目次[ 表示 ]
- ミラーリングとは?
- Fire TV Stickのミラーリングで何ができるのか?
- Fire TVシリーズでミラーリングができる製品3つ
- 1:Fire TV Stick(第3世代)
- 2:Fire TV Stick 4K
- 3:Fire TV Cube
- デバイス別のFire TV Stickを使ったミラーリング方法
- 1:Androidの場合
- 2:iPhoneの場合
- 3:Windowsの場合
- 4:Macの場合
- Fire TV Stickでミラーリングができない時の対処法7つ
- 1:OSが最新版であるか確認する
- 2:一度機内モードにする
- 3:同じWi-Fiで接続されているかを確認する
- 4:一度再起動を行う
- 5:Fire TV Stickのアプリが起動しているかを確認する
- 6:ミラーリングするデバイスの設定も確認してみる
- 7:カスタマーサービスに問い合わせてみる
- Fire TV Stickのミラーリング方法を知って便利に活用していこう!
ミラーリングとは?
ミラーリングとは、「画面ミラーリング」とも呼ばれ、パソコンやスマートフォンの画面を、テレビなどの画面に表示する機能のことです。特にスマートフォンのような画面が小さいものを、テレビなどに表示できることで拡大され見やすくすることが可能です。
Fire TV Stickのミラーリングで何ができるのか?
Fire TV Stickとは映像出力機器であり、AmazonプライムビデオやYouTubeがテレビの画面で見ることができます。さらにFire TV Stickにはミラーリング機能があり、パソコンやスマートフォンの画面をテレビなどに表示することも可能です。
画面ミラーリングをすることで、映画や動画を複数人で観る際に役立ったり、ゲーム画面の細かい文字が見やすくなり快適にプレイができたりします。スマートフォンの画面が小さくて見づらいと感じている人達にとっては特に便利な機能です。
Fire TVシリーズでミラーリングができる製品3つ
ここからはミラーリングのできるFire TV Stickや、Fire TV Cubeについて紹介をしていきます。ミラーリングのできる製品は「Fire TV Stick(第3世代)」「Fire TV Stick 4K」「Fire TV Cube」の3つです。
それぞれの特徴やメリットを詳しく解説します。
1:Fire TV Stick(第3世代)
1つ目のミラーリングのできる製品は「Fire TV Stick(第3世代)」です。前作の第2世代モデルよりも性能が約50%向上しています。
またフルHDの動画をストリーミングできるようになり、HDRやDolby Atmosにも新たに対応しました。どちらも機器や映像が対応のものである必要があるため注意しましょう。
2:Fire TV Stick 4K
2つ目のミラーリングのできる製品は「Fire TV Stick 4K」です。第2世代よりも性能は約80%向上しており、読み込み速度や処理速度が速くなっています。
4Kの名の通り、「4K Ultra HD、Dolby Vision」に対応していますが、性能は第3世代とほぼ同等であるため、HDRやDolby Atmosなどにも対応しています。
第2世代に比べれば遥かに高性能の「Fire TV Stick 4K」ですが、第3世代が登場したことによって、画質以外の性能に差がなくなりつつあります。
3:Fire TV Cube
3つ目のミラーリングのできる製品は「Fire TV Cube」です。CPUは6コアあり、高速起動や高速処理が可能になっています。HDRやDolby Atmosはもちろん、4K動画も再生できます。
また、スマートスピーカー機能が搭載されたため、音声操作が可能になっているため、リモコン操作が不要になったというメリットもあります。
見たい動画を探す際も、「アレクサ、○○を再生して」と呼びかけるだけで自動で検索し再生してくれるため、非常に便利です。
デバイス別のFire TV Stickを使ったミラーリング方法
ここからは、デバイス別のミラーリング方法について紹介をしていきます。紹介をするデバイスは「Android」、「iPhone」、「Windows」、「Mac」の4つです。
それぞれのミラーリング方法を知って、上手に活用していきましょう。
1:Androidの場合
Androidにおけるミラーリング方法は、OSがAndroid4.2以降である必要があります。さらに接続方法はWi-Fiのみとなります。
4.2以降のOSには「Miracast」という技術が備わっています。Wi-Fiを経由しFire TVシリーズと通信可能です。Fire TV側で通常通りミラーリングの設定を行い、Android端末で「設定」から「ワイヤレスディスプレイ」でFire TVを選択するとミラーリングできます。
2:iPhoneの場合
iPhoneにおけるミラーリングには、Fire TVシリーズに繋ぐための専用アプリが必要です。「AirReceiver」はFire TVシリーズで購入する必要があります。
ダウンロードすると、ホーム画面に「AirPlay&UPnP」と表示されるため、アイコンを選択をします。Fire TVシリーズ側でミラーリングの準備ができたら、iPhoneで下から上へスワイプし、メニューから「画面ミラーリング」をタップして完了です。
3:Windowsの場合
Windows10におけるミラーリングは、ワイヤレスで繋ぐことが可能です。まず先にFire TVシリーズ側をミラーリング待機状態にします。次にWindows10側で画面右下の「通知」アイコンをクリックします。
「Bluetooth」のアイコンを右クリックし「設定を開く」をクリックします。その後「+Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」で、Fire TVシリーズを追加すると接続完了です。
4:Macの場合
Macにおけるミラーリング方法もiPhoneと同様に「AirReceiver」を使用します。
まずFire TVシリーズ側で「AirReceiver」を起動すると、「AirPlay」アイコンが表示されます。クリックするとFire TVシリーズを表すデバイス名が表示されているためクリックしましょう。するとTV画面にMac画面が表示されます。
または「AirPlay」機能を利用した方法もあります。メニューバーから「AirPlay」を選択し、「AirPlayディスプレイをミラーリング」を選択して完了です。
Fire TV Stickでミラーリングができない時の対処法7つ
ここまではデバイス毎のミラーリング方法について紹介をしてきました。ここからはFire TV Stickでミラーリングができない時の対処法について紹介していきます。対処法には7つあり、デバイス側やFire TV側など原因は様々です。
1:OSが最新版であるか確認する
ミラーリングができない時の1つ目の対処方は「OSが最新版であるか確認すること」です。これはデバイス側、Fire TVシリーズ側の両方のOSを指します。
接続がうまくいかない際は、一度OSのバージョンを確認し、最新のものにアップデートしてみましょう。
2:一度機内モードにする
ミラーリングができない時の2つ目の対処法は「一度機内モードにする」です。これはデバイス側、特にスマートフォンで注意すべき事項です。
表示上はWi-Fiに接続がされていても、実際はうまく接続されていない場合があります。そのため、一度機内モードにしてWi-Fiの接続を切り、再接続してみましょう。その後、再度ミラーリングを試してみてください。
3:同じWi-Fiで接続されているかを確認する
ミラーリングができない時の3つ目の対処方は「同じWi-Fiで接続されているかを確認する」です。その際は、デバイス側、Fire TVシリーズ側ともに確認しましょう。
ミラーリングを行う際には、デバイス側とFire TVシリーズ側が、同じWi-Fiに接続をされている、ということが大前提です。Wi-Fiの端末によっては異なる周波数帯を出すものがあります。
デバイス側とFire TVシリーズ側で、それぞれ異なる周波数帯のWi-Fiに接続をしてしまっていないか確認してみましょう。
4:一度再起動を行う
ミラーリングができない時の4つ目の対処法は「一度再起動を行う」です。再起動は、デバイス側もFire TVシリーズ側もどちらも試してみましょう。
この方法は上述した「一度機内モードにする」をやってみて、それでもミラーリングが出来ない場合に試すことおすすめをします。
Wi-Fiに接続できていても、内部で何かしらのエラーが起きている場合があります。それを解消するために、デバイス側とFire TVシリーズ側の両方で再起動を行います。Fire TV Stickの再起動は、リモコンの「選択」と「再生」を同時に押します。
5:Fire TV Stickのアプリが起動しているかを確認する
ミラーリングができない時の5つ目の対処法は「Fire TVシリーズのアプリが起動しているかを確認する」です。
ミラーリングができない理由として、Fire TVシリーズ側が故障している可能性があります。それを確認するために、Fire TVシリーズ側の他のアプリを起動してみます。もし他のアプリも起動しない場合は、Fire TVシリーズ側の故障の可能性があります。
6:ミラーリングするデバイスの設定も確認してみる
ミラーリングができない時の6つ目の対処法は「ミラーリングするデバイスの設定も確認してみること」です。
特にAndroidのスマートフォンではワイヤレスディスプレイ機能の有効化設定や、スクリーンキャストに関する設定が必要な場合があります。そのため、一度設定の確認を行い、必要に応じて設定を変更していきましょう。
7:カスタマーサービスに問い合わせてみる
ミラーリングができない時の7つ目の対処法は「カスタマーサービスに問い合わせてみる」です。上記で紹介をした対処法1〜6すべてを試してみてもミラーリングができない場合は、カスタマーサービスに問い合わせてみましょう。
Amazonの「ヘルプ」より、カスタマーサービスへ問い合わせることができます。必要な項目を入力し、送信した後はカスタマーサービスからの返答を待ちましょう。
Fire TV Stickのミラーリング方法を知って便利に活用していこう!
Fire TV Stickでミラーリングを行う方法や対処法を紹介しました。ミラーリングはテレビなどに画面を拡大できるため、仲間同士でゲームをしたり、複数人に写真や動画を見せたり、プレゼンテーションをする際に非常に便利です。
接続の方法はデバイスによって異なり、Appleの場合は有料のアプリも必要であることに注意しましょう。
これまでミラーリングを試したことのない方も、ぜひFire TV Stickでミラーリングを活用してみてください。