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おすすめの電子ピアノ10選!価格やピアノ以外の機能なども併せて紹介

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2022/10/07

今回はおすすめの電子ピアノ10選を紹介していきます!
電子ピアノの仕組みや価格帯、メリット・デメリットなどの基本的な情報はもちろん、ピアノ歴10年以上の私が重要だと思う”見るべきポイント”についてもまとめています。
初心者やこれからピアノを始めたい方はもちろん、上級者の方もぜひ参考にしてみてくださいね!

目次[ 表示 ]

電子ピアノの基礎知識まとめ

はじめに、電子ピアノの基礎知識について簡単にまとめていきます!

仕組み

モデルにもよりますが、一般的な電子ピアノは鍵盤のタッチをセンサーで読み取り、読み取った情報から音源が発音される仕組みです。

あらかじめ録音された音を再生する「サンプリング音源」と、リアルタイムに音を生成する「モデリング音源」があります。

価格帯

アップライトピアノは70万円程度グランドピアノは200万円程度が価格の相場であるのに対し、 電子ピアノは安いものだと5万円程〜から購入が可能です。

一生の趣味にピッタリのピアノ。そんな価値あるピアノがこの価格で手に入るなら、かなりお手ごろに感じませんか?

鍵盤数

現在、ピアノの鍵盤数は88鍵とされています。

7オクターブ+3音(黒鍵を含む)から構成されており、一番低い音はラ(A)、一番高い音はド(C)です。

電子ピアノのメリット・デメリット

電子ピアノのメリット・デメリットは以下の通りです。

電子ピアノのメリット

・夜やアパートでも練習できる(音量調節、ヘッドホン)
・コンパクトでスペースが必要ない
・比較的低価格である
・メンテナンスが不要である(調律など)
・機能が豊富である(メトロノーム・ベース・音源など)

電子ピアノの一番のメリットは、ヘッドホンやイヤホンと接続が可能であるため騒音問題を気にせず練習出来ることでしょう。

またコンパクトであるため、アパートやマンションにも設置しやすいです。音源などの機能がついているものを購入すれば、ピアノ以上の音楽の創作を楽しむことができます!

電子ピアノのデメリット

・音色や音量のコントロールが難しい
・表現力が身につかない
・耐用年数が短い

電子ピアノの最も大きなデメリットは、当たり前ですが本物に劣ることです。

直接弦を弾いて音を出す生ピアノと違い、電子ピアノはセンサーとスピーカーの連動によって発音します。よって、どんなに高性能な電子ピアノでも本物のピアノと同じ音を再現することは不可能です。

これにより、電子ピアノしか弾いたことがない人は生ピアノを弾いたときに違和感を感じるでしょう。また表現力や強弱などの細かな技術が培われにくいです。

電子ピアノで見るべきポイント4つ!

ここからは、筆者が選ぶ、電子ピアノを購入する際に”見るべきポイント” を4つ紹介していきます!

【タッチ感】鍵盤の仕組み

1つ目は「タッチ感」です。

電子ピアノには主に3つの鍵盤の仕組みがあり、それぞれに明確な特徴があります。

以下にまとめていますので参考にしてみてくださいね!

樹脂鍵盤

引用元:島村楽器 

「樹脂鍵盤」とはその名の通り樹脂、つまりプラスチックでできています。

鍵盤を弾いた位置や強さをセンサーが探知し、スピーカーから発音される仕組みで、バネなどは使用していません

15万円以下の比較的安価な電子ピアノのほとんどは「樹脂鍵盤」を採用しています。

メリット
・安価である
・タッチが軽いため初心者が弾きやすい
デメリット
・爪などが当たるとカチカチ音が鳴る
・音色や音量のコントロールが難しい
・指が疲れやすい

木製鍵盤

引用元:島村楽器

「木製鍵盤」とはその名の通り本物のピアノ同様の、木製の鍵盤のことです。

鍵盤がシーソーのような構造になっており、梃子の原理によって自然な重量感を得ることができます。

基本的に20万円を超えるモデルのほとんどが「木製鍵盤」を採用しています。

メリット
・本物に近い質感
・本物に近い打鍵時の感覚
デメリット
・本物同様にタッチ位置の調整が必要

ハイブリッド鍵盤

引用元:島村楽器

「ハイブリッド鍵盤」とは、本物のピアノの仕組みと電子ピアノを組み合わせた、それぞれの”いいとこどり”をしたモデルです。要は、本物のピアノと同じ動作の仕組みと、電子ピアノの発音の仕組みを組み合わせた電子ピアノです。

鍵盤の質感・重量感は本物と同じまま、音量の調整やヘッドホン・イヤホンとの接続が可能です。

相場は40万円〜で、上級者の方・本格的にピアノ練習をしたい方におすすめのモデルです。

メリット
・本物と同じ質感・重量感
・見た目も本物に近い
デメリット
・高価である
・一般的な電子ピアノよりも大きめ

【音色】スピーカーの数・配置

引用元:ヤマハ

2つ目は「スピーカー」です。

電子ピアノの弾き心地は、スピーカーの数・位置・出力によって大きく左右されます。

基本的に、電子ピアノに搭載されているスピーカーの数は2・4・6つのどれかで、値段に比例しています。

おすすめは4つ以上です。より本物のピアノに近い音の響きを体験することができます。

ただし、ヘッドホン・イヤホンの着用を前提としている方は考慮しなくても良いでしょう。

【機能】音源・スペック

引用元:ヤマハ

3つ目は「機能」です。

電子ピアノには様々な機能が搭載されているものがあります。「独学で曲を演奏できるようになりたい」や「作曲を楽しみたい」など、目的によってはとても便利です。

よく見られるのは、ガイド・レコーダー・サウンド・レイヤーの4つの機能です。

以下に、それぞれ簡単にまとめていますので気になる方はチェックしてみてくださいね。

ガイド
「ガイド機能」付きのピアノは、初心者の方や独学でピアノを始めたい方におすすめです。 一般的なものだと鍵盤にライトがついており、光った鍵盤を弾くことで簡単に曲を演奏できます! 最近ではスマートフォンやタブレットにインストールしたアプリと連動して、楽譜を見ながら練習ができるモデルもあり、より本格的なレッスンに近い形のピアノ練習が可能です。
レコーダー
「レコーダー機能」では、その名の通り演奏の録音が可能になります。 外部出力ができるモデルであれば、演奏を音源として別デバイスに送信することも可能です。 音質がそのままの状態での録音データを使用したい人には必須の機能です!
サウンド
「サウンド機能」では、ピアノ以外の様々な楽器の音で演奏を楽しむことができます! モデルによっては、ジャズ用ピアノ・クラシック用ピアノなど絶妙な調律の違いを再現した音源を搭載しているものもあり、曲に合わせてピッタリな音色を選ぶこともできます。
レイヤー
「レイヤー機能」では、名前の通り複数の音源を重ねることができます。 例えば、ドラム・ベースなどでリズムを刻み、それに合わせてピアノ演奏を楽しむことができます!

【構造】ペダル・蓋

引用元:SUKU×SUKU

4つ目は「ペダル」と「蓋」です。

基本的に、YAMAHA・Roaland・KAWAIなど有名なブランドの電子ピアノにはあらかじめ備わっており、考慮する必要はありません。

ただし、ネット通販などで購入できる格安モデルの場合は注意が必要です。

「ペダル」は、固定されたモデルを強く推奨します。格安モデルだとコードのみで繋がっていて、少しの衝撃で位置がずれてしまうペダルのものもおおく、それだとかなり練習がしづらいです。

「蓋」に関してですが、基本的に蓋つきのモデルが好ましいでしょう。蓋がないと鍵盤の間などにほこりや汚れがたまりやすく、劣化が早まったり、故障の原因になったりする可能性があります。

ただ、布などで代用もできるため、必須条件ではないです。そのような場合は、鍵盤の上に直接物を置いたり圧力をかけたりしないように注意しましょう。

【目的別】おすすめ電子ピアノ10選!

ここからは、目的別のおすすめ電子ピアノ10選を紹介していきます!

初心者向け・上級者向けに分けて5つずつ紹介しているので、ご自身の目的に合わせて参考にしてみてくださいね!

また機能比較表も掲載しておりますので、ぜひ自分にピッタリのモデルを見つけてください!

【初心者】ピアノを始めたい方・趣味でやりたい方向け

初心者向けの、コスパの良いモデルを5つご紹介します。

CASIO PX-770

引用元:Amazon

この価格でスタンド・ペダル一体型を実現している「CASIO PX-770」。

白鍵には象牙調、黒鍵には黒檀調を採用しており、高級感のある質感が特徴です。

スピーカー数が少ないものの、充分な音源数と品質を兼ね備えており、初心者にはもちろん、中級者の方も満足できる電子ピアノです!

機能比較表

価格
68,620円(税込)~
カラー展開
オークウッド調・ブラックウッド調・ホワイトウッド調
鍵盤方式
樹脂鍵盤
スピーカー数
2
音源
音色数:19
内臓曲:60

YAMAHA ARIUS YDP-145

引用元:YAMAHA

独学でピアノを始めたい!」そんなかたにピッタリの「YAMAHA ARIUS YDP-145」。

内蔵曲が、デモ10曲・クラシック50曲・レッスン303曲とかなり豊富で、飽きずに練習を楽しむことができます。

無料アプリ「スマートピアニスト」に対応しており、自分のデバイスで譜面をみながら本格的な練習を体験できます。

機能比較表

価格
85,024円(税込)~
カラー展開
ニューダークローズウッド調・ブラックウッド調・ホワイトウッド調
鍵盤方式
樹脂鍵盤
スピーカー数
2
音源
音色数:10
内蔵曲:363

Roland HP704

引用元:Roland

電子ドラム・DJ機器など電子楽器の日本を代表するメーカーである「Roland」。

「Roland HP704」は、しっかり品質にこだわりたい方におすすめです。

弾き心地や機能性はもちろん、見た目も美しい電子ピアノです。

Bluetoothオーディオ機能がついているのも嬉しいポイントです!

機能比較表

価格
203,500円(税込)
カラー展開
Dark Rosewood・Polished Ebony・Light Oak・White
鍵盤方式
木製鍵盤
スピーカー数
4
音源
音色数:324
内臓曲:402

KAWAI CN201

引用元:河合楽器製作所

より本物のピアノに近いタッチ感を追及した「KAWAI CN201」。

本物のピアノ特有のクリック感や音域による鍵盤の重さの違いなどを忠実に再現しており、本物のピアノと弾き心地が似ています。

本物に近い弾き心地を重視する方におすすめのモデルです!

機能比較表

価格
148,500円(税込)
カラー展開
プレミアムライトオーク調・プレミアムローズウッド調・プレミアムホワイトメープル調
鍵盤方式
樹脂鍵盤
スピーカー数
2
音源
音色数:19
内臓曲:269

CASIO Privia PX-870BN

引用元:CASIO 

音の響き”を重視した「CASIO Privia PX-870BN」。

音が内部にこもらない音響構造を採用しており、大屋根を開けたグランドピアノのような音の広がりを感じることができます。

ヘッドホン・イヤホンなどを使用せずに練習をする方におすすめのモデルです!

機能比較表

価格
81,661円(税込)~
カラー展開
オークウッド調・ブラックウッド調
鍵盤方式
樹脂鍵盤
スピーカー数
4
音源
音色数:19
内臓曲:60

【上級者】早朝・深夜の練習をしたい方向け

上級者向けの、本物に近い電子ピアノを5つ紹介していきます!

YAMAHA Clavinova CLP-775

引用元:YAMAHA

タッチ感・音色・機能・構造、全て申し分ない設計の「YAMAHA Clavinova CLP-775」。

上級者でも充分に満足できる品質と機能性をこの価格で実現しています。

見た目も本物のピアノに近く、メインの練習用としても充分な電子ピアノです!

機能比較表

価格
302,500円(税込)
カラー展開
ニューダークローズウッド調・ブラックウッド調・ホワイトアッシュ調・ダークウォルナット調
鍵盤方式
木製鍵盤
スピーカー数
8(トランデューサー×2を含む)
音源
音色数:38
内臓曲:303

KAWAI Concert Artist CA79

引用元:河合楽器製作所

上面放射スピーカーを採用し、演奏者を包み込むような音の広がり方を実現した「KAWAI Concert Artist CA79」。

世界の国際ピアノコンクールに公式採用されているグランドピアノ「SK-EX」の音色を忠実に再現した音源を使用しています。

プロの方にもご利用いただける電子ピアノです。

機能比較表

価格
324,500円(税込)~
カラー展開
プレミアムローズウッド調・プレミアムホワイトメープル調
鍵盤方式
木製鍵盤
スピーカー数
6
音源
音色数:67
内臓曲:377

Roland Piano Digital LX706

引用元:Roland

Bluetooth・レコード・アプリ連携など基本的な便利機能はすべて網羅している上、「ハイブリッド鍵盤」を採用している「Roland Piano Digital LX706」。

なんと天板の開放も可能で、まるでグランドピアノで演奏しているような気分を味わうことができます!

価格
370,700円(税込)
カラー展開
ダークローズウッド調・黒塗鏡面艶出し塗装
鍵盤方式
ハイブリッド鍵盤
スピーカー数
6
音源
音色数:324
内臓曲:410

Roland Piano Digital LX708

引用元:Roaland

先ほど紹介した「Roland 700 Series」の最上級モデルである「Roland Piano Digital LX708」。

スピーカーが8つも搭載され、もはや本物のピアノといえるほどクオリティが高いです。

全ピアノ好きにおすすめしたい、最高峰の電子ピアノです。

機能比較表

価格
520,300円(税込)~
カラー展開
黒塗鏡面艶出し塗装仕上げ ・ 白塗り鏡面艶出し塗装仕上げ
鍵盤方式
ハイブリッド鍵盤
スピーカー数
8
音源
音色数:324
内臓曲:410

CASIO GP-1000

引用元:島村楽器

島村楽器限定モデルである「CASIO GP-1000」。

決してお手ごろではありませんが、値段と品質を考えると充分に価値のある電子ピアノです。

シンプルで良いものを使いたい、そんな方におすすめのモデルです!

機能比較表

価格
434,500円(税込)~
カラー展開
ブラックポリッシュ
鍵盤方式
ハイブリッド鍵盤
スピーカー数
6
音源
音色数:21
内臓曲:60

自分に合った電子ピアノで、音楽を楽しもう!

以上、電子ピアノの基礎知識と、おすすめ電子ピアノ10選でした!

自分にピッタリのモデルは見つかりましたか?

ぜひ、ピアノを楽しむ素敵な時間をお過ごしください。

この記事を書いた人

だみ

茨城出身の「だみ」です。 主に、旅行・グルメのジャンルを書いています。 美味しいものを食べること、音楽、旅行が大好きです。 ピアノ・フルート・ギターできます!皆様に役立つ情報をお届けします!

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