暮らし

マイホームと一生賃貸、結局どっちがお得なの?金銭面で徹底比較

お金住宅住まいマイホーム家賃比較賃貸物件

2021/01/15

家を探す際に、マイホームを購入すべきか、賃貸物件にするか悩む人は多いと思います。

この記事では、それぞれのメリット・デメリットを挙げつつ、マイホームと賃貸物件で同じ広さの家と同じ賃料の家を比較した時に金銭面でどのくらいの差が出るのか計算してみました。

ぜひ、家を探す際の参考にしてみてください。

目次[ 表示 ]

1.マイホームのメリット・デメリット

マイホーム(持ち家)のメリット

注文住宅なら自分の好きなように家を建てることができる

・自分好みの住宅にすることができ、理想のマイホームを作ることができます。

賃貸と違い、縛りがない(壁に穴が開けられないなど、制限されることがない)

・賃貸は所詮、借り物なので、自分の好きなようにすることができないですが、マイホームであれば、いつでも、好きにカスタマイズすることができるので、縛りがありません。

世帯主にもしものことがあったら、団体信用生命保険でローンの残債がなくなる(生命保険代わりになる)

・万が一のことがあっても、住宅ローンは団体信用生命保険が残りのローンをカバーしてくれるので、安心して暮らすことができます。

ローン完済後、毎月の住居費が無くなる(多少の修繕や固定資産税の支払いはありますが、圧倒的に住居費は低くなります)

・ローンを完済してしまえば、固定資産税などは支払う必要はあるが、毎月の住居費がほぼ、無くなります。

家を資産として残すことができる

・マイホームは家を購入しているので、不動産という形で資産を残すことができる。何らかの理由(老人ホーム入居など)で家が不要になっても、売ったり、貸したりすることができます。

住宅ローン減税を受けることができる

住宅ローン控除によって入居から10年間(13年間)は所得税と住民税の一部が減税されます。ローン残債の1%が減税されるという仕組みで、1年間あたり最大40万円、10年間で最大400万円の減税を受けることができます。

月換算すると33,333円なので、実質家賃が約3万円安くなるようなものです。

年末調整のときに減税分が返ってくるので40万円のボーナスがもらえるような感覚ですね

比較的、同じ金額で賃貸よりもグレードの高い家に住める

・賃貸より、マイホームの方が同じ金額を払うと、より広くいい家に住むことができます。

マイホーム(持ち家)のデメリット

固定資産税が発生する

・マイホームを持つということは、土地と住宅を所有していることになります。そこには当然、毎年固定資産税を払わなくてはなりません。

買うときに、ローンを組んでも諸費用分の初期費用がかかる

・新築マンションだと、初期費用として、販売価格の3~5%、新築一戸建ては6~8%くらいかかります。さらに、仲介手数料もかかります。また、初期費用は住宅ローンの選び方で大きく異なるので、注意が必要です。

気軽に住み替えできない

・自分や家族などの環境の変化に対応がしづらく、転勤などといった理由でも簡単に住み替えをすることは難しいです。賃貸に出すか、売却するかですが、どのくらいになるのか未知数なので、資産として優秀な物件なのか、見極める必要はあります。

建物の修繕は自費でやる必要がある

・マイホームは自分の所有物なので、修繕や修理なども自分自信でまかなう必要があります。なので、壊してしまった場合など、多額の費用はかかってしまうことがあります。



2.賃貸物件のメリット・デメリット

賃貸物件のメリット

住み替えを気軽にできる

・賃貸は借りて住んでいるだけなので、実際に住んでみて、近隣の環境は気に入らなくなったら引っ越せばいいだけだし、大きなリスクを負うことはありません。

設備が壊れたら管理会社に言えば直してくれる

・設備に不具合はあっても、管理会社や大家さんに連絡すれば、すぐに直してもらうことができます。自らに過失がなければ、費用負担も不要です。

固定資産税が発生しない

・マイホームを購入すれば、毎年固定資産税がかかってしまいますが、賃貸住宅であれば、維持費がかかる心配はありません。

住宅ローンを組む必要がない

・賃貸住宅を借りるのであれば、購入しているわけではないので、当然、住宅ローンを組む必要はありません。敷金・礼金が必要になりますが、住宅購入費用に比べれば、大した金額ではありません。

賃貸物件のデメリット

2年に1度、1ヶ月分の更新料がかかる

・多くの賃貸物件は2年で、更新時期を迎えるので、更新料が必要な賃貸物件に住んでいる人は2年ごとに更新月の当月分に加えて、約1ヶ月分の家賃の支払いが必要になります。

一生家賃を払い続ける

・賃貸住宅に住み続ける以上、一生、家賃も払い続けなければなりません。老後、収入は年金だけになったとしても支払いは続きます。老後の負担になってしまうことは間違いないでしょう。

自分の好きなようにリフォームできない

・賃貸物件は所有者の家を借りて住んでいるため、自分の好きなようにリフォームすることができません。一部、内装をいじることが許されている賃貸住宅があるようですが、ほとんどありません。



3.マイホームと生涯賃貸の『住居費』を比較

家族4人、埼玉の一軒家を想定して計算してみました。

同じ広さの家で比較

初めに、同じ広さの家で、マイホームと賃貸では費用にどのような差があるのか比較していきます。

前提条件

期間:30歳~84歳=54年間で計算

     ↳30歳で結婚と仮定・男女平均寿命84歳で計算(出典:厚生労働省

間取り:5LDK+135㎡+庭付き+駐車場2台

54年間マイホームに住んだ場合の費用

項目費用備考欄
物件価格¥40,000,000ローン返済額12.5万円
購入時諸費用¥4,460,000
ローン利息¥8,030,000
火災保険¥1,215,000初回10年間225,000円
地震保険¥810,000初回5年間75,000円
固定資産税¥8,499,000初回3年減税で113,000円/年 ※4年目以降160,000円
修繕・リフォーム(15年目)¥2,000,000洗面台・壁紙・給湯器など
修繕・リフォーム(20年目)¥6,000,00015年目と同じ箇所+外壁・キッチン・トイレ・フローリング・バスルームなど)
住宅ローン減税¥3,780,4004年間MAX40万円 ※5年目以降残債に応じて減少
TOTAL¥74,794,400

・54年間マイホームに住んだ場合の生涯費用試算結果:7,479万円

54年間賃貸物件に住んだ場合の費用(家賃15万円で計算)

項目費用備考欄
敷金礼金 ¥450,000敷金2ヶ月分、礼金1ヶ月分
月額賃料¥150,000 ↳年間で¥1,800,000 ↳54年間で¥97,200,000 ※1
更新料¥4,050,0002年に1度想定
TOTAL¥101,250,000

※1,SUUMO調べ(長く住む想定で築10年以内の一軒家を検索したが、間取りピッタリの条件がなく、20㎡ほど少ない物件を2軒発見・家賃15万円でシミュレーション)

・54年間賃貸物件に住んだ場合(家賃15万円)生涯費用試算結果:1億125万円

比較結果

・マイホームの方が2,646万円お得になるという結果に!

賃貸よりも、マイホームの方が、同じ間取りに住むときにコスパが良くなる傾向ですね。そのため、賃貸の場合、生涯で支払う家賃が割高になり、マイホームの方が住居費を安く済ませられそうです。

同じ月額住居費で比較

次に、同じ月額住居費で、マイホームと賃貸では費用にどのような差があるのか比較していきます。

前提条件

期間:30歳~84歳=54年間で計算

     ↳30歳で結婚と仮定・男女平均寿命84歳(出典:厚生労働省

月額住居費:125,000円

54年間賃貸物件に住んだ場合の費用(家賃12.5万円で計算)

項目費用備考欄
敷金礼金¥375,000敷金2ヶ月分、礼金1ヶ月分
月額賃料¥125,000 ↳年間で¥1,500,000 ↳54年間で¥81,000,000
更新料¥3,375,0002年に1度想定
TOTAL¥84,375,000

・54年間賃貸物件に住んだ場合の生涯費用試算結果:8,437万円

比較結果

・こちらもマイホームの方が958万円お得という結果に!

差は縮まりましたが、同じ賃料だとしてもローン完済後の住居費軽減や、住宅ローン減税の効果もあり、マイホームの方が住居費を抑えることができそうです。

さらに、前述した通り間取りを同じ広さにしようとすると高くなってしまうように、逆に賃料を下げれば部屋は狭くなってしまうことでしょう。



4.まとめ

今回の計算はあくまで、一例に過ぎないので、絶対的な数値ではありません。今回の設定条件での『金銭面で比較』してみたらこのような結果になりました。

ちなみに、今回実例として出た企画者がマイホームを選んだ理由は単純に馴染みのある地元に注文住宅で一軒家をマイホームとして建てて住みたい!という想いだけの判断です。

こんな記事を書いておきながら金銭面は一切に気にしませんでした(笑)

マイホームにも賃貸にもメリットやデメリットはあるので、自分が家を選ぶ際に”何を大切にするのか”で選んだらいいのかなと思います。



Mola!編集部

この記事を書いた人

Mola編集部

SHARE

この記事をシェアする