目次[ 表示 ]
- 冷風扇の仕組みとは
- 冷風扇とエアコン・扇風機との違い
- 冷風扇を使用することによる効果3つ
- 1:電気代が安価である
- 2:適度な冷風で冷やせる
- 3:ペットがいる屋内にも適している
- おすすめできる冷風扇メーカー3選
- 1:株式会社山善
- 2:アイリスオーヤマ株式会社
- 3:株式会社千住
- 使用すべきおすすめの冷風扇17選
- 1:TEKNOS マイナスイオン搭載冷風扇
- 2:TEKNOS 冷風扇 スリムタイプ
- 3:TEKNOS USBミニ冷風扇
- 4:YAMAZEN 冷風扇
- 5:YAMAZEN ミニ冷風扇
- 6:YAMAZEN スリム冷風扇
- 7:アイリスオーヤマ キャスター付き冷風扇
- 8:siroca 加湿つき温冷風扇
- 9:APIX HOT&COOL with MOIST
- 10:ゼンケン スリム温冷風扇
- 11:YAMAZEN タイマー付き冷風扇
- 12:SKジャパン 冷風扇
- 13:YAMAZEN 左右オートルーバー冷風扇
- 14:SKジャパン 液晶マイコン式冷風扇
- 15:siroca 加湿つき温冷風扇
- 16:Three up 充電式ポータブル冷風扇
- 17:A-Stage 卓上冷風扇
- 冷風扇を選ぶポイント8つ
- 1:掃除のしやすさを確認する
- 2:保冷剤の設置が可能か確認する
- 3:移動させやすいものであるか
- 4:重量や大きさはどのくらいか
- 5:モード切り替え機能を確認する
- 6:タイマー機能があるか
- 7:冬にも使用したいときは温風に対応しているものを選ぶ
- 8:便利な卓上タイプもある
- 冷風扇を使用するときの注意点3つ
- 1:水を入れる手間がある
- 2:湿度が上がる
- 3:設置場所に気を付ける
- 冷風扇以外の関連機器との違いや使用に向いている人
- 扇風機の特徴や使用に向いている人
- エアコンの特徴や使用に向いている人
- おすすめの冷風扇を参考にしよう
冷風扇の仕組みとは
冷風扇は液体が気体となって蒸発するときに周囲から熱を吸収する気化熱を利用して、普通の扇風機より少し冷たい風を送り出して、優しく冷やす空調機器です。
冷風扇内部のフィルターに水を含ませ、フィルターを通る風が水分を蒸発させ熱を奪うことで冷たい風が放出されます。
エアコンのように部屋全体を冷やすことはできませんが、消費電力が少なく、比較的手に入れやすい価格で購入できるのがメリットです。
冷風扇とエアコン・扇風機との違い
壁に穴を開けて配管を設置する設置工事が必要なエアコンとは異なり、冷風扇には設置工事が必要ないため、気軽に取り入れることが可能です。
冷風扇は涼しくしたい場所にピンポイントで涼しい風を送ることができます。
また、扇風機が羽根を回転させて風を発生させるだけなのに対し、冷風扇は気化熱を利用して冷たい風を送り出すのが異なる点です。
冷風扇を使用することによる効果3つ
設置工事が不要で気軽に取り入れることができる冷風扇には、電気代が抑えられるなど様々なメリットがあります。ここでは冷風扇を使用することによる効果を3つご紹介します。
1:電気代が安価である
エアコンは1日中つけたままにしていると電気代がかさむ心配がありますが、冷風扇は消費電力が50wと低めのものが多く、1時間使用しても約1円から2円の電気代と安いのがメリットです。
また、冷風扇本体も比較的リーズナブルに手に入れることができるため、コストパフォーマンスが良く、夏の電気代を安くしたい方にもおすすめのアイテムと言えます。
2:適度な冷風で冷やせる
冷風扇は冷たい風を送ることで適度に涼しくすることができるため、エアコンのように体が冷えすぎるということがありません。
エアコンを使うと屋外と屋内の激しい温度差で体調を崩す場合がありますが、冷風扇は自然で優しい冷たい風で涼しくするため、体への負担が小さくおすすめです。
3:ペットがいる屋内にも適している
ペットは急激な温度変化が苦手なことが多く、エアコンを嫌がる場合もあります。しかし暑すぎる部屋はペットにとっても体調を崩す可能性があるため、暑さ対策は必要です。
自然で優しい冷たい風を送りだすため、エアコンが苦手なペットがいる屋内にも適しています。
おすすめできる冷風扇メーカー3選
冷風扇は様々なメーカーから販売されているため、どこのメーカーが良いのか迷いがちです。ここでは、山善やアイリスオーヤマなど、おすすめできる冷風扇メーカーを3つご紹介します。
1:株式会社山善
※引用元:公式ページ
流通、物流という商社の機能とオリジナル商品の企画開発というメーカーの機能を併せ持つ株式会社山善は、家電をはじめインテリアやエクステリア、レジャー用品、防災グッズまで身近で役立つ商品を取り扱っています。
株式会社山善の冷風扇はスリムタイプでシンプルな機能のものが多いのが特徴です。スリムでスタイリッシュなデザインはインテリアにも馴染みやすいため取り入れやすいでしょう。
2:アイリスオーヤマ株式会社
※引用元:公式ページ
アイリスオーヤマ株式会社は「快適生活」をキーワードに、生活者の視点から暮らしをより豊かで快適にする商品作りを行っている会社です。
アイリスオーヤマ株式会社の冷風扇は白を基調としたシンプルなデザインで、大容量のタンクが特徴です。冷却パックが付属しており、水と一緒にタンクに入れることで、より冷たい風を送り出すことができます。
3:株式会社千住
※引用元:公式Youtube
株式会社千住が展開する自社ブランドTEKNOSもおすすめです。もとは家電専門の卸商社でしたが、顧客の要望に沿った商品を作るべく自社ブランドTEKNOSを立ち上げ、家電メーカーとしての発展を遂げました。
TECNOSの冷風扇は消臭と除菌効果のあるテクノイオンを搭載したものが人気です。その他にも持ち運び可能なUSBミニ冷風扇なども販売しています。
使用すべきおすすめの冷風扇17選
おすすめの冷風扇メーカーをご紹介して参りましたが、冷風扇は様々なメーカーから販売されているだけでなく、卓上タイプや床置きタイプ、温風対応しているものなど、様々なタイプのものが販売されているため、いざ購入しようと思っても、どれを選べば良いか迷いがちです。
ここからは、おすすめの冷風扇を17個ご紹介します。
1:TEKNOS マイナスイオン搭載冷風扇
テクノイオン搭載で除菌と消臭をしながら、冷たい風を送り出す冷風扇です。首振り機能を搭載しているため、家族で過ごすリビングなどにぴったりで、風量を3段階に調節してお好みの風で涼むことができます。
また、タンクは取り外し可能で抗菌加工が施されているため、簡単に洗うことができ、カビや雑菌の発生を抑制できるため便利です。
リモコンで操作できるのも嬉しいポイントと言えるでしょう。
2:TEKNOS 冷風扇 スリムタイプ
スリムでスタイリッシュなため、インテリアを損なうことなく使用できる冷風扇です。保冷剤パック付きで、タンクに入れて使用することでより涼しい風を発生させることができます。
7.5時間の自動オフタイマーたけでなく、自分でタイマー設定もできるため便利です。風量を3段階に切り替えることができ、首振り機能も搭載しているため、より広い範囲に冷たい風を送ることができるでしょう。
3:TEKNOS USBミニ冷風扇
卓上に収まるコンパクトサイズのミニ冷風扇です。持ち手が付いているため持ち運びにも便利で、USBによる給電式のためパソコンにつないで使用したり、モバイルバッテリーなどにつないだりして使用できます。
風量を3段階に切り替えることができ、上下の角度調節も可能です。白を基調としたシンプルなデザインのため、デスク周りで使用しても違和感がありません。
4:YAMAZEN 冷風扇
スリムでスタイリッシュな見た目でインテリアを損なわない冷風扇です。センサーコントロール付きで部屋の温度によって風量を自動的に調節してくれるため、部屋を快適な温度に保つことができます。
また、本体表面に室温が一目で分かるディスプレイが付いており、とても便利です。左右合計50度の首振り機能と風量の5段階調節で、広い範囲に快適な風を送ることができます。
着脱式でお手入れしやすいタンクや、1人でも簡単に持ち運べるキャスター付きなど、使いやすい工夫が施された冷風扇です。
5:YAMAZEN ミニ冷風扇
縦横高さおよそ16cmというコンパクトな冷風扇で、取っ手がついているため持ち運びやすく、使いたい場所へ簡単に持って行くことができて便利です。
コンパクトでシンプルなデザインはデスクで使用するのにぴったりで、その他キッチンや寝室、洗面台など色々な場所で活躍するでしょう。
使う場所やシーンに合わせて風量を3段階に変えることができ、お好みの風で涼むことができます。
6:YAMAZEN スリム冷風扇
スリムで置く場所を選ばないスタイリッシュな冷風扇です。スリムながら上下オートルーバーで縦に風が広がり、左右50度の首振りで広い範囲に冷たい風を送ることができます。
3段階の風量調節が可能で、リビングでは強、就寝時は弱など使用するシーンや気候によって使い分けることができるため便利です。
タンクは着脱式になっているため水道から直接給水でき、お手入れも簡単にできます。
7:アイリスオーヤマ キャスター付き冷風扇
キャスターと取っ手付きで女性1人でも楽々と移動させることができる冷風扇です。左右70度のオートルーバーと上下70度に角度調節できるルーバーで広い範囲に冷たい風を送ることができます。
シーンに合わせて選べる4段階の風量と切/入タイマーが付いていて就寝時にも便利です。さらにお休みモードを使用すれば時間と共に風が段々緩やかになり、最後は冷風をオフにして送風を続け快適な眠りをサポートしてくれます。
取り外し可能なタンクと、取り外し可能な吸気口カバーでいつも清潔に保つことができるためおすすめです。
8:siroca 加湿つき温冷風扇
夏は冷風で涼しく、冬は温風で温かく1年中快適に使用することができる加湿付きの温冷風扇です。春や夏は送風モードや冷風モードで快適に、冬は乾燥する室内を温風と加湿モードで水分を含んだ温かい風を出し温めてくれます。
簡単な操作方法とボタンが大きい操作パネルでお年寄りでも簡単に操作することができるのもおすすめの理由です。さらにチャイルドロック機能も付いているため、小さな子供やペットのいる家庭でも安心して使うことができます。
9:APIX HOT&COOL with MOIST
冷風扇にセラミックヒーターによる温風、加湿、送風の機能が加わり1台4役で1年中活躍するためおすすめの冷風扇です。
抗菌剤と防臭剤を練り込んだ特殊な抗菌フィルターで清潔な風を送ります。また、この抗菌フィルターは丸洗いが可能なため、いつも清潔な状態で使用可能です。
オフタイマーや上下左右自動ルーバー、フィルター洗浄目安お知らせ表示、転倒時自動オフ機能など、便利な機能もたくさんついています。
10:ゼンケン スリム温冷風扇
冷風機に送風、加湿、セラミックヒーター機能をまとめた1台4役の便利なスリム型温冷風扇です。
春や夏は送風や冷風で体を冷やし過ぎずに涼しく快適に、秋や冬にはセラミックヒーターと加湿機能で乾燥を防ぎながら温めてくれるため1年中活躍します。
キャスター付きで1人でも簡単に移動させることができて便利です。リビングや寝室など様々な場所で活躍するでしょう。
11:YAMAZEN タイマー付き冷風扇
リビングや寝室に丁度良いサイズで、3段階の風量調節が可能なためリビングでは強、就寝時は弱などシーンによって使い分けることができます。
お休みモードに設定すると徐々に風量を下げて快適な眠りをサポートし、1、2、4、8時間で設定可能なタイマーをセットしておけば睡眠中に自動停止するため便利です。
フィルターは着脱式になっているため、取り外して簡単にお手入れすることができ、いつも清潔な状態を保つことができます。
12:SKジャパン 冷風扇
手動の上下ルーバーと自動の左右ルーバーで、広い範囲に冷たい風を送ることができる冷風扇です。
循環式を採用しているため水が腐りにくく、洗えるフィルターでいつも清潔に保つことができるため、快適な風を送り出すことができます。
タンクの水切れを知らせてくれる水位センサー付きで、とても便利です。また、結露受けトレーが付いているため、結露が発生しても安心して使用することができます。
13:YAMAZEN 左右オートルーバー冷風扇
左右オートルーバーで広範囲に冷風を届けることができる冷風扇です。強弱をつけて風を送るリズム風機能で、より自然の風に近い風を送ります。
就寝時に便利なオフタイマー付きで、快適に眠ることができるでしょう。本体上部にはリモコンを収納するスペースが付いているため、リモコンを紛失する心配がありません。
本体にはキャスターと取っ手が付いているため移動も簡単です。
14:SKジャパン 液晶マイコン式冷風扇
循環式で水が腐りにくく、フィルターは取り外して洗うことができ、いつも清潔な状態を保つことができるため、きれいな風を送ることができる冷風扇です。
左右自動ルーバーで広い範囲に涼しい風を送ることができます。さらにマイナスイオン発生機能付きで心地よい風を発生させることが可能です。
水切れを知らせる水位センサーやオフタイマー機能などの便利な機能も搭載されています。
15:siroca 加湿つき温冷風扇
冷風だけでなく送風や温風、加湿までできる1台4役の冷風扇です。夏はタンクに水と保冷剤を入れることで、自然な涼しい風を発生させて快適に過ごすことができます。
冬には加湿をしながら部屋を暖めるため、部屋の乾燥を防いで暖かく過ごすことができるでしょう。キャスター付きで移動も簡単にできてとても便利です。離れたところからでも操作できるリモコンも付いています。
16:Three up 充電式ポータブル冷風扇
丸っこいフォルムがかわいくおしゃれなコンパクトサイズの冷風扇です。持ち運びのしやすいコンパクトなサイズとコードレスのため、場所を選ばず使用することができます。
コンパクトなサイズながら3段階の風量調節が可能なだけでなく、左右自動首振り機能やオフタイマーも付いていて、機能面も充実しているためおすすめです。
シンプルでおしゃれな本体はインテリアを損なわないため、デスクや寝室、キッチンなど様々な場所で活躍します。
17:A-Stage 卓上冷風扇
コンパクトな卓上サイズでデスクや寝室、キッチンなど場所を選ばず活躍する冷風扇です。シーンによって風量を3段階に調節することができ、自分好みの快適な風を送ることができます。
蓋を開けて上から水を補給できるため扱いやすく、スタイリッシュでシンプルなデザインはどんなお部屋にも馴染むでしょう。
おしゃれなコンパクト冷風扇をお探しの方におすすめの商品です。
冷風扇を選ぶポイント8つ
ここまで、おすすめの冷風扇についてご紹介して参りましたが、いざ購入しようと思うとやはりどれを選べば良いか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは冷風扇を選ぶ際のポイントを7つご紹介します。
1:掃除のしやすさを確認する
冷風扇は水を使用するためカビに気を付ける必要があります。手入れをせずに放置しておくとフィルターやタンクにカビが発生し、運転をすると風と一緒に菌をまき散らしてしまうため、カビが発生しないよう、こまめな手入れを心がけましょう。
その際にポイントとなるのが掃除のしやすさです。きれいに洗って水気を拭き取りやすいよう、タンクは取り外せるものを選びましょう。タンクに抗菌プラスチックを採用しているものもおすすめです。
フィルターも取り外して交換できるものを選ぶと良いでしょう。
2:保冷剤の設置が可能か確認する
より涼しい風を求めるなら保冷材の設置が可能かどうかも確認しましょう。猛暑日などの暑い日には冷風を出してもあまり涼しさを感じないため、保冷剤を設置して冷風をより冷たくする方が快適です。
氷水を使用するという方法もありますが、保冷材の方が保冷効果が高いため、より涼しさを感じたい場合は保冷剤が設置できるものを選びましょう。
最初から保冷剤がセットになっているものを選べば、後から保冷剤を購入する必要がなくすぐに使えます。
3:移動させやすいものであるか
冷風扇はエアコンとは異なり、部屋を局所的に涼しくするもののため、扇風機のように持ち運んで使うことを前提とした商品が多いです。
使いたい場所へ移動させて使うことが多いため、移動させやすいものであるかどうかも重要なポイントとなります。キャスターや取っ手が付いているものなら、1人でも簡単に移動させることができるためおすすめです。
4:重量や大きさはどのくらいか
冷風扇は高さ70cmから100cm程の床置きタイプのものと卓上で使えるコンパクトサイズのものがあります。移動させて使うことも多いため重量や大きさなどもチェックしましょう。
消費電力と本体のサイズは比例する傾向にあるため、大きいものの方が涼しさを感じやすくなります。
そのため、夏にメインの冷房器具として使用したい場合は大型のもの、ある程度冷房の効いた部屋で補助的に使用するなら卓上タイプのものがおすすめです。
5:モード切り替え機能を確認する
冷風扇の中にはリズムモードやおやすみモードなど、風に強弱をつけて冷やし過ぎを防いだり、強風から中風、弱風へと徐々に風を弱くして快適な睡眠をサポートしたりする機能が搭載されているものがあります。
強風に当たり続けるのが苦手な方や、就寝時に弱風では物足りない方におすすめの機能のため、モード切替機能が付いているかどうかも確認しましょう。
6:タイマー機能があるか
タイマー機能があるかどうかも確認しましょう。多くの冷風扇にはタイマー機能が搭載されていますが、どのくらいの間隔でタイマーを設定できるかは商品によって異なるため、細かく設定したい方は設定できる間隔もチェックしてから購入するのがおすすめです。
高齢の方や冷え性の方は冷たい風に長時間当たり続けることで体調を崩してしまう可能性もあるため、体の冷えすぎを防ぐためにもタイマー機能のあるものを選びましょう。
7:冬にも使用したいときは温風に対応しているものを選ぶ
温風に対応している冷風扇なら冬に暖房器具としても使えるため、1年中活躍します。1年中役立つため、わざわざ片付ける必要もなく出しっぱなしにしておくことができるのも嬉しいポイントです。
冷風扇の温風は水を使用するため加湿をしながら温かい風を送り出すことができ、冬の乾燥しがちな空気をうるおすこともできます。
8:便利な卓上タイプもある
冷風扇にはデスクに置くのに丁度良いサイズの便利な卓上タイプもあります。コンパクトサイズのため、デスクに置いても邪魔にならず運転音も小さめです。
またコンパクトで持ち運びやすいため、デスクだけでなくキッチンや洗面所など様々な場所に持ち運んで使用できるのも嬉しいポイントと言えます。
ただしコンパクトなだけに大型のものと比べると感じられる涼しさは控えめなため、冷房がある程度効いている部屋で予備的に使用するのが良いでしょう。
冷風扇を使用するときの注意点3つ
冷風扇は水を使用して涼しい風を送り出すのが特徴です。しかし、水を使用するという特徴から冷風扇を使用するときには注意すべき点があります。
ここでは冷風扇を使用するときの注意点をご紹介しましょう。
1:水を入れる手間がある
冷風扇は水を使って冷たい風を送り出すため、使用するにはタンクに水を入れる必要があります。この水を入れる手間も人によっては面倒に感じることがあるでしょう。
タンクが大きいものだと水を入れる頻度は高くありませんが、コンパクトタイプの冷風機などでタンクが小さい場合にはこまめな給水が必要になります。
また補給方法も商品によって異なるため、購入前にチェックしておきましょう。
2:湿度が上がる
冷風扇は水を蒸発させ気化熱を利用することで冷たい風を送り出すため、室内の湿度が上がることにも注意が必要です。
温度だけでなく湿度が高くても熱中症のリスクが高くなります。そのため冷風扇を使用するときには窓を少し開けたり、換気扇を回すなど湿気を外に逃がすよう工夫しましょう。
ただし窓を全開にして使用すると、外から湿った空気が入ってきて逆効果になる場合もあるので気を付けて下さい。
3:設置場所に気を付ける
上述したように、冷風扇は水の気化熱を利用するため、使い続けることで湿度が上がり、部屋がムシムシとしてきます。
湿度が低く風通しの良い部屋なら冷風扇の能力を発揮することができますが、湿度が高く暑い部屋で使っても、さらに部屋の湿度を上げてしまい快適とは言い難い状態になるでしょう。
そのため、設置場所に気を付けるとともに、窓を少し開けて換気しながら使用するようにして下さい。
冷風扇以外の関連機器との違いや使用に向いている人
冷たい風を送り出して涼しくする冷風扇は、扇風機やエアコンなど他の関連機器とどこが違うのでしょうか。
ここでは冷風扇以外の関連機器との違いや使用に向いている人について解説します。
扇風機の特徴や使用に向いている人
扇風機はモーターを回転させることで羽を回して風を送り出します。そのまま風に当たって涼むだけでなく、窓際に置いて空気を入れ替えたり、天井に向けてエアコンの風を部屋に循環させたりすることもでき、1台あるととても便利です。
扇風機は冷風扇とは異なり、冷たくない自然な風を送り出すため、エアコンでは体が冷えすぎる方やエアコンの効いた室内と屋外の激しい気温差が苦手な方におすすめのアイテムと言えます。
エアコンの特徴や使用に向いている人
エアコンは部屋の空気を取り込んで、部屋の中の熱だけを外に出し、空気を冷やすことで部屋全体を冷やします。冷風扇とは異なり設置には配管工事が必要なため、どこにでも設置できるというわけではありません。
温度調節だけでなく風量や風向きも調節でき、除湿や暖房など様々な機能が搭載されているのも特徴です。エアコンは部屋全体を冷やすため、冷風扇や扇風機などの風に直接当たるのが苦手な方に向いています。
また、暑さが苦手で、冷風扇や扇風機の風では物足りないという方にもおすすめです。
おすすめの冷風扇を参考にしよう
気化熱を利用して、扇風機よりは涼しく、エアコンより体が冷えすぎることのない冷風扇はエアコンが苦手な方や扇風機だと物足りない方におすすめです。また、温風対応のものを選べば1年中使用することもできます。
ご紹介したおすすめの扇風機を参考に、是非あなたにぴったりの1台を見つけましょう。