皆さんはガンダムって見たことありますか?
アニメの存在自体は知っているけど、実際に見たことある人は少ないと思います。
私もアニメを見始めたのは、自粛期間に入ってからです。
見ようと思っても、シリーズが多くてどのシリーズから見れば良いのか分からず、見るのをやめていました。
私のように、ガンダムを見たくてもどの作品から見たら良いか分からない人が多いと思います。
そこで今回は、ガンダムをこれから見る人のためにどの順番で見たら良いのかご紹介します。
鑑賞順だけでなく、ガンダムを見るにあたっておさえておきたい用語や魅力についてもまとめています!
目次[ 表示 ]
- ガンダムは意外とシンプルな物語
- ガンダムアニメ、おすすめ鑑賞順・あらすじ
- 1.機動戦士ガンダム
- 2.機動戦士Z(ゼータ)ガンダム
- 3.機動戦士ガンダムZZ(ダブルゼータ)
- 4.機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 5.機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)
- 6.機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)
- 1シリーズでガンダムの世界観を知れるおすすめ作品
- 機動戦士ガンダムSEED(シード)
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(シードデスティニー)
- 機動戦士ガンダム00(ダブルオー)
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女【NEW】
- 長年ファンを飽きさせないガンダムの魅力とは!
- 共感しやすい世界観
- 善悪があいまいな設定
- シリーズとバリエーションの豊富さ
- 幅広い世代が楽しめるコンテンツ
- 人間味あふれるキャラクター
- 細部にこだわり抜かれた「ガンプラ」
- アニメを見る前に知っておきたい!ガンダム用語一覧
- ガンダムヲタクの一員になろう!
ガンダムは意外とシンプルな物語
ガンダムはロボットアニメだということは知っているけど、実際はどういう話なのか分からない人のために、まずは、全ガンダム作品の共通点についてご紹介します。
ロボットアニメといっても、ガンダム作品の本質は「ロボット同士の戦闘」というわけではありません。
基本的にガンダム作品で主軸として描かれているのは「キャラクター同士のヒューマンドラマ」です。
政府の戦いに理不尽に巻き込まれた少年、少女、その周りを取り巻く人々の成長や葛藤について描かれています。
さらに、主人公が自分自身の存在意義について悩むことで、心理的、社会的成長がシリーズを通して見ることが出来るのがガンダムシリーズの一貫した共通点です。
ガンダムアニメ、おすすめ鑑賞順・あらすじ
ガンダムの本流を知りたい!という人は「宇宙世紀時代」を描いたシリーズをまず見ることをおすすめします。
そんなガンダムの本流に興味ある人のため、以下に「宇宙世紀時代」を描いた作品をおすすめ鑑賞順にまとめました。
▼宇宙世紀時代を描いた作品のおすすめ鑑賞順
1. 機動戦士ガンダム
2. 機動戦士Z(ゼータ)ガンダム
3. 機動戦士ガンダムZZ(ダブルゼータ)
4. 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
5. 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)
6. 機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)
1.機動戦士ガンダム
引用元:富野喜幸/松竹/TVアニメ『機動戦士ガンダム』全43話
1979年にテレビ放送されたガンダムアニメ第1作目、「ファーストガンダム」と呼ばれる作品です。
ガンダムシリーズはこの作品から始まったので「ファーストガンダム」は欠かせません!
この作品は全43話で構成されています。
長すぎてそんなに見れない!という人は劇場版3部作があるので、そちらで見ることをおすすめします。
しかし、43話ものストーリーを3作品にまとめてしまっているので、実際のテレビアニメとは異なる部分もあるのでそちらを考慮した上で見るようにしましょう。
あらすじ
地球に人口が増えすぎたため、地球連邦により半ば強制的に宇宙に住民を移すようになった時代。
地球連邦に独立を求め、反発したジオン軍と連邦軍がロボット兵器を使用し、戦う「一年戦争」と呼ばれる地球圏を巻き込んだ戦争を描いた話。
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有名キャラクターのアムロ・レイやシャア・アズナブルなどが中心として話が進行していくので、物語にも入りやすいと思います。
あの有名な「アムロ、行きまーす!」もこの作品で言っているので、アムロがどこでいうかチェックしてみて下さいね!
「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」は15話のリビルド作品
2022年6月3日から公開がスタートしている「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」は、実はファーストガンダムの第15話を基本としつつ、劇場版のために時系列や設定が再構築された作品なんです!
第13~15話はそれぞれが1話完結の短編アニメになっているため、ファーストガンダム全体では「番外編」のような作品です。
15話は当初は完全に外部に任せたエピソードのため、ファンの中では”作画崩壊”とも言われていました。
しかし、今回の作品は作画も良い意味で古い作画で、”作画崩壊”と呼ばれていたエピソードが基盤とは思えません!
劇中には今では懐かしい「スレッガー中尉」や「ハヤト・コバヤシ」、更に現役の兵士として活躍していたころの「カイ・シデン」など懐かしいキャラクター達が登場しています。
筆者の私も実際に映画を鑑賞しましたが、アニメの作画もファーストガンダムに寄せるような少し古いタッチの絵で描かれていて、懐かしさを感じて感動します。
MS同士の戦闘は昔よりも更に迫力があり、スピード感あふれるシーンに生まれ変わっているので、昔のガンダムと今のアニメ技術の良いとこどりをしている作品だと思います!
ファーストガンダムを鑑賞すれば、現在公開中の「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」を楽しめること間違いなしなので、ぜひ1シリーズ目を見た人には見てほしい作品です!
2.機動戦士Z(ゼータ)ガンダム
引用元:Amazon
1985年にテレビ放送された「ファーストガンダム」の続きのお話です。
この作品は全50話で構成されています。
こちらも劇場版3部作があるので、そちらで済ませてしまっても良いと思います。
しかし、「ファーストガンダム」同様、内容やキャラクターのニュアンスが少しずつ変わってきてしまうので、見る前に考慮しておきましょう。
主人公がアムロからカミーユ・ビダンという少年に代わりますが、引き続きアムロやシャアも重要な役割で登場します!
あらすじ
1年戦争から7年後。
ジオン公国軍に勝利した地球連邦軍は増長し、エリート部隊である「ティターンズ」が結成され、その勢力や支配を強めていた。
しかし、急速にその力を拡大させた「ティターンズ」に反発する一部連邦人達が出現し、反地球連邦組織「エゥーゴ」が結成。
「ティターンズ」と「エゥーゴ」の2つの組織、更にはジオン残党勢力である「アクシズ」も含んだ戦いに発展し…
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この作品にはガンダムファンの中でも、暴力的なシーンが多いことや主人公の精神もかなり不安定に描かれていることから、賛否両論あります。
しかし、個人的には主人公の精神的な不安定さも学生という設定ならではで面白いと思います。
人間社会の構図や人間の心理が巧妙に描かれているので、人間臭い作品が好きな人は気に入ると思います!
3.機動戦士ガンダムZZ(ダブルゼータ)
引用元:機動戦士ガンダムZZ公式サイト
1986年にテレビ放送されたZ(ゼータ)ガンダムの続編です!
この作品は全47話で構成されています。
話の流れも比較的緩やかで、前2作品に比べると楽な気持ちで見れるので箸休め的要素を持つ作品と言えます。
主人公がまた変わり、今回はジュドー・アーシタという少年になります。
あらすじ
グリプス戦役(Zガンダムで描かれた戦争)が終結した直後、旧ジオン公国の残党が自らを「ネオ・ジオン軍」と名乗り独立すべく各コロニーや地球に進軍を開始する。
しかし、グリプス戦役で戦力の大半を失っていた「地球連邦」や「エゥーゴ」だが、主人公:ジュドーがモビルスーツのパイロットとして「エゥーゴ」に参加し、「ネオ・ジオン軍」との戦いを繰り広げる!
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主人公ジュドーのセリフ「そんなに人を信じられないのか!憎しみが憎しみを呼ぶだけだってわかれ!」はガンダムシリーズの中でもかなり心に響く名言なので、是非アニメで聞いてみて下さいね!
4.機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
1988年に公開されたアムロとシャアの最終決戦が描かれた劇場版の作品です!
ここまで全ての作品を見てきた人からすれば、長かったアムロとシャアの最後の戦いになるので、絶対に見て欲しいです!
この作品はファーストガンダムとZ(ゼータ)ガンダムを最低でも見ていないと内容を理解するのが難しいです。
あらすじはネタバレになってしまうので、あまり言えませんが、「ファーストガンダム」ではまだ幼かったアムロがとても大人になっていますし、紆余曲折あったシャアも吹っ切れて自分の全てを受け入れています!
シャアファンの私からすると、この作品でアムロとシャアの戦いが見れなくなると思うと、かなり胸が熱くなり、興奮する作品でした!
ここまで全てのガンダムシリーズを見てきた人は、ガンダムヲタクの世界に一歩足を踏み入れている人だと思うので、思う存分アムロとシャアの雄姿を堪能してください!
5.機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)
引用元:機動戦士ガンダムUC
2016年にテレビ版が放送された逆襲のシャアの後のお話です。
この作品は全22話で構成されています。
作画もとても綺麗でファーストガンダムやZ(ゼータ)ガンダムに比べると、現代風なグラフィックになっているので若い世代の人も見やすい作品です!
この作品の主人公はバナージ・リンクスという少年です。
あらすじ
シャアやアムロから続く、ガンダムの宇宙世紀時代の「シャアの反乱」から3年後の世界が舞台。
「ラプラスの箱」をめぐり、ガンダムなどのモビルスーツを使用した争いが繰り広げられる!
「箱の正体」とは一体何なのか…
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ここからは様々な作品がありますが、その中でも特に人気の高いUC(ユニコーン)を見ることをおすすめします!
6.機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)
2015年~2018年にかけて全6話をイベント上映及び、劇場上映された作品です。
この作品は2019年に劇場上映された全6話を再編集し、テレビ公開もされています。
今回のスポットライトはアムロではなくシャアにあてられています。
そのため、シャアの生い立ちや、なぜシャアはああなってしまったのか、また、戦争が始まった発端などが解き明かされる作品です!
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今まで、謎に包まれていたシャアの過去や戦争の発端が分かる作品なので、見て損はないと思います!
この作品を見ると、またガンダムを初めから見直したくなる可能性大です!
1シリーズでガンダムの世界観を知れるおすすめ作品
ガンダムを初めから見たくはないけど、興味はあるから雰囲気だけでも知りたい!という人向けのガンダム作品をまとめました。
こちらの作品は全て「宇宙世紀時代以外」のお話で、アニメの世界観も近未来の現代をベースにしていてかなり内容が頭に入ってきやすいと思います!
全て独立したシリーズなので、宇宙世紀時代を描いたガンダム作品を見ていない、全くの初心者の人でも楽しめます!
▼宇宙世紀時代以外を描いたおすすめ作品
・機動戦士ガンダムSEED(シード)
・ 機動戦士SEED DESTINY(シードデスティニー)
・機動戦士ガンダム00(ダブルオー)
・機動戦士ガンダム 水星の魔女←NEW
機動戦士ガンダムSEED(シード)
引用元:機動戦士ガンダムSEED
2002年にテレビ放送された21世紀のファーストガンダムとも呼ばれる作品です!
この作品は全50話で構成されています。
かなりファーストガンダムを意識した作品になっているので、ガンダムの雰囲気を味わいたい人にはぴったりの作品です。
さらに、キャラクターデザインやグラフィックも従来のものに比べるととても綺麗で、イケメンキャラが多いので女性にもおすすめします!
主人公のキラ・ヤマトもガンダムシリーズの中でもかなりのイケメン主人公です!
こちらでも「お互いの正義を信じ、それを守るために戦う」というファーストガンダムから受け継がれたヒューマンドラマが主軸となっています。
あらすじ
舞台はコズミック・イラ(C.E.)。
世界には「ナチュラル(私たちのような自然に生まれてきた人間)」と「コーディネーター(遺伝子操作され生まれた人間)」が存在し、2種の人類は大きく対立し、戦争が激化!
「ナチュラル」と「コーディネーター」の争いを描いた新世代のガンダムストーリー!
果たして2種の人類の対立の行方はいかに!
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近年では、デザイナーベイビーが話題になったりしているので、アニメの「遺伝子操作され生まれた人間」という設定も私達にとって身近なトピックでもあるので、楽しく見ることが出来ると思います!
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(シードデスティニー)
2004年にテレビ放送された機動戦士ガンダムSEEDの続編です。
こちらの作品も全50話で構成されています。
SEEDを見て、続きが見たい!と思ったら是非見てみて下さい!
モビルスーツなどもシンプルかつかっこいい、「ファーストガンダム」を訪仏とさせるようなデザインになっているのでおすすめです!
前作の続編にはなりますが、主人公はシン・アスカという少年に変わります。
あらすじ
前作の世界を破滅寸前にまで導いた前作の戦争から2年後の世界。
停戦条約が結ばれたものの、いまだに「ナチュラル」と「コーディネーター」の溝は埋まっていなかった。
その戦乱の中、シン・アスカは不運にも家族を目の前でなくし、悲しみに暮れていると、彼の頭上には戦争の元凶である「モビルスーツガンダム」が飛び去って行く。
時が経ち、シン・アスカはザフト軍の戦士となっており…
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グラフィックも前作に引き続きとても綺麗なので、飽きることなく見ることが出来ると思います!
機動戦士ガンダム00(ダブルオー)
引用元:dアニメストア
この作品は2007年にファーストシーズン、2008年にセカンドシーズンがテレビ放映されており、2シーズンに分かれています。
各シーズン25話、全50話で構成されています。
また、この作品は2010年に公開された、「劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer」で完結しています。
主人公は刹那・F・セイエイという少年です。
あらすじ
西暦2307年、化石燃料が枯渇し、人類はそれに代わる新たなエネルギーを手に入れた時代。
その恩恵を受けられているのは、3つの超大国とその同盟国のみで、更には己の国の繁栄のため、24世紀になった社会でも戦争を続けていた。
戦争を終わらせるためにモビルスーツ「ガンダム」を使用し、戦争を終わらせようと立ち上がった組織「ソレスタル・ビーイング」の戦いのお話。
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時代設定が私達も使用している「西暦」で描かれていることや、新たなエネルギーを得たことから紛争が起こっているというリアルなストーリー、超大国による戦争という設定は、私たちの戦争の歴史に似ており、他のガンダム作品よりも理解、共感しやすいので初心者さんにもおすすめです。
この作品もハイクオリティな作画なので、飽きずに見ることが出来るのも魅力です。
機動戦士ガンダム 水星の魔女【NEW】
2022年10月に放送がスタートした「機動戦士ガンダム 水星の魔女」
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズから約5年ぶりの新作アニメということで期待が高まっていますね。
こちら作品も「宇宙世紀時代以外」を描いた作品なので、「機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)」を視聴したことがない人でもガンダムの世界観を味わうことができる作品です。
更に、この作品で注目したいのが主人公が「女性」ということ!
今までのガンダムシリーズの主人公は「男性」でしたが、今回は機動戦士ガンダムシリーズ初の女性が主人公の作品なので、どのような作風になっているのか必見です!
MS(モビルスーツ)のデザインはスタイリッシュなフォルムとデザインが特徴ですね!近未来感のある初代ガンダムとはまた違った魅力を感じさせています。
水星の魔女 Season2は2023年4月から!
機動戦士ガンダム水星の魔女は2023年4月から第2クールが放送スタートします!
第1クールの最終回では、”ガンダムらしさ”が徐々に出てきて、ファンからしたらこれからの展開にワクワクする終わり方だったと思います。
だんだんとキャラクター達の感情がぶつかり合っていく姿や、辛い現実との直面、裏切りなど、これまでのガンダムシリーズで描かれていた「ヒューマンドラマ」の部分が盛り上がってきました!
最後のスレッタとミオリネのシーンは衝撃的ですが、筆者個人的には、グエル・ジェタークがどのようなキャラになっていくのかが気になります!
最終回を見た方なら、グエルの今後は気になる方も多いのではないでしょうか!?
第2クールも楽しみですね!
長年ファンを飽きさせないガンダムの魅力とは!
共感しやすい世界観
機動戦士ガンダム00(ダブルオー)やSEED(シード)などは私達の将来に起こりうるかもしれない内容や製作された時代に話題になったトピックなどが描かれているため、共感しやすいのが魅力の一つとして上げられます。
さらに、宇宙世紀時代を描いたガンダムシリーズにおいても、人間社会の構図を訪仏とさせる内容や設定が盛り込まれているため、大人になって見直すとまた子供の頃とは違った視点から見ることが出来ます!
善悪があいまいな設定
戦争というトピックにも関わらず、己の正義を信じ、その正義を守るためにそれぞれのキャラクターが戦っているので、「絶対的な悪」というものはガンダムシリーズの中ではありません。
そのため、見る人によってキャラクターやストーリーのとらえ方が変わり、意見が様々なのもガンダムシリーズの魅力です。
ガンダムが好きな人と話しても、多種多様な意見や捉え方があるため、議論が尽きないのも大きな魅力と言えるでしょう!
シリーズとバリエーションの豊富さ
他アニメに比べ、シリーズ数もかなり多く、各シリーズごとにストーリーのテイストも少しずつ違うので、自分にあったシリーズが見つけやすいです。
シリーズごとに主人公も変わるので、マンネリ化せずに新しい作品として見ることが出来るのも大きなポイントです。
キャラクター数もかなりいるので、飽きずに見ることが出来ます!
幅広い世代が楽しめるコンテンツ
ロボットや宇宙という子供心をくすぐるような非現実的なコンテンツに加え、ヒューマンドラマの現実的な要素を加えることで、私達が共感しやすく、話に入りやすくなっています。
非現実的な要素と現実的な要素を融合することで、子供過ぎず、幅広い年代の人が見ることが出来る作品に仕上がっています!
子供の頃はロボット(モビルスーツ)同士の戦闘シーンが好きで見ていた人も大人になって見返すと、ストーリーの本質的な部分が見えてきたりします。
そのため、同じストーリーでも2度、3度楽しむことが出来ることも大きな魅力の一つです。
人間味あふれるキャラクター
主人公はもちろん、その他のキャラクターそれぞれの苦悩や葛藤などが描かれており、共感できるキャラクターが見つけやすいです。
そのため、キャラクター達のセリフや行動の意味が分かると、アニメの内容にも更に深みがでて、面白くなってきます!
「ああ、自分がこのキャラクターの立場だったら同じことするな~」、「そのセリフ分かるな~」と思いながら見ることが出来るのも個人的にかなり魅力的な点の一つです!
また、作中のキャラクターによる名言も多いので、心に刺さる言葉がたくさんあるのもガンダム作品の素晴らしいポイントです!
細部にこだわり抜かれた「ガンプラ」
(C)創通・サンライズ
アニメに出てきたロボット兵器を自分で作ることが出来る「ガンプラ」があることもガンダムシリーズが長く愛されている理由の一つです。
大人は童心に帰ることができ、リアルタイムで見ていた時のわくわく感をまた味わう事ができ、子供はアニメで見たロボットを自分の手で作ることが出来る、まさに親子で楽しむことが出来るおもちゃです!
プラモデルのつくりも精密なため、2次元のテレビの世界でしか見ることが出来なかった憧れのロボット兵器がリアルで簡単に作ることが出来るのは、かなり多くの大人の子供心をくすぐっていること間違いないでしょう!
実際に上の写真のように、アニメでモビルスーツがとっていたポーズをとらせることができるのもヲタク心をくすぐる魅力的なポイントです!
プラモデルを組み立て終わっても、わざと傷をつけてモビルスーツに味を出してみたり、「合わせ目消し」と呼ばれるプラモデルの合わせ目の部分を消したり、自分好みに塗装してみたりと組み立てる他にもガンプラには様々な遊び方があります。
世界に一体しかない自分専用のモビルスーツを作ることが出来るのはまさにガンプラならではの魅力です!
コロナで自粛期間中の暇つぶしにガンプラの人気が上昇したことからガンダムに興味を持ち始める若者世代が増え始めたことも新たなファンを獲得しているきっかけでもあります。
一個のガンプラだけで、1か月以上楽しむことが出来るので、自粛期間中にはまさにぴったりのコンテンツと言えるでしょう!
ガンプラに興味がある人やガンプラについて更に知りたい人はこちらの記事も参考にしてみて下さい!
ガンプラについて更に詳しくご紹介しています!
アニメを見る前に知っておきたい!ガンダム用語一覧
ガンダムシリーズには様々な「ガンダムならではの用語」が出てきます。
今回はアニメを見る前に知っておくと、ストーリーが分かりやすくなる基本的な用語を以下にまとめました。
*シリーズによって出てくる用語も変わるので、今回は主にガンダムの基盤となった第1作目に出てくる用語をピックアップしています。
ガンダムヲタクの一員になろう!
ガンダムシリーズは子供の時に見ていた視点と大人の時に見た視点とではかなり印象が変わることが魅力です。
大人になればなるほど面白く、深くなるストーリーは他アニメでも稀に見ない魅力です。
現代のロボットアニメの基盤を作ったアニメシリーズでもあるので、子供心と大人心両方をくすぐる絶妙かつ巧妙なストーリー設定となっています。
共感できる部分が大いにあるキャラクターの感情や葛藤は、自分の生き方や考えなどを考え直させられるような人間の深い部分が描かれていることも、長年ファンを掴んで離さないガンダムシリーズの魅力です。
さらに、ガンプラなどのおもちゃでアニメの世界観を現実でも味わえ、ファンに夢を与え続けてくれるのもガンダムシリーズの人気の理由でしょう!
是非この記事をご覧になったあなたも魅力を理解してガンダムヲタクの一員になってみませんか?