1983年に任天堂が発売を開始したファミリーコンピューター、通称「ファミコン」は、今までたくさんの子どもたちを虜にしてきました。
今回はそんな思い出のファミコン・スーファミソフトとして、1980〜90年代に発売されたソフトを一挙にご紹介します!
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懐かしいファミコンソフト12選
名作編
1.スーパーマリオブラザーズ(1985年)
引用元:Nintendo公式サイト
誰もがご存知の『スーパーマリオブラザーズ』は、レトロゲームと言えばこれ!というくらい有名な作品です。発売と同時に大ヒットし、社会現象ともいえるほどの人気を博しました。
さらわれたピーチ姫を助けるため、マリオとルイージの兄弟が大冒険を繰り広げるというストーリーで、跳んだり走ったり踏んづけたり、様々な方法を使って敵を倒していきます。
最初は簡単でもステージごとに難易度が上がっていくため、最後までクリアできなかった人も意外と多いのではないでしょうか?
2.MOTHER(1989年)
引用元:Nintendo公式サイト
中世を舞台としたRPGが主流であった当時、現代アメリカを舞台にした『MOTHER』は斬新な作品でした。
架空の田舎町・マザーズデイにおいて、電気スタンドや人形、墓場からよみがえったゾンビが暴れだすなど、様々な怪奇現象を主人公たちが解決していくストーリーとなっています。
ポップなBGMやカートゥーン調のキャラクターたちなど、ほかの作品とは一味違う世界観が楽しめます。
3.星のカービィ 夢の泉の物語(1993年)
引用元:Nintendo公式サイト
1992年にゲームボーイ対応ソフトとして発売された『星のカービィ』の続編であり、ファミコンに対応する唯一の作品です。
敵キャラを吸い込んだり吐き出したりしながら進んでいく横スクロール型のアクションゲームで、わかりやすい操作で誰でも簡単に遊ぶことができます。
今ではカービィの代名詞ともいえる「コピー能力」は、この作品から導入されました。
RPG編
4.ドラゴンクエスト(1986年)
RPGゲームの王道といえる『ドラゴンクエスト』シリーズの第一作で、伝説の勇者の血を引く主人公が竜王にさらわれた姫を助けに行く王道冒険ファンタジーです。
キャラクターデザインは『ドラゴンボール』で有名な鳥山明先生で、ゲームミュージックは作曲家であるすぎやまこういち先生が手がけました。誰もが一度は聞いたことがあるOPテーマは、2021年東京オリンピックの入場曲にも使われました。
5.ゼルダの伝説(1986年)
引用元:Nintendo公式サイト
有名な『ゼルダの伝説』シリーズの第1作であり、神秘の力「トライフォース」を巡って主人公・リンクが冒険を繰り広げる物語です。
広大なフィールド上に隠されているいくつものダンジョンを自由に探索できるのが特徴的で、世界中で愛されている名作RPGです。
6.ファイナルファンタジーⅢ(1990年)
『ファイナルファンタジー』シリーズの中でも、従来よりシステムが簡易かつ遊びやすくなった本作は、シリーズ初のミリオンセラーを記録した代表作品です。
前2作と世界観は共有していますが、クリスタルによって選ばれた主人公4人組が闇の魔物を討伐する旅に出るというまったく別のストーリーになっています。
アクション編
7.ドンキーコング(1983年)
引用元:Nintendo公式サイト
1981年にアーケードゲームとして設置された『ドンキーコング』は、その翌年にゲーム&ウォッチに、翌々年にファミコンに実装されました。
ドンキーコングにさらわれたレディを助けるために、障害物であるタルをかわしながらステージをクリアしていきます。
8.マリオブラザーズ(1983年)
引用元:Nintendo公式サイト
有名な『スーパーマリオブラザーズ』シリーズの第一作目であり、初めて主人公に「マリオ」という名前がつけられた記念すべき作品です。
下水道から落ちてくるカメやカニ、ハエなどを下から叩いて駆除していく、固定画面型アクションゲームです。ステージをクリアしていくごとに敵キャラのスピードが速くなり難易度が上がっていくため、弟であるルイージとの協力プレイが求められます。
9.アイスクライマー(1985年)
引用元:Nintendo公式サイト
青服の男の子・ポポと、赤服の女の子・ナナを操作して雪山の頂上を目指すアクションゲームで、今なお根強いファンが多い作品です。
滑るブロックや動く雲を上手く乗り越えていくとボーナスステージが現れますが、欲張って落ちている野菜をすべてゲットしようとして、逆に落ちてしまった経験がある人は多いのではないでしょうか?
10.バルーンファイト(1985年)
引用元:Nintendo公式サイト
風船を使って空中に浮かび、敵の風船を割っていくアクションゲームです。空中では慣性が働き、勢いがつくとなかなか止まれないため、ほかの作品にない独特の操作感を楽しむことができます。
2種類のモードがあり、プレイヤー二人で操作する2-PLAYER GAMEでは、協力プレイだけでなく相手の風船を割って妨害することもできます。
11.悪魔城ドラキュラ(1986年)
ヴァンパイアハンターである主人公が吸血鬼ドラキュラを倒すために城に乗り込むホラーアクションで、狼男やフランケンシュタインなどの敵や仕掛けられた罠を攻略していくゲームです。
舞台は吸血鬼伝説で有名なトランシルヴァニア地方で、独特のBGMやクラシックな世界観から、硬派なゲーム性を楽しむことができます。
12.メトロイド(1986年)
引用元:Nintendo公式サイト
遠い未来の宇宙が舞台であるサイエンス・アクションで、ほかの生物のエネルギーを吸い尽くす恐ろしい生命体「メトロイド」を巡る宇宙戦士・サムス・アランの戦いの物語です。
主に横スクロールアクションである『メトロイドシリーズ』と、シューティングゲームの形をとった『メトロイドプライムシリーズ』の2シリーズが展開され、日本以外にも北米を中心に根強いファンがいる作品です。
懐かしいスーファミソフト7選
名作編
1.MOTHER 2(1994年)
引用元:Nintendo公式サイト
前作の発売から5年、スーパーファミコン用のソフトとして開発されたのが『MOTHER 2』です。シリーズの続編となっていますが、主人公やシナリオは一新されています。
「大人も子供も、おねーさんも。」をキャッチコピーに、3人の少年と一人の少女が世界征服を目論む宇宙人・ギーグの野望を阻止するために冒険を繰り広げるというストーリーです。
2.星のカービィ スーパーデラックス(1996年)
引用元:Nintendo公式サイト
『星のカービィ』シリーズの第7作目にあたり、6つのゲームモードが集まったオムニバス形式が特徴的な作品です。
難易度が低い「はるかぜとともに」に始まり、カービィとデデデが食べ物を取りながら競争する「激突!グルメレース」、“いつになくマジな雰囲気”な「メタナイトの逆襲」など、様々なゲームを一度に楽しむことができます。
RPG編
3.真・女神転生(1992年)
引用元:Nintendo公式サイト
『真・女神転生』シリーズの第一弾で、悪魔を「仲魔」にしながらダンジョンを攻略していく、従来の王道ゲームとは一風変わったRPG作品です。
主人公の行動やコマンドの選択によって振り分けられる属性に応じて物語が大きく左右されるため、様々な展開や結末を楽しむことができます。
4.ファイナルファンタジーⅣ(1994年)
シリーズ第6作目にあたる本作はスーパーファミコンに対応する最後の作品です。グラフィックが一新されたり一部に3D表示が採用されるなど、前作に比べて改良された点も多いため、ファンから高い評価を受けています。
様々なキャラクターを操作することができ、自分の好きなキャラで戦略を組めるバトルシステムが特徴的です。
アクション編
5.スーパーマリオワールド(1990年)
引用元:Nintendo公式サイト
スーパーファミコン用ソフトの売り上げでは全世界で一位を誇るなど、不動の人気を誇る『スーパーマリオブラザーズ』シリーズの一つです。
マリオとルイージがバカンスに訪れていた「恐竜ランド」でまたもピーチ姫がさらわれてしまい、助けに行く途中にタマゴから現れた奇妙なドラゴンと協力しながら冒険を繰り広げるというストーリーです。今ではマリオシリーズのキャラとして有名な「ヨッシー」が最初に登場した作品となります。
6.スターフォックス(1993年)
引用元:Nintendo公式サイト
主人公・フォックスが、仲間たちと協力しながら悪の科学者アンドルフの野望を打ち砕くシューティングゲームです。
主人公の戦闘機・アーウィンを操縦しながら照準を定め、レーザーやスマートボムによって敵を倒します。登場人物たちが動物なのは既存のSFと一線を画したいという狙いのもとであり、ちなみにフォックスは伏見稲荷大社のキツネがモデルになっているということです。
7.ポケモンスナップ(1999年)
引用元:Nintendo公式サイト
『ポケットモンスター』シリーズには珍しくポケモントレーナーを主人公としない作品で、プレイヤーはポケモンカメラマンとして様々なポケモンの姿を撮影していきます。
60種類以上のポケモンたちはカメラに向かって様々な姿や表情を見せてくれ、撮影した写真をオーキド博士に採点してもらうと得点をもらうことができます。
バトルや冒険を中心とするポケモンシリーズとは一味違う楽しみが味わえる作品です。
レトロゲームで遊ぶ方法3選
1.Nintendo Switch Online
『Nintendo Switch Online』は、Nintendo Switch向けの有料オンラインサービスです。加入することで、離れた友達とのオンラインプレイやボイスチャットなどができるほか、ファミコンやスーパーファミコンのソフトをプレイすることができます。
現在実装されているタイトル数は100本を超えるため、懐かしいあのゲームがきっと見つかるはずです。
7日の無料お試し期間も設けられているため、ぜひ気軽に初めてみてはいかがでしょうか?
価格
- 1か月
- 306円(税込)
- 3か月
- 815円(税込)
- 12か月
- 2,400円(税込)
- 追加パック(12か月)
- 4,900円(税込)
『Nintendo Switch Online 利用券』のご購入はこちら
2.ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター
『ニンテンドークラシックミニ』は、手のひらサイズでよみがえった新しいファミコンです。懐かしい30タイトルが最初から内蔵されているため、わざわざカセットを購入する必要がありません。
本体とテレビさえあればすぐにプレイすることができ、Switchで遊ぶ『Nintendo Switch Online』と違い、実際のファミコンのコントローラーを使って遊ぶことができるため、ソフトだけでなくファミコン本体が恋しい方におすすめです!
価格
- メーカー希望小売価格
- 5,980円(税別)
『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター』のご購入はこちら
3.ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン
こちらは、『ニンテンドークラシックミニ』シリーズのスーファミ版です。手のひらサイズの本体には懐かしの21タイトルが収録されており、テレビにつなげるだけですぐに遊ぶことができます。
とてもコンパクトで収納に困らないため、ファミコンとスーファミの両方を揃えてみるのもおすすめです!
価格
- メーカー希望小売価格
- 7,980円(税別)
『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』のご購入はこちら
懐かしいレトロゲームを楽しもう!
いかがでしたか?
ご紹介した作品の中には、あの頃遊んだ懐かしのゲームがきっとあったのではないでしょうか。ここでは紹介しきれなかった作品もたくさんあるので、ぜひ一度調べてみると楽しいかもしれません。
現在レトロゲームを遊ぶ方法はいくつか用意されているため、この機会にぜひ懐かしい作品をもう一度プレイしてみましょう!