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スロートラベルの行き先おすすめ10選!自分のペースで歩ける/土地本来の面白さが楽しめる場所

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2024/08/06

「旅行に行くと疲れてしまう…」

「せっかくの旅行もなんだか気疲れしてしまって、リラックスできない…」

という方も多いのではないでしょうか?

近年注目されつつある『スロートラベル』で、ゆっくり旅をしてみませんか?

今回は『スロートラベル』とは何か、どんな楽しみ方ができるのか、国内・海外別のおすすめ行き先も併せてご紹介します。

目次[ 表示 ]

スロートラベルとは?

まず、スロートラベルとは何かについてご紹介します。

いったいどんなもの?

スロートラベルとは、その名の通り「ゆったりたのしむ旅」のこと。

自分のペースで見たり歩いたり食べたり、人とは違う体験や自分の好奇心を満たしてくれるものを求めて自由に移動するのが特徴です。

一見従来の旅行とさほど変わらないように思えますが、一言でいうと「広く浅く」から「狭く深く」へと、旅の目的や宿泊スタイルなど様々な点で変化しています。

スロートラベルの楽しみ方4選

地域の魅力を深堀りする
ひとつの地域に長くとどまり、ゆったりとした時間を過ごすスロートラベル。 持続可能な観光のために、地域特有の文化を体験したり、観光客向けではないその地域本来の良さを探ったりすることは、スロートラベルが持つ大きな魅力! 地産地消や地域の特産品を意識して食事やお土産を選ぶのもおすすめです。
興味を追求する
スロートラベルでは「人気の観光スポット!」「最新トレンド!」といった情報にまどわされないことが重要です。 自分が本当に行きたいと思った場所に行き、本当にやりたいと思った体験に時間をかけることで、心からの満足が得られるのではないでしょうか。 忙しない日常から解放され、じっくり自分の興味・関心と向き合うことが重要です。
移動を楽しむ
「スロー」がキーワードのスロートラベルでは、移動もゆっくりとしています。 船やローカル電車、バスといった、あえて時間がかかる交通手段を選び、景色や読書を楽しみながら旅をする方が多いようです。 車窓を流れていく景色を、ぼーっと見つめているだけでもリフレッシュになるのではないでしょうか?
心身の疲れを癒す
ヨーロッパでは、心身の疲れを癒やすことを目的としたスロートラベルが流行しています。 自然の中でのアクティビティやスパ、巡礼路のウォーキングなどが人気の様子。ゆったりとした時間を過ごし、自分と向き合うこともスロートラベルの楽しみ方のひとつです。

スロートラベルの国内行き先おすすめ5選

次に、スロートラベルの行き先におすすめな国内の地域をご紹介します。

【奈良県】全域

引用元:五感で楽しむスロートラベル NARA | 食も空気も、1300年の時を味わいに。

奈良県は『五感で楽しむスロートラベル NARA』と称した観光キャンペーンを行っており、初めてのスロートラベルで何をしていいかわからない…という方にもお勧めの行き先です。

飛鳥の香具山や吉野山の桜などの古くから愛されてきた自然や、飛鳥宮や藤原宮、古墳などの歴史的な遺跡を楽しむことができます。

そして奈良県を語るうえで忘れてはならないのが、古代のチーズ『蘇』

牛乳を特殊な方法で煮詰めた「」は当時の貴族に好まれていた高級食品です。

現代でも「蘇」を再現・アレンジしたお菓子も存在するため、スロートラベルで訪れた際はぜひお試しあれ。

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【北海道】十勝

引用元:Slow Travel HOKKAIDO(スロウトラベル北海道) |北の旅行・ツアーサイト

これぞ北海道”ともいえる雄大な自然が見られる帯広・十勝エリア

道内屈指の酪農地帯で、たくさんの乳牛が放牧された広大な牧場のほか、ジャガイモ畑や小麦畑などがパッチワークの様に広がっています。

農産物や新鮮なミルク、チーズなどおいしいものが揃う北海道の台所とも呼ばれており、食を楽しむのにはぴったりのエリアです。

さらに北海道の醍醐味とも言えるスケールの大きいガーデンも十勝エリアの魅力の一つなんです!

十勝ヒルズや紫竹ガーデンなど有名なガーデンスポットがあるほか、タウシュベツ川橋梁があることで知られる糠平湖(ぬかびらこ)、珍しいモール温泉(十勝川温泉)など多くのリフレッシュスポットがあります。

十勝平野ののどかさを堪能するサイクリングや農場の暮らし体験など、心と体を解きほぐす体験を楽しんでみませんか?

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【沖縄県】北大東島

引用元:うふあがり島観光ガイド

沖縄県最東端の国境の島・北大東島。

どこの大陸ともくっついたことのない絶海の孤島で、隔絶された島だからこそ息づく壮大な自然独自のチャンプルー文化ウェルカムな島人など、たくさん魅力が存在します。

自転車でふらりとめぐる島の風景は、まるで映画のロケ地のように、どこもかしこもダイナミック

天空の城ラピュタに登場しそうな燐鉱石貯蔵庫跡や、120年前に初めて人が上陸したといわれる上陸港跡など、島のすべてにそのドラマが凝縮されています。

一つ一つの景観に人の営みの歴史を感じられる北大東島で、じっくり、ゆっくり深くしみわたる自然と文化を味わってみてください!

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【東京都】神津島

引用元:神津島村

高速船で約3時間飛行機なら45分で行くことができる神津島。

神々が集った島として、さまざまな神話が残っています。

神津島どこでもプラネタリウム」という言葉に間違いはないほどの美しい星空が見られることから、2020年12月、東京都初の星空保護区に認定されました。

また、約800メートル続く白砂のビーチが広がる「前浜海岸」でも、飛び込み台が設けられた木造の「赤崎遊歩道」でも、透明度の高い海水がお出迎えしてくれます。

透き通った美しい水を眺めれば、心まで洗われていくような気持ちになれるはず。

もちろん泳いだり、のんびりお散歩したり、うっとりと夕日を眺めたり…。

場所によって、そして時間によって、神津島の海は実に表情豊かで、自分だけのゆったりとした時間を鮮やかに彩ってくれること間違いなしでしょう。

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【大分県】由布市

引用元:~大分県由布市(湯布院・庄内・挾間)の観光情報サイト~ 

観光地として全国的に人気の湯布院ですが、賑やかな温泉地から少し足を伸ばすと、1,000m級の雄大な山々に抱かれた日本のふるさとがあります。

地元農家が丹精こめて育てたお米と野菜、豊後牛や地鶏、季節によってはヤマメや鯉なども味わうことができ、それぞれの土地で獲れる四季折々の食材を生かした郷土料理もまた楽しみの一つ。

辻馬車に揺られてまちを探索してみたり、由布岳を眺めながら農作業で汗を流すのも良し、もちろん温泉も欠かせません。

名湯と自然の里でほっと一息、自分の人生を見つめなおしてみませんか?

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スロートラベルの海外行き先おすすめ5選

続いて、スロートラベルの行き先におすすめな海外の地域をご紹介します。

【タイ】カオラック

引用元:カオラック・ビーチ | 【公式】タイ国政府観光庁

オンライン旅行プラットフォームのアゴダ(Agoda)による、アジア内のスロートラベルに適した場所として第1位を獲得した、タイのカオラック。

サーフィンの天国」としても有名なカオラックは、美しい海辺と自然を楽しむことができ、日常の心配を忘れてリラックスできる完璧な場所!

美しく洗練されたビーチの後方には、国立公園にも指定された手付かずに自然が残り、ラフティングや象のトレッキングも可能です。

夜には、ペット・カセム通り沿いのバーやレストランで、タイの民族音楽の生演奏を楽しんだり、地元のプレーヤーとビリヤードをして楽しむこともできます。

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【ギリシャ】クレタ島

引用元:Enagron Ecotourism Village in Rethymno Crete

紀元前3千年に遡る古代クレタ文明のみならず、古代ギリシャ、ローマ帝国、ビザンティン帝国、ベネツィア共和国、オスマントルコといった時代の遺跡や記念物などの街並み

加えて北側の美しくなだらかな海岸線には、大中小多様なリゾートホテルが点在する、まさにギリシャ随一の観光地といったクレタ島

ここだけ見たらスロートラベル?といった感じですが…

実は、クレタ島山間部ではーラルツーリズムやエコツーリズムなどの拠点となる宿泊施設が多数存在し、世界的な注目を集めているのです。

地産地消の食事や、毎日異なるアクティビティ伝統建築をリノベーションした施設など、クレタ島でしか味わえない魅力の数々が待っています。

多くの人が集まる観光地から喧騒を逃れて、伝統と自然をゆったり味わってみませんか

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【アメリカ】ハワイ島

引用元:ハワイ島 – ハワイ州観光局 | Go Hawaii

海外旅行といえば、真っ先に名前が挙がるハワイですが、この場所もスローツーリズムの視点で過ごしてみると、今までとは全く違った楽しみ方ができます。

太平洋のグランドキャニオンと呼ばれるカウアイ島のワイメア渓谷や、富士山よりも標高が高く、雲海の名所ハレアカラ山をもつマウイ島など、ダイナミックな自然がもりだくさん

また、ハワイの食も欠かせません!

甘くフルーティで深いコクと酸味を楽しめるコナコーヒーや、上品な味わいを楽しめるハワイアンカカオなどがあり、島内の農園では、焙煎体験や、テイスティング、オリジナル商品の購入など、現地ならではの体験ができます。

いつもと一味違ったハワイを感じて、のんびり時間を過ごすことができそう!

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【スイス】ブリエンツロートホルン鉄道

引用元:ブリエンツ・ロートホルン鉄道 | スイス政府観光局

1892年開業の伝統を誇るアルプスの登山鉄道・ブリエンツロートホルン鉄道

ブリエンツ湖畔からブリエンツァー・ロートホルン山頂へと結ぶ路線は、電化されておらず、スイスで唯一、蒸気機関車での定期運行を続けている鉄道としても知られています。

蒸気機関車かディーゼル車で可愛らしい赤色の客車を牽引し、山の斜面をのんびりと上っていく途中で見えるのは、レールの左右からこちらを見守る放牧中の牛や、高山植物などというアルプスならではの景色

様々な場所を巡って観光するのではなく、のんびりと車窓を流れていく風景を楽しむ旅というのもたまには良いですよね!

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【台湾】星のやグーグァン

引用元:星のやグーグァン【公式】 | HOSHINOYA Guguan

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する星野リゾート。

台湾中央山脈の麓に佇む温泉リゾート「星のやグーグァン」は毎年、春から夏にかけて「沐暑リゾート」のコンセプトのもと、暑さの厳しい都市部から離れ、地の利を生かし、より涼しく過ごせる滞在を提案しています。

沐暑」とは、夏の暑さを清らかな水で灌ぐような涼しさを表現した造語をさします。
台北より気温が約5度低く標高約3,000メートル級の山々に囲まれた夏でも過ごしやすい場所に位置するため、このようなコンセプトでの運営を行っているそう。

氣功をベースにした深呼吸と軽いストレッチを組み合わせた『氣循森呼吸』や、地域の歴史とともに楽しむ狩猟の山道ハイキングなどの歴史×スローツーリズムのアクティビティ

ほかにも台湾のお茶文化を楽しむ『谷茶のひととき』、原住民族の文化に触れる体験など、様々なアクティビティが用意されています。

興味の赴くままに、星のやグーグァンで自分だけの自由時間を過ごしてみてください!

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スロートラベルで自分らしい旅を!

今回は『スロートラベル』とは何か、どんな楽しみ方ができるのか、国内・海外別のおすすめの行き先などをご紹介させていただきました。

スロートラベルはゆったりと良いものを味わう旅であると同時に、人々が地域に残るスローな生活文化にふれて、その価値を再確認する旅

スロートラベルは、日本国内でも気軽に挑戦可能です!

気になったら、まずは一度体験してみてください!

この記事を書いた人

じろ

静岡県出身の「じろ」です。 主に旅行・グルメ・エンタメのジャンルを書いています。 読書と食べ物、それから旅行が好きです! 皆様の生活に新しい興味を生み出せるような情報をお届けします。

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