍酒造
- 2. 石鎚(いしづち)|石鎚酒造
- 3. 梅錦(うめにしき)|梅錦山川
- 4. 京ひな(きょうひな)|酒六酒造
- 5. 雪雀(ゆきすずめ)|雪雀酒造
- 6. 華姫桜(はなひめさくら)|近藤酒造
- 7. 日本心(やまとごころ)|武田酒造
- 8. 虎の尾(とらのお)|西本酒造
- 9. 山丹正宗(やまたんまさむね)|八木酒造部
- 10. 初雪盃(はつゆきはい)|協和酒造
- 愛媛にある人気の酒蔵
- 成龍酒造(せいりょうしゅぞう)
- 栄光酒造(えいこうしゅぞう)
- 水口酒造(みなくちしゅぞう)
- 愛媛の美味しい日本酒を楽しもう
愛媛の日本酒の特徴
愛媛県には41軒の酒蔵が存在
愛媛県には41軒の酒蔵が存在しています。また、愛媛県は東予地方、中予地方、南予地方という文化や環境の異なった3つの地域から構成されており、それぞれの地域に個性豊かな蔵元が存在しています。
日本酒の製造環境は?
愛媛県は、標高が高く険しい山々で構成された四国山地が東西に連なっています。南国であるにも関わらず、冬になると雪が降り積もり、冷たい風が吹く、まさに酒造りに適した気象条件にあります。また、名水百選に選ばれた「うちぬき」をはじめとした名水も酒造りに生かされています。
味わいの傾向は?
愛媛県の日本酒は、舌触りが良く、まろやかで深い味わいが特徴です。
食事との相性が良いものも多く、瀬戸内の名産である白身魚など、淡白な食事と一緒に楽しむのもおすすめです。
愛媛の日本酒おすすめ10選
1. 伊予賀儀屋(いよかぎや)|成龍酒造
※引用元 成龍酒造株式会社公式サイト
『伊予賀儀屋』は食事をしながら飲むことを意識して造られているため、繊細な味わいは食事との相性抜群です。その一方、無濾過で仕上げられており、お酒本来の味も楽しめる日本酒に仕上がっています。
また、「KuraMaster 2022」にてプラチナ賞・ゴールド賞をダブル受賞しており、地元以外でも沢山の人に愛されている日本酒です。
『伊予賀儀屋』のご購入はこちら
『伊予賀儀屋』の商品情報
- 銘柄名
- 伊予賀儀屋(いよかぎや)
- 酒造名
- 成龍酒蔵
- 味わい
- すっきりしており食事との相性抜群
2. 石鎚(いしづち)|石鎚酒造
※引用元 石鎚酒造株式会社公式サイト
『石鎚』は「食中に活きる酒造り」を目標に造られたお酒です。大型の仕込みではなく手造りだからこそ造り出せる日本酒になっています。
また、IWC(インターナショナルワインチャレンジ)2023のSAKE部門でGOLDを受賞するなど、その美味しさは多くの人に認められています。
『石鎚』のご購入はこちら
『石鎚』の商品情報
- 銘柄名
- 石鎚(いしづち)
- 酒蔵名
- 石鎚酒造
- 味わい
- 素朴で食事にも合う味わい
3. 梅錦(うめにしき)|梅錦山川
※引用元 楽天市場公式サイト
『梅錦』は、山田錦や玉栄、八反錦、雄町などを原料米とし、職人の長年培った技術と感性により造られた日本酒です。
日本酒のもうひとつの顔であるラベルには酸度や製造方法など、お酒の特徴がわかりやすく書かれており、『梅錦』に関わる全てにこだわった日本酒です。
2023年3月には、愛媛県新酒品評会「大吟醸酒部門」で審査委員長賞を受賞しています。
『梅錦』のご購入はこちら
『梅錦』の商品情報
- 銘柄名
- 梅錦(うめにしき)
- 酒造名
- 梅錦山川
- 味わい
- 清潔感のあるスッキリとした味わい
4. 京ひな(きょうひな)|酒六酒造
※引用元 酒六酒造株式会社公式サイト
初代酒井繫一郎と縁の深かった京都の名僧がこのお酒を飲み、賞賛した日がひな祭りだったことからこの『京ひな』という名前はつけられました。
父は技術者、母は蔵であり、まるで娘を育てるかのように丁寧に造り出されています。
また、その美味しさが評価され、「Kura Master 2022」の 純米酒部門ではプラチナ賞を受賞しています。
『京ひな』のご購入はこちら
『京ひな』の商品情報
- 銘柄名
- 京ひな(きょうひな)
- 酒造名
- 酒六酒造
- 味わい
- 清らかで品のある味わい
5. 雪雀(ゆきすずめ)|雪雀酒造
※引用元 雪雀酒造株式会社公式サイト
厳選した原材料と水と磨き上げられた技術によって造られた『雪雀』は、上質で優しく、時代を超えて愛される日本酒です。
麹造りに一番重点をおき、 特定名称酒の仕込みには吟醸造りを行っています。
元総杜氏の田窪幸次郎は日本の『現代の名工』にも選ばれており、まさに職人の技によって生み出された日本酒です。
『雪雀』のご購入はこちら
『雪雀』の商品情報
- 銘柄名
- 雪雀(ゆきすずめ)
- 酒蔵名
- 雪雀酒造
- 味わい
- すっきりと優しい口当たり
6. 華姫桜(はなひめさくら)|近藤酒造
※引用元 近藤酒造株式会社公式サイト
新居浜で育った代表と、愛媛に一人しかいない女性杜氏(一級酒造技能士)により造られている日本酒です。
愛媛県新居浜市に唯一残る蔵元で、手間をかけながら美味しい地酒を造り続けています。
『華姫桜』という銘柄名は日本の国花の「桜」、愛媛県の「姫」、宴をより華やかに飾る「華」を由来としています。
『華姫桜』の購入はこちら
『華姫桜』の商品情報
- 銘柄名
- 華姫桜(はなひめさくら)
- 酒造名
- 近藤酒造
- 味わい
- 甘みがあり、柔らかな口当たり
7. 日本心(やまとごころ)|武田酒造
※引用元 武田酒造株式会社公式サイト
日露戦争が行われていた当時、「大和魂」という言葉が国民を鼓舞するために使われていました。ここから「大和魂」を「日本心」と表記して「やまとごころ」と読む日本酒が生まれたのです。
この「大和魂」には「古代から続く日本人らしい勇敢で深い精神」という意味があります。
武士が武士道を大切にしていたように、『日本心』は日本酒に忠実に向かい合って今もその味を引き継いでいます。
『日本心』の購入はこちら
『日本心』の商品情報
- 銘柄名
- 日本心(やまとごころ)
- 酒造名
- 武田酒造
- 味わい
- お米の香り・柔らかくしなやかな味わい
8. 虎の尾(とらのお)|西本酒造
※引用元 楽天市場公式サイト
『虎の尾』は1793年に一揆を起こした土地の百姓たちに、上酒屋「桑名屋」当主、桑名屋半兵衛が振る舞ったとされているお酒で、二百年以上続く伝統と技術を受け継いでいます。
糖類を一切加えていない本醸造酒であることに加え、通常の大吟醸(50%以下)に比べ高精白率という素材にもこだわった日本酒です。
『虎の尾』の購入はこちら
『虎の尾』の商品情報
- 銘柄名
- 虎の尾(とらのお)
- 酒造名
- 西本酒造
- 味わい
- 米の旨みと香りが楽しめる
9. 山丹正宗(やまたんまさむね)|八木酒造部
※引用元 株式会社八木酒造部公式サイト
愛媛で育った県産の酒米にこだわり、全生産量の9割以上が愛媛県産米です。
また、昭和天皇が今治を訪れた際にお茶の水にも選ばれた、四国山脈からの伏流水を用いています。
地元の豊かな素材を生かした山丹正宗は地元に愛されるだけでなく、全国新酒鑑評会で金賞を多数受賞するなど多くの人に愛されている日本酒です。
『山丹正宗』の購入はこちら
『山丹正宗』の商品情報
- 銘柄名
- 山丹正宗(やまたんまさむね)
- 酒造名
- 八木酒造部
- 味わい
- 清らかで優しい味わい・フルーティ
10. 初雪盃(はつゆきはい)|協和酒造
※引用元 協和酒造株式会社公式サイト
『初雪盃』は「槽しぼり」や「袋しぼり」にこだわった酒造りをしており、手作業だからこそ造り出せる味わい深さが特徴の日本酒です。
『初雪さん』と親しまれていた『黒松 初雪』は、昭和46年に霊峰富士に因んだ『初雪盃』と名前を変え、今も歴史を紡ぎ続けています。
『初雪盃』の購入はこちら
『初雪盃』の商品情報
- 銘柄名
- 初雪盃(はつゆきはい)
- 酒造名
- 協和酒造
- 味わい
- ほのかな香り・すっきりとした旨味
愛媛にある人気の酒蔵
成龍酒造(せいりょうしゅぞう)
※引用元 成龍酒造株式会社公式サイト
江戸時代から米蔵の鍵を守ってきた鍵屋本家は、明治十年に成龍酒造として生まれ変わりました。そして、そこから140年以上日本酒を造り続け、技術や伝統を引き継いでいます。お酒の味と香りを決める鍵となる水、米、微生物にこだわり続ける酒蔵です。
酒蔵『成龍酒造』について
- 酒蔵名
- 成龍酒造(せいりょうしゅぞう)
- 銘柄名
- 伊予賀儀屋(いよかぎや)
成龍然(せいりょうぜん)
御代栄(みよさかえ)
- 創業
- 1877年
- 所在地
- 〒799-1371 愛媛県西条市周布1301-1
酒蔵見学情報
・可(事前予約)
栄光酒造(えいこうしゅぞう)
※引用元 栄光酒造株式会社公式サイト
地元愛媛の原料、水、人にこだわりながら、日本酒を始めとした様々なお酒を造っている酒造です。美味しいお酒をそのままお届けするために品質管理を徹底し、納得のいくお酒を造り続けています。
酒蔵『栄光酒造』について
- 酒蔵名
- 栄光酒造(えいこうしゅぞう)
- 銘柄名
- 酒仙栄光(しゅせんえいこう)
- 創業
- 1897年
- 所在地
- 〒791-0101 愛媛県松山市溝辺町甲443
酒蔵見学情報
・可(営業日であれば可 前日までに予約 所要時間 約20~30分 写真撮影可)
水口酒造(みなくちしゅぞう)
※引用元 水口酒造株式会社公式サイト
水口酒造は古くから道後で清酒の製造を行っており、愛媛・松山・道後地区で唯一の造り酒屋です。清酒からビール、オリジナルグッズや化粧品など幅広く取り扱っており、多方面にて道後の観光を盛り上げている酒造です。
酒蔵『水口酒造』について
- 酒蔵名
- 水口酒造(みなくちしゅぞう)
- 銘柄名
- 仁喜多津(にきたつ)
道後蔵酒(どうごくらざけ)
- 創業
- 1895年
- 所在地
- 〒790-0848 愛媛県松山市道後喜多町3-23
酒蔵見学情報
・可(予約可能日 月~土曜日〈祝祭日の場合は不可〉 予約時間 9:00~16:00)
愛媛の美味しい日本酒を楽しもう
愛媛県には酒造りに適した気象条件と、職人たちにより受け継がれてきた技術があり、その美味しさの証拠として受賞歴のある日本酒も数多く存在しています。ぜひ、美味しいお食事と共に、風味豊かで味わい深い愛媛の日本酒を楽しんでください!